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「日本は男女格差が酷すぎる」そう主張する人たちは専業主婦をバカにしすぎだ - "世界120位"は本当に正しいのか
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Saito Azumi S株式会社mofmof エンジニア
この記事、論稿として少しひどいと思ったので思わず筆を取りました。 まず、世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数の項目が「恣意的」といいながら項目をまったく紹介していません。 そして、「類似の調査」のジェンダー不平等指数では日本は24位と言いながら、どこが類似してどこが類似していないのか、どうしてその結果の違いが出ているのか一言も紹介もしない。 ちなみにざっくり調べた限りでは、前者で順位が著しく低いのは、「政治」の項目が含まれているかいないかのようです。 ところが、そこから出生率の政策の話に話題が飛び、最終的に男女の所得の話に飛ぶ。 そして、男女の所得については「これを50代の正規雇用未婚男女だけに絞って抽出すると…」平等に近いと述べていますが、 なぜ「50代正規雇用未婚女性」わざわざ女性の中で特異な存在に話を絞って進めるのか。 最後に、「夫婦で所得を割ると平等」のような「家族単位」で所得を考えておられるのも、世界標準からはかなり偏ったお考えのように思いますが、その恣意性には言及しない。 社会調査から恣意性を排除するのは不可能ですし、すべての論稿は恣意性があります。 大切なのはそれぞれの調査や論稿がどのような恣意性に基づいていて、その結果自分はどんな持論を展開するかだと思います。 本記事はそれらに筋が通っていなく、言いたいことを雰囲気でいいちらしている雰囲気が否めません。。
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