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ファストファッションの王者ZARAなどが中国で低迷 デジタル化の波に乗り遅れ
36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
松下 久美ファッションビジネスジャーナリスト
ZARAを擁するINDITEX(インディテックス)社がECに乗り出したのは2010年代に入ってからで、かなり後発だったといえます。 週2回、新商品が店舗に納品される一方で、売れ行きや世の中のトレンドに合わせて、追加商品や新規企画商品が2~3週間という短いリードタイムで生産可能なビジネスモデル有しており、まさに「ファストファッションの雄」と言えます。ただし、中国では、トレンド商品を同じかそれ以上のスピードで生産することが可能ですし、差別化することは難しかったようですね。 ちなみに、オンラインで販売する商品は、社内のいくつもあるスタジオで次々と撮影をしたり、特集を組んだりするのですが、ユニクロのように品番数が絞り込まれているブランドに比べて、多品種型のインディテックス社では、オンライン向けのコンテンツ作りだけでも相当な労力がかかります。 いかに軽々とスピーディに魅力的なコンテンツを作れるかが勝負を分けます。作り込むより、ライブ配信をしたり、人気のSNSプラットフォームに合った表現方法をするなど、コンテンツの作り方も変わらなければなりませんね。また、KOL(インフルエンサー)の起用方法なども含めて、現地(ローカル)の裁量や意思決定が強くなる必要がありそうですね。
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テクノロジーが支える「サステナブル・ファッション」最前線
NewsPicks編集部
松下 久美ファッションビジネスジャーナリスト
極論すれば、サステナブル(持続可能)でなければ人類も企業も生きていけない時代が来ています。とくに未来を憂う若者の意識は、大人が想像する以上に高まっています。 衣服の60%はポリエステル(石油由来)でできています。主力素材であるコットン(農業)は、水も農薬も多く使います。レザーやファー、ダウンなど動物愛護も関係しますし、物流・ロジスティクスも関係します。加工には水や化学薬品をたくさん使いますし、今回テーマになっている廃棄(生産途中で出るものと、着用後のもの、余剰在庫など)も大きな問題になっています。ファッション業界のサプライチェーンはとても複雑なんです。でも、だからこそ、できること、やらなければならないことがたくさんあります。 まずは、エシカルに調達・生産することや、製品寿命を延ばすために、品質を高めること、修理(リペア)やリサイクル、アップサイクル、リセール(再販、二次流通)を行うこと。 そのうえで、廃棄物となったものは素材に戻し、素材そのまま再利用するマテリアルリサイクルを行うか、分子レベルにして解重合・再重合してケミカルリサイクルをするか。 もはやゴミはなく、すべては資源ととらえることが重要です。まずは服もアクセサリーも捨てずに回収ルートに載せましょう。再利用しやすいデザインやモノづくりをしましょう。再生素材やバイオマテリアルなどによる代替素材は技術の進化でたくさん出てきているので、その情報や知識を共有しましょう。 「その服を作ること、売ること、買うこと、着ることで、社会や環境は良くなりますか?」 という視点でモノづくりや販売、買い物をしてもらいたいと切に願っています。
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