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経団連、初の女性副会長 IT大手DeNAの南場氏
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
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男女格差、日本は世界80位に 経済的権利巡り低下、世銀調査
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
>日本は昨年と得点は変わらなかったが、順位は190カ国・地域のうち80位タイに低下した。他国が改善する一方で、根深い差別解消に向けた取り組みが進んでいないことが浮き彫りになった
最上位の、カナダ、デンマーク、フランス、スウェーデン辺りの国について、2020年7月頃の日経新聞の記事に
「日本と欧州主要国の女性役員比率」
というものがあり、2006年と2019年が比較されているのですが、
・デンマーク:12.1%→30.0%
・フランス:7.6%→45.3%
・スウェーデン:24.4%→37.5%
・日本:1.2%→5.2%
となっています。
これを見ると、この記事の通り「他国が改善する一方で、根深い差別解消に向けた取り組みが進んでいない」のが明確な訳ですが、一方でこれらの国は13年でクオーター制やコーポレートガバナンス・コードでここまで変われたのだから、日本も変われる可能性がある、という事でもあると思います。
今のモーメンタムを活かす事が出来れば、と期待しています(…し、これで変われなかったら…という思いもあります…)

【竹村詠美】コンサルの思考法と自ら学んだ現場主義
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
私もコンサルを目指した理由の1つは
「まだ特定の業界にコミット出来ない(様々な業界を見てみたい)」
という気持ちがありました。
今でも特定の業界にコミット出来る方々を尊敬しつつ、これだけ業界の垣根が無くなり、異業種コラボレーションが進んだ時代となっては、広く業界を知っている事の強みもあるのかな、とも思います。
>コンサルティング会社は業界には特化していませんが、思考方法や超短期間でモヤッとしているイシューに対して多少なりとも解像度を上げて解を提案していくことにたけています。
また上記のように、
「複雑な状況下だと、人間の思考は偏りや抜け漏れが出やすいので、課題を因数分解して解を出す」
という思考は、「課題解決型」のアプローチとしては、知っていて損はないと思います。
その一方で、これからの時代、課題解決のみならず、イノベーションや発想力が重要になるので、それだけではダメなんですけどね…
竹村さんがコンサルティングファームにいらっしゃった時代から、この数年でコンサルもだいぶ様変わりして、デザイナーがいたり、データサイエンティストがいたり…と多彩なバックグラウンドのメンバーとOne Teamとしてデリバリーするようになっています。
良い意味で論理だけではない世界になっていますし、任せる所は任せる、みたいなマネジメントが求められていて、少し事業会社の方々との距離は近付いているように感じます(事業会社の方々ほどの業界専門性は当然無いですが…)。
コンサルの中にいると、かなり変化も感じますし、ロジック以上に人間力的なものが求められる世界(君が言うならやってみようか、と言われるとか…)だと思っているのですが、なかなかそれが伝わらないのは、本当に私たちの力不足なんだろうな、と思う今日この頃です…
「オフィス通勤再開なら退職する」と29%の人が回答。その理由は?
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
というか、これは「リモートワークそのものを認めてくれるか否か」という一断面の話ではなく、
・従業員の声を反映してくれない
・明確な根拠がなく、前例に基づきNOと言う
という、企業文化なんだな、と思われてしまうから、ではないですか?
この記事中にある
*****
会社の方針や手順は、従業員の尊厳を守り、その立場に十分に配慮していますか?
方針や手順の策定に関して、従業員に発言権はありましたか?
方針や手順をもとにした判断は、透明性、客観性、一貫性がある方法で行われていますか?
会社側の判断によって影響を受ける従業員が、適切な判断を求めて、会社の方針に異を唱える仕組みが用意されていますか?
