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SNSで医師への誹謗中傷が多発する理由ー誹謗中傷は社会を蝕む麻薬である(原田隆之) - エキスパート
Yahoo!ニュース
加藤 僚一無職(人生再設計第一世代)
ソーシャルメディアと誹謗中傷の関係は倫理感覚の変化に対する社会ルールのネゴシエーションの真っ只中であるという事に尽きると思います。 ソーシャルメディアによってそれ以前にあった我々の周囲のプライベートな空間はほぼパブリックな空間に変化しました。ごくごく私的な耳打ちのような会話でさえソーシャルメディアがその情報をパブリックな空間に暴露できる構造がそうさせています。たとえ家族や友人といったプライベートな人間関係であっても、当人がソーシャルメディアを利用しているか否かによってその会話空間がプライベートなのかパブリックなのかが規定されます。 ですから、賢明な人はソーシャルメディア離脱を計るわけです。自分がソーシャルメディアから離脱すれば、少なくとも自分の周りではプライベートの濃度が他の人の倍になるからです。それは自分に対する会話での心的ハードルを下げ、人間関係を良好にし、そうした自分のライフスタイルを見た周囲の人々はどんどんソーシャルメディア離脱を計るインセンティブが働きます。そうやって自分の周囲のプライベート空間を拡張できるようになります。 ソーシャルメディア離脱の手法はアカウントを消す事ではありません。アカウントを保持しつつ、メディア特性に応じた必要最低限の情報を発信し、かつ常時発信するメディアを限定すれば、ある程度の離脱効果を得られます。
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