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【1分理解】今日決定か?入管法の改正が「話題」になる理由
関 崇宏(有)アクト農場 取締役
入管庁のHPでは、現状に対する苦悩が綴られていますが、この記事の内容とは若干のズレを感じます。
http://www.moj.go.jp/isa/laws/bill/05_00007.html
技能実習生などが様々な理由でビザ上、宙に浮いた状態になる事は、おそらく今後も無くなることはないかもしれませんが、そんな彼らの扱いを公器の内部のオペレーションの理由で締め付ける事はもちろんあってはならないと思います。これは、日本の受け入れ企業や団体に恵まれなかったケースや、今のミャンマーの様に故郷の家族の身に危険があっても、帰りたくても帰れない事情など、多くのケースを考慮しなければならないからです。
しかし、そんな入管庁のオペレーションが旧態依然とした煩雑さでは、問題解決にはならない。
今回の改正の意図が、これまでの悪い部分の改善なのか、そうではないのか、この記事では到底読めませんね。
どうすれば国内で必要な食料を国内で供給できるようになる?
関 崇宏(有)アクト農場 取締役
どうもピントがズレてる気がしてならない。
入口と出口が見えやすいが為にそこばかり注視してしまっているのではないか。
消費スタイルは個人の自由とトレンドが産み出している事になるが、そこへ供給するサプライヤーの意図は別にある。
サプライヤーは各自のシーズン目標の下でメーカーやグロワーに発注するわけだから、分の悪い伝言ゲームになりがちなのが現状。
とは言え、中間流通をすっ飛ばし過ぎるのもコストアップになるし、物理的にも現実的ではない。
グロワーの圃場廃棄は今の時期(11月)は毎年大量に出るし、真夏は各地で不足する品目が相次ぐ。この過剰と不足の軸になっているのは食のサプライヤーの規模感によるところが大きい。
そもそも国内自給率に縛られ過ぎて退屈なメニュー構成になってしまったら食料消費そのものが落ち込みかねないので、いっそのことほっといて欲しいとすら思うのだがいかがだろう?
[社説]農産物の高騰対策が必要だ
関 崇宏(有)アクト農場 取締役
直近3年の内、2年前まではやられっぱなしだったが、昨年はある程度の対策ができた。完全な対策では無いので、被害を幾分抑えることができたという言い方の方がいいか。
しかし、それに伴う設備投資は破壊的。そこへ来てコロナによる売上げ爆減。。。
天候対策、生産性向上、感染症対策、、、、金のかかる対応が多すぎて、現状の補助事業だけでは賄えそうになく、いつになったら利益が出るやらと嘆く日々です。
7月長雨の中、無謀に近い増産が好走してお客様を支える事ができましたが、その後の暑さでお盆明けには失速。
人力と手持ちの資材をやりくりしても改善には程遠く、人件費がかさむばかり。既存設備のアップグレードが目下の課題ですが、数千万〜億の投資を今のタイミングでは到底できません。
何が言いたいかと言うと、野菜を高くしなければならないと言う事。高騰時に政府が介入したりして店頭売価を支えてしまえば、平和ボケした買い物客は状況を掴めずに買い続け、支えがなければ高いと文句を言う。価格はコミュニケーションでもある。
我々農業者が暴利を貪るなら、今の20倍の価格で取引する必要があるが、そんな事できるはずもなく。青果物流通の慣習の中では10円の値上げも悪とみなされる現状を脱するには、政府が相場を監視するのではなく、自由競争のインフラなどを整備することに注力すべきだと考えます。
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