*****
という問いかけは、職場環境のみならず全ての、従業員が意見出来る事項に関わる判断基準だと思います。
東大生が選ぶ、就職注目企業ランキング【ベスト20・完全版】 - 社員クチコミからわかる「企業ランキング」
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
ちょうど昨日、NewsPicksさんとJ-WAVE「STEP ONE」さんのコラボ企画に出演させていただき、お話しした「東大生の就職先ランキング」について、最新の2021年版が出たようです。
★NewsPicks×J-WAVE「STEP ONE」の記事はこちら
https://newspicks.com/news/5628296/body/?ref=user_4068169
2020年から傾向は変わらず、相変わらず人気ランキングでは、上位20社中6社がコンサルティングファーム・シンクタンク、とのこと(PwCは5位にランキングされています)。
2020年の、就職「先」ランキングでも、20社中5社が同業界でしたが、2-3年はこの傾向が続くのかな、と思います。
新卒でコンサル・シンクタンク業界に入社された方々の就業観についてのクチコミは、私が昨日お話しさせていただいた内容と同じで:
・成長スピードが早い
・責任のある仕事を任せてもらえる
・挑戦できる
という点ですね、やはり。
個人的には、終身雇用を前提とした年功序列型の制度によって、どんなに能力が高くても、昇進にも昇給にも時間がかかり過ぎるし、加えて大企業ならではの担当出来る領域が狭いとか、ご自分の意思に関係ないジョブローテーションに対する疑問などが大きいように思います。
それを自分の成長したいスピード感と照らした場合、待っていられない、という現実があって、若い世代の皆さんは、旧来の制度には明確に「違う」と思っていると思います。
Newspicksさんの記事によると、「定年退職までずっと同じ企業に勤めると考えている東大生は全体の26.8%にとどまっている」とのことですので…
私が最近の若い皆さんを、すごいなーと思っているのは、「なぜ、早く成長したいのか」の部分で「社会課題解決」とか「SDGs」とか、社会に貢献したいから(おそらく、貧困や気候問題などは待ったなしの状態、という意識がおありなのかと)という方が多い点です。
実際にPwCに入社される新卒の皆さんも、社会課題解決に興味がある方はすごく多いです。個人的な感覚では60-70%くらいはそうかと思います。
次の時代を創る皆さんの意識がこうやって高いことは、本当に希望だなーと思いますし、変な形でバトンを渡さないようにしないとな、と思う今日この頃です。
【音声】東大生の就活で、なぜコンサルが人気なのか?
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
少し前の記事ですが、2020年の東大生の就職先ランキングで、PwCコンサルティングが第3位にランクインしました。
私は2015年から新卒研修の講師も担当しているので、実際の新卒の皆さんと関われる機会も多く、そんな中で感じた就業観、仕事観の変化について、お話しさせて頂きました!
2021年のダボス会議のシュワブ会長の「世界の社会経済システムを考え直さねばならない。第2次世界大戦後から続くシステムは環境破壊を引き起こし、持続性に乏しく、もはや時代遅れだ。人々の幸福を中心とした経済に考え直すべきだ」
というコメントにあるように、キーワードは
「社会課題解決・SDGs」
「幸福」
仕事に対する価値観が変わりつつあるのだと思います。
私たちの働く意味が「社会への良いインパクトを与えること」みたいなものに変わっていくのではないのか、それを個々人が改めて考えてみることが必要なのかなと思っています。
「私は何のために働いているんだろう?」「誰を幸せに出来るんだろう?」とか「私が幸せに働くって何だろう」とかですね。
それにしても、最後にサッシャさんが仰っていた「2021年のダボス会議のテーマである“The Great Reset”ってよく言ったもので、昔はみんなを食べさせるために狩りをしたり、仕事って他人を幸せにするために始めたものですもんね」というコメント、刺さりました!
