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【1分理解】なぜ今、穀物価格が高騰しているのか
原島 健輔
これはインフレの影響が強いと思います。
日本ではインフレ?、何それ。。ぐらい縁遠いですが。
世界的にはまだまだインフレする国が多数あります。
穀物でも、今回値上がりが顕著なのがロシアと中国です。
他にも有力産地のブラジル・アルゼンチンも穀物インフレ傾向です。
なぜ、インフレ傾向になるかですが、勿論コロナの金融緩和もありますが、
世界での供給の伸びのペースが落ちてきたことが挙げられます。
この20年ほど、世界での耕地面積は大きく上昇し、更に種子の改良により単収も大幅増となりました。ただし、今後数十年でみたときには、過去20年のような上昇は難しいでしょう。なぜなら、簡単に増やせる耕地は既に増やしてしまったし、簡単な種子改良は既に終えてしまったからです。勿論まだ改善余地はありますが、今までほど簡単ではありません。
となると、供給の伸びが限定的な中で、需要は世界中で底堅い。それに金融緩和が重なり食糧インフレを起こしやすくなるというのが持論です。
穀物の先物価格高騰 食料品値上げなど影響が出る可能性
原島 健輔
世界の穀物生産は比較的順調で、大きな問題があるわけではありません。
しかし、価格は高騰。中国を中心とした需要が強いというのはありますが、
個人的にはコロナ金融緩和からのインフレ傾向が表れているかと。
特にロシア、中国。
ロシアは輸出税をかけて国内価格を抑える政策、
中国は輸入を増やし安価な農産物を確保して国民の不満を抑える政策。
をやり始めているので、政府は食糧インフレを懸念していることは
間違いなさそうです。
デフレに慣れ切った日本ではインフレなぞ想像が付かないですが、
穀物生産の中心でもロシア、ウクライナ、ブラジル、アルゼンチンなどは
まだまだインフレが残る国でしょうから。
この流れに乗り込んできている、ヘッジファンド、ロビンフード族なども
いることは確かですね。
NORMAL
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