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ついに判明した「不当に低い保育士給与」の実際
小野坂 優子スタヴァンゲル大学 教授
ハイクオリティーな保育は、女性の活躍という点でも、子供のポテンシャルを引き出し将来の国を支える優秀な人材を育成するという点でも必要であることは明白なのに、日本ではいまいち「公費を使って育成した優秀な人材(女性)を労働市場に投入することでリターンを得る」ことと「将来の人材への投資」という観点が抜け落ちているように感じます。保育士さんの待遇でケチってもっと大きなリターンを逃していませんか?
「主人」「旦那さん」に替わる言葉は必要?配偶者の呼称、みなさんはどうしていますか【2000人アンケート】
小野坂 優子スタヴァンゲル大学 教授
この悩みすごくわかります。ちなにみ、事実婚が確立されているノルウェーでは結婚している夫婦では「妻」「夫」、事実婚のカップルではsamboer(同居人?)という言葉を使うのですが、この言葉に適切な英語訳がなく、ノルウェー人も結構困っています。もうずっと一緒に住んでいて子供もいるのにボーイフレンドとかガールフレンドではいまいち意味が違いますし、かといって妻、夫という言葉を使うのもはばかられる。「パートナー」だと同性婚と紛らわしい。また、初めて会った方の配偶者や恋人の話をするときも、同性パートナーかもしれないので "he"を使うべきか "she"を使うべきか一瞬迷ったりします。難しいですね。
「私は女であることで損をしたことはない」と思っている女性たちへ
小野坂 優子スタヴァンゲル大学 教授
とても共感できます。「自分がそうだからといって他人もそうだとは限らない」のは当然といえば当然なのですが、ついつい忘れて自分の尺度を他人に押し付けてしまうことは誰にでもあります。そういうことが起こりうる、と意識の上にのせるだけでも違うと思いますし、そんな気持ちがインクルーシブで寛容な社会への第一歩では、と思います。
私自身は、女性だから損をした、というか、女性にありがちな特性に自分でも気づかないでいることで実は自分の足を引っ張っていた、という事例が多いように思います。例えば、昇進や給与の交渉など、周りの男性職員ほどアグレッシブになれていない自分は損をしているのだ、と気付くのに少し時間がかかった、など。

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