その価値観へのGreat Reset、素敵な考え方ですね。
橋本聖子氏、組織委新会長就任へ 要請受諾、午後理事会で正式決定
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
すごく単純に、この東京五輪・パラ組織委員会の会長という職のjob descriptionが分からないので、どういうcapabilityの人がフィットするのか判断出来ない、という企業的な感想を持ってしまいます。
あと、この、他の要職から引っぺがさないと人材がいない事態というのは、ニューヨークにいる知人が書いた、バイデン政権における人材登用についての以下の記事を思い出しました。
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今回の人事を見て感じるのは、人材のパイプラインを時間をかけて築くことの重要性だ。このたび抜てきされた女性たち、マイノリティーたちは、ある日突然現れて、少数派という理由からお飾りで指名されたわけではない。今40~60代の彼らは、20~40年かけて実力をつけて、キャリアを磨いてきた結果が今につながっている。そして、どの人にも、目をかけて育て、励まし、鍛え、引き上げてくれたメンターや上司たちの存在があったはずだ。これだけ豊かで多様な人材を育てるためには、それにふさわしい時間と努力(本人の努力はもちろん、周囲も)が投資されてきたに違いない。
日本で女性幹部が少ないことが話題になると、「ふさわしい人材がいない」といった反応をよく聞く。でも、いつまでも、ただそう言い続けるのであれば、次世代のリーダーとなる女性が育つことはないだろう。
******
以前、PwCのイベントに小松製作所の坂根社長が登壇して下さった際に
「経営者は、自分の3代先までの後継者を育て、考えておくべきだ」
と仰っていたのを、とても印象深く覚えています。
今回の一連の騒動は、日本の社会の仕組み上の様々な課題について考えさせられます…

【グランプリ受賞】今、あらためて『シン・ニホン』を読み直す
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
結局、「人」の問題なのだと思っています。
日本がデータ、AIで米中に比して遅れているのも、本書の中で定義されている
>新しい技術が実用性を持ち、実装された「第二フェーズ」、新しく生まれた機械や産業が繋がりあって、より複雑な生態系が生まれた「第三フェーズ」
で、何とか勝ち筋を見出さないといけない事も理解した上で、結局それを進める人をどう育てるのか、そういう才能がある人達が活躍出来る社会をどう創っていく、もしくは、restructuringしていくのか、という事だと思っています。
ずっとコメントしていますが、先ずは初等教育からの見直しが必要で、詰め込み式ではない、自分の頭で考えられる教育に切り替えていくことが重要だと思っています。
まさに
>AIは本物の課題解決に対してはほとんど無力
な訳ですが、「本物の課題」を定義出来る人間がいなければ意味がないのです。
「解決すべき課題を定義する力」
これは極めて重要で、とても難しいものだと思います。
私がコンサルに成り立ての頃、上司から
「答えるべき問いを正しく設定出来た時点で、プロジェクトの8割は達成出来たようなもの」
と言われた程です。
この能力は、決して詰め込み式の学びで得られる能力ではありません。
次に変えなくてはいけないのは、日本の多様性や失敗を受け入れない文化です。
これまでと異なる発想や意見を、「前例がない」「悪目立ちするな」みたいな理由で潰すような文化では、イノベーションなんて起きる訳がありません。
DX、イノベーションなど色々なバズワードがありますが、結局は人であり、文化の問題なのだと、複数のクライアントをご支援させて頂く中で痛感しています。
「性別は関係ない。能力で選べばいい」という人たちへ
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
この、スプツニ子!さんの元記事
【「個性の時代。性別は関係ない」と言う前に見るべき現実】
は一人でも多くの人に読んでもらいたい…
一部抜粋します。
*****
「性別を気にしていること自体が既に遅れた発想だ」と主張する人は男女問わずいます。でも皆さん、実態を見てほしいんです。「たった2年前にこれまで多くの医大で女性の受験生が何年も減点されてきたことが発覚しましたよね」「女性の政治家はこれだけ少なく、女性の声がなかなか政策に反映されていませんよね」「保育園の数は少ないですよね」「女性が死に物狂いで抵抗しない限り強制性交だと認められませんよね」……、そうした女性が置かれている現実を無視して「今はもう、女性も男性も関係なく、ジェンダーレスの時代だ」と言い切ってしまうのは罪深いと思います。社会にはまだまだ多くの構造的差別が残っている。
