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令和の日本は「バブルの豊かさ」を取り戻せない株価最高値を更新しても | 英紙が1989年との違いを徹底検証
クーリエ・ジャポン
黒瀬 浩一りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト チーフエコノミスト
これは相当な自虐ネタですね。当時の実質経済成長率が高かったのは不動産バブルのおかげです。借金して不動産を買い、その値上がりを原資に多くの人が「バブル消費」に酔いしれました。しかし、不動産価格が正常化して下落したら、負の遺産の処理に10年以上を費やしました。記事の見出しには、こうあります。「世界で爆買い、長者番付は常連…バブルにあって令和にない「野心と高揚感」」。これはちょっと酷い。世界で爆買いした日本人は、世界中で白眼視されました。英国のメディアは相当に日本人の爆買い批判的した。今になって礼賛するのは、いくら何でも度が過ぎます。長者番付の常連はバブル紳士で、多くは後にバブル崩壊で破綻、更には逮捕されています。野心と高揚感について、その中心はバブルへの投機の参加でした。まともな産業に投資しなかったから、バブル崩壊後に産業が発展しなかったのです。日本経済は地政学な優位性を活かして再生の機運が生まれています。企業経営は、「コストカット型」から「成長志向型」げと転換し始めています。この2つの変化を体現するのが株価だと理解して良いと思います。
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