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「ミキモト」×「ギャルソン」コラボネックレス第2弾は安全ピンやスタッズ付き
中野 香織Kaori Nakano Co.,Ltd.
第一弾はパールの正統派の美しさを重視していましたが、第二弾では、ギャルソンの前衛性をより強く出してきたという印象です。
パールネックレスは、ジェンダーを問わず、ロックにパールを楽しみたいというミレニアルズの富裕層に人気。イメージとしてはハリー・スタイルズ。
男にパール、というのはルネサンス時代の西洋では普通だし、インドのマハラジャもつけてます。21世紀の時流を先導するジェンダーフリージュエリーにすることで顧客層も広げたいミキモトのマーケティング、なかなかスマートです。
ローソン、付録付き雑誌の雑誌だけデジタル化
中野 香織Kaori Nakano Co.,Ltd.
小学館の女性誌3誌が「どらえもん×グッチ」の付録をつけたキャンペーンでは、転売屋が暗躍したようで、発売当日に買えないという悲鳴を聞いた。
付録ナシの雑誌だけが送られてきて「これでは意味がない」という苦情がアマゾンレビューにいくつかついていた。この文脈においては、主役は付録であり、付録のために購入するのであって、雑誌本体はほとんど価値を見出されていない「おまけ」扱いだった。
必ずしもすべての付録付き雑誌がそうとは限らないのだが、情報過多の現代では、「すてきな付録の体裁をした商品」のおまけとしての本誌、という受け取られ方が確実に増えてきている。
という現状をありありと見れば、この売り方はとても正しいと思う。
おしゃれの先生は77歳(後編) モードと社会(第10回)
中野 香織Kaori Nakano Co.,Ltd.
20代男子が77歳に弟子入りする赤峰現象、後編です。理由をじっくり考えてみました。
その場だけ盛り上げる「会話術」みたいな薄っぺらい「コミュニケーション術」なんてほとほとうんざりしてるんですよ、若い人は。
若者に対する敬意を欠いたマーケティングしかり。「ぼくたちはばかじゃない。こんなのが若者に売れるだろうというマーケティングは、通じないよ」という言葉が痛烈でした。彼らと真剣に向き合ってない商品や雑誌がそっぽを向かれるのは当然。
本当の変化というのは、基本や本質を深く知る努力を通して新しい視点を得て、結果として自分(企業)自身が変わること。そこ、わかってないで表面だけダイバーシティってやってもぼろが出るばかりだろうと思います。
GAPは全店舗閉鎖も検討、コロナ後の英小売業界を襲う深刻な危機
中野 香織Kaori Nakano Co.,Ltd.
コロナにEU離脱が加わったことで壊滅的なダメージを受けています。
店舗がなくなってもECがあるからいいじゃないか、というわけではない。
店舗は実は、メンタルヘルスに重要な役割を果たしてきたのだと気づかせる一文にはっとさせられました。
「繁華街や都市や街の中心部は、コミュニティの結束を高める触媒の役割も果たしてきた。特に、メンタルヘルス面でのケアや人々の幸福感を支える場所という意味で、その役割は大きい」
この一文を呼んで、何十年も前ですが、ケンブリッジに住んでいたころを思い出しました。小さな町ですが、店舗が集中する「シティセンター」と呼ばれる場所に行くと、知り合いに会ったりなじみの顔とあいさつしたりウィンドウショッピングをしたりすることで、ずいぶんと心の癒しになっていたんですね。

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