「性別は関係ない」という発言をする人は、自分がむしろ時代の最先端をいっているような錯覚に陥っている感じがあると思うんですが、私はそういう人の発言に対して「惜しい」と感じます。性別など気にしなくて済むようになるのは誰にとっても理想ですが、現実を見れば、女性はまだまだ制度的差別の被害を受けています。その「現実」をしっかりと直視することが必要だと思っています。
*****
社内のD&I活動でも、NewspicksさんのD&I関連の記事へのコメントでも、自分の中では「わきまえた」コメントを心掛けていました。
冷静に、客観的なデータをもとに、ロジカルに。
でも、そんな努力をしてきても、ずっと変わらなかった。
これから、どんなコミュニケーションを取っていくことが得策なのか分からないですが、少しずつでも自分が出来ることを、これまでとは違うやり方でやっていきたいと思っています。
※日経xwomanアンバサダーとしての投稿です
PwCコンサル会長が明かす「急拡大」の内幕、顧客の信頼勝ち取った秘策
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
PwCコンサルティングは、この10年で大きな成長を実現してきました。
思い返すと、私が入社した2008年、当時のPwCアドバイザリーは300名ほどの会社だったのですが、翌2009年にベリングポイントを買収し、かなりの大所帯になりました。
そして今や3,000名規模のファームとなっています。
この会社の統合を経て、異なる文化のメンバーが共創することの大切さを身を持って理解している私たちだからこその強みがあると思っています。
鹿島のコメントにあるように、これまで個人商店と言われてきたコンサル文化から、「One Teamとしてそれぞれの強みを持ち寄ってクライアントの課題に向き合う」という文化は、ベリングポイント、PRTM、Booz & companyなど多様な文化のファームとの統合により、更にはデザイナーバックグラウンドのメンバーやデータサイエンティスト、脳科学者など様々な強みを持つ仲間と共にいられるからこそ実現出来る、PwCの強みであると思っています。
普段から、多様性の重要性についてコメントさせて頂いていますが、自分の足元がまさにそれで、多様性によりこれだけの成長を実現してきた(統合による売上拡大よりも、統合がひと段落してからの直近数年の売上成長の方がよい大きい)という事が、1つの証明だな、とこの記事を読んで気付きました。

【干場弓子】企画のつくり方「テーマが先か、人が先か?」
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
お話しさせている内容に共感しまくりなんですが、特に以下の
「課題を解決すること」
その為に
「WHAT、何を提供するのか」
「TO WHOM、誰のためにやるのか」
が重要である、という点は私も常に考えています。
>出版に限らず、すべてのビジネスは、課題に対する価値を提供するために存在すると私は思っています。
>大前提としてあるのは、売り出すのは自分ではなくWHAT、伝えたいテーマです。
>著者の自己満足にならないように「誰のために書くのか」のTO WHOMも絶対に欠かさないこと。
少し昔の言葉で言うと、プロダクトアウトなのかマーケットインなのか、に近いのですが、やもすれば「自社が売りたいもの」起点で考えてしまう所を、「この人(企業)は、何を求めているのだろうか?」を徹底的に考え、最適なサービスを提供する、という事が基本だと思っています。
この自社の利益から、如何に真剣にユーザーの利益に視点を転換出来るか、は重要なポイントで、過去「作れば売れる」「技術力が高い」という事業環境下で勝ってきた日本企業が、どうUXを徹底的に考え抜いている西海岸系の企業に伍していくのか、はもう何年も課題になっている点ですよね…(そしてみんな解っていても、なかなか変えられない)。
日本発のグローバルで利用されているサービスが殆どない、というのはそんな理由かと思います。
まさに
>最近は、自分を売り出すために本を出そうとする方が目につきますが、本末転倒だと感じます。
自分を売り出すのではなく、受け手が求めているからこそ、存在するというスタンスへの転換ですね。
ちなみにこのオノヨーコさんの言葉、本当に素敵…私もそんなチームを作れるようになりたいです。
>「ひとりで見る夢は、ただの夢だが、みんなで見る夢は現実だ」。
後任川淵氏、会長職一転受諾せず 透明性確保で選考委設置へ
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
この問題は、これまでのGender Diversityの問題にもはやとどまっていないので、一度しっかり構造的な問題についてクリアにしていくべきだと思います。
・女性蔑視の発言
・「わきまえる」など、上位役職者の意向に沿うことを強要するような発言
・会議で自由な意見を言わせない雰囲気を作る(「何をお前は言ってるんだ、と言わんばかりの威圧的な雰囲気で、その後、理事会で異論を言う人はいなくなったように思う」というコメントがニュースになっていました)
