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高価な服さえ着ればお洒落と考える人の勘違い
小野田 史ブランディングスタイリスト®︎ |ファッションパートナー株式会社 代表取締役
弊社が運営する服装やコーディネートの課題解決を行なっているパーソナルサービス【スタイリスト®︎】では、顧客の方々に、対面でのサービス提供の際に「試着」をお願いしています。
「試着」は「壁打ち」と同じです。
試着の数を重ねれば重ねるほど、この服が自分に最適か否か、定量的にわかります。無駄買い、ハズレ買いが多い方というのは、基本的に試着回数が圧倒的に少ないといえます。
「自分を知る」や「自分を把握」というよく聞くワードも、すべては「試着」回数を重ねることから少しずつ理解できます。
プロである私たちは、こういった試着の作業を「フィッティング」と呼んでいます。
「おしゃれ」や「ファッション」とは、アートと同じです。
だから服に詳しくない人、服が苦手な人、服にこだわりがない人にとっては、しごく厄介なのです。
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小野田 史ブランディングスタイリスト®︎ |ファッションパートナー株式会社 代表取締役
紙のカタログについて。
ファッションやアパレル界隈は今も紙にこだわる体質が大変根強いです。これは必ずですが、「紙じゃないと」「紙ならではの」といった情緒的発言がミーティングで飛び出します。
古典主義の良さ。
確かにそれも理解ができますが、紙じゃなきゃいけない理由がそれでは。
某上場セレクトショップが、紙のカタログに執拗にこだわっていますが、紙のカタログによる広告効果はゼロだと聞きました。つまり経済的な利益につながっていないということです。
そのセレクトショップにとって紙のカタログは、おそらく写真集や作品集、まさにクリエイティブの一環なんでしょう。
誰のための、誰に向けた紙のカタログ制作なのか、未だに謎です。制作側の欲の発散、エゴでないことを期待します。
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小野田 史ブランディングスタイリスト®︎ |ファッションパートナー株式会社 代表取締役
ユニクロか、それ以外か。
現在のアパレル市場を2局化すると、そのぐらい極端なセグメントになります。
市場では、バブルの頃から引き継がれた高級海外ブランドで着飾らなくてはいけないという脅迫観念にも似た文化は衰退し、装う程度の実用的な組み合わせでもう十分となりました。
優良顧客の顔をみて、もっと新しい服、もっと高い服、もっといい服を提供し続けるだけでは、既存事業の持続にしかつながりません。
ストラスブルゴが、例えば既存事業である輸入小売を継続しながら、優良顧客にこれまで販売た自社の服の買取サービスを行い、2次流通の事業を開発していくなど、ビジネスモデルを修正するような新規事業の取り組みが必要だったんだと思います。
スタイリストという仕事では、ストラスブルゴさんにはいつも大変お世話になっています。ぜひこの後も応援させていただきます。
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小野田 史ブランディングスタイリスト®︎ |ファッションパートナー株式会社 代表取締役
私が以前TVCMやウェブサイトなどのコーディネートなどGUのスタイリングディレクションを担当させていただいていた頃からは、GUは非常に大きくブランド戦略が変化しました。
消費者が、スーパーでの買い物の際に、特に野菜などの生鮮食品の価格の差を他店と比較します。そんな消費者心理にもフィットする、更なる低価格戦略。
「他の競合よりもトレンド衣料を1円でも安く商品を提供する」という、アパレルとしても新しい差別化戦略でもあると思います。
特にトレンド衣料は生鮮食品と同じ、生モノです。
ファストな提供スピードと鮮度が大事だと思います。
NORMAL
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