・密室で人事が決まる脆弱なガバナンス体制
女性蔑視発言以外、これは性差関係なく大きな問題ですし、きっと多くの企業の若手が感じている息苦しさではないでしょうか…
あと、もう1つ、、、もう既に男性も多く声を上げてくれていますが、男性から見ても、疑問に思う内容だと思うので、ここで声を上げないと、これまで私たち女性がされてきたように「ほら、だからおっさんは…」って言われかねない気すらします。性差関係ない問題のはずなのに。
(という想いを私たちはずっとしていきているんですが)

【干場弓子】イノベーションは、個人の中の多様性から生まれる
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
干場さん!私が一方的に「お会いしてみたい!」と思ってご連絡差し上げたのにも関わらず、お忙しい中快くお時間を取っていただいて、なんて素敵な方なんだろう、と感動しました。
その節は本当にありがとうございました。
>当時は女性が長く働ける選択肢が、医者や教師、公務員、マスコミくらいしかなかったし、また結婚して子どもを産んで働き続けるという選択肢は一般的ではありませんでした。
>男女雇用機会均等法が施行される1986年の前の時代には、男性限定の正社員採用もOK、性別で職種を分けるのもOK、結婚や妊娠を理由に退職勧告することもOK。今とはまるで風景が違います。
私の母親は現在70歳を超えていますが、まだ現役で働いており、母やその後の世代の干場さんたちの世代の女性の方々が頑張ってくださったからこそ、今私たちが(充分ではないにせよ)働きやすい社会になったのだと思うと、感謝しかありません。…し、私たちも次の世代のために社会を変えていかなければいけない、と強く思います。
>多様な個人が出会う前に、個人の中に多様性があることが出発点になる。
自分の興味って、シナプスみたいにどんどん繋がっていって、この興味の拡がりとオープンマインド(干場さんが快く見ず知らずの私に会って下さったように)でいることでの人の繋がり、というのがこれからの社会ですごく大切な気がしています。
私自身、今まで知的好奇心の幅はあったように思うのですが、そこからのオープンマインドが足りずにずっとくすぶっていたのですが、ある時から自分の持っている情報やネットワーク、自分が相手にgive出来るもの、等をオープンにした途端、世界やチャンスが広がりました。
「信頼ゲーム理論」じゃないですが、こちらが信頼を示せば相手も信頼を返してくれる、という感じです(実際相手の脳で快感ホルモンが生成されるらしい…)。
個人的に何の脈絡もなく、ただただ人脈やらフォロワー数やらを増やしたがる傾向は苦手なのですが、「自分の興味の核」がしっかりしていると出逢うべき人に出逢えるな、というのが体感です。。。
日本の社長平均年齢 初の60歳超え 後継不在は65%
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
PwCの「CEO承継調査」によると、2018年新任CEOの中央年齢は60歳と前回の調査より1歳下がりましたが、世界平均の53歳と比べて7 歳高く、他の地域に比べて最も高くなっています。
また多くの調査項目(他企業からの招聘、外国人のCEO就任、他企業での職務経験およびCEO経験、MBA保有率、新任女性CEO)で、日本は世界で最低値となっています。
年齢が高いからどうこういうつもりはありませんが、その他の項目も踏まえると、世界で最も多様性が低いCEOで構成されている日本企業、というのはどうなんでしょうね…
★何度もご紹介していますが、PwCで実施している「CEO承継調査」(世界の上場企業における時価総額の上位2,500社を対象に、CEOの承継について19年目となる年次調査)結果より抜粋
https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja/publications/2018_ceo-data-media-release-jp.pdf
IOC、森氏発言は完全に不適切 非難受け新見解、進退問題触れず
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
2月4日の時点ではIOCは
>「ジェンダーの平等はIOCの根本原則で、将来を見据えた五輪ムーブメントの長期計画、アジェンダ2020でも重要な柱に据えてきた」としたうえで、「森会長は発言について謝罪した。これでIOCはこの問題は終了と考えている」とした(朝日新聞)
とのことでしたが、改めて「完全に不適切だ」という声明を出したんですね。
でも、以下の原文を読むと、これは
・森会長は謝罪したし
・Tokyo 2020 Organising Committee (OCOG)も、この発言を不適切だと認めたし
・男女共同参画へのコミットメントを再確認した
・・・から、解決したよね?ということですか・・・?
★IOC STATEMENT ON GENDER EQUALITY IN THE OLYMPIC MOVEMENT
https://www.olympic.org/news/ioc-statement-on-gender-equality-in-the-olympic-movement
The recent comments of Tokyo 2020 President Mori were absolutely inappropriate and in contradiction to the IOC’s commitments and the reforms of its Olympic Agenda 2020. He apologised and later made a number of subsequent comments.
Besides Mr Mori’s apology, the Tokyo 2020 Organising Committee (OCOG) also considers his comment to be inappropriate and has reaffirmed its commitment to gender equality.
森会長だけじゃない…「会議は発言する場じゃない」と言われてきた現実
大塚 泰子PwCコンサルティング ディレクター
軍地さんのコメントにある問いかけ、
>このNPの中の方の中にもこのような思いをした女性たちが多いのではないでしょうか?
に対しては「はい、まさにこんな想いをしょっちゅうしています」です。
ポジションパワーを使う気は全くありませんが、会議の参加者の中で、私が一番上の役職であることも増えてきましたが、それでも年上の男性たちが私の発言を真剣に聞いていなかったり(男性同士で目配せして半笑していたり)、同じ発言をしても男性の発言には反応するのにスルーされたり…ということもあります。
結局、その会議の結論が私が提示した内容に帰結しても、その過程でとても不快な思いをすることが頻繁にあります。
会議には2つパターンがあると思っていて、「多様なアイデアを自由に出し合うブレスト的なもの」と「意思決定をするもの」です。(報告をするだけの、しゃんしゃん的な会議なんて不要)
特にブレスト的な会議については、忖度なんてしていたら、その存在意義を成さないです。多様性は当然性別だけではなく、年代、国籍などもそうで、多様な視点で意見を出し合うものですが、どうしても女性や若年層、外国人の意見は重視されにくい傾向にあると思います。日本でイノベーションが起こりにくい、失われた30年と言われている一つの大きな要因だと思っています。
また会議は重要な意思決定をする場であり、その際には参加者が各人の意見を出し合い、コミットメントをする必要があると思っています。故にそのコミットメントをしない人はその場にいなくて良いと思うのですが、何の発言もしない方達が形式的に座っていたりして、不思議に思うこともしばしばあります。
何となく「責任分散(私が一人で決めたんじゃないよね?みんないいって言ったよね?)」のための会議になっているようで、いや、責任の所在を明確にするための会議です、と思ってしまいます。そこを曖昧にして何か問題が起きた時に、同じ属性コミュニティの方々で庇いあって、責任の所在をうやむやにする、許し合う、みたいな、しかもその判断基準が「人的な繋がり」偏重でなされていることに強い違和感を覚えます。
>これを今まで諦めムードで看過してきた自分自身への反省を込めて、声をあげなくては。。
私もまさにそう思っています。これから何をすべきか、何が出来るのか、この数日真剣に考えています。
#dontbesilent

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