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新事業応募に4週間で1000件超。“ベンチャーな大企業”は何が違うのか
原嶋 亮介コモンズ投信株式会社 アナリスト
おお、お世話になった古巣に珍しくスポットライトが当たっている(スポンサー記事とは言え)ので、少し嬉しくなりました。
この会社の顧客起点というのは、記事中にさらっと書いてある「『こんなものがほしかった』を生み出す」という言葉に象徴されますが、その意味するところは、
お客様から「こんなものが欲しい」「これを作って欲しい」と言われて、それを持っていくというだけでは普通の仕事。目指すべきは、お客様自身ですら気付いていない、あるいは言語化できていないようなニーズに気づき、先回りして提案することだ。
と先輩に教えられて、「ほほぅ」と感心したことを思い出します。
今は外から見る立場ですが、それでも面白い会社だなと思うところは多々ありますし、コロナ禍のように大きな社会変化があると必ず新たなニーズが生まれますので、まさにNittoの持ち味が活きる局面であるはずです。
社員の皆様の今後の益々の活躍を期待しています!
【提言】中学受験=成功神話から目覚めよ
原嶋 亮介コモンズ投信株式会社 アナリスト
私は中学受験をしましたが、特に親にやれと言われたわけではないので、始めたのも5年生からでしたし、単純に、毎週テストがあって、順位がつき、その結果で教室の席順まで決まる、というのを半ば面白がってやっていたので、あまり負担に思うようなことはありませんでした。
しかし、自分の子供にやらせるかと聞かれると、それは本人次第であり、無理してまでとは全く思いません。それは、中学受験とその先の中高一貫校の環境には向き不向きがあることを自分の実体験としてわかっているからです。
いまの小学生の親の世代だと、実際に自分で中学受験をしたことのある方の比率はそこまで高くないはずで、そうした方々が妄想を膨らませすぎてはいないか、というのは私も常々感じるところです。

【高原豪久】人間の能力に差はない。誰でも成功できる
原嶋 亮介コモンズ投信株式会社 アナリスト
ユニ・チャームにおいてOODA-Loopがうまく回っているなと思うのは、海外における現地開発品がかなり出てくるようになったことからも明らかです。
例えば、中国のベビー用おむつ市場においては、通気性を高めた「極上の通気」や、金箔やパールエキスを配合した最上級品を発売(どちらも日本では未販売。現地生産品ですが日本品よりも価格が高い)し、ブランド価値を高めています。
グローバルに事業を展開する日本企業でも、それぞれの国(特にアジア)の消費者ニーズに向き合った商品開発が、それぞれの国の現地マーケッターによってできている企業はひと握りに過ぎないと思っていますので、ここは非常に大きな同社の強みであると感じています。

【高原豪久】ユニ・チャーム海外展開で売上高3倍、時価総額11倍
原嶋 亮介コモンズ投信株式会社 アナリスト
ユニ・チャームの統合レポートの特集で、高原社長が弊社会長と対談した際に同席させていただきましたが、改めて素晴らしい経営者だな、と感じました。それが多くの方に伝わるような特集になることを期待します。
(一応、ご紹介→http://www.unicharm.co.jp/ir/report/talk/index.html)
今回の内容でいうと、凡事徹底できる人が少ない、というのはまさにその通りだなと思っていて、例えば信越化学にしてもそうですが、何かユニークなことをやっているとは思いません。ただ、「徹底」という言葉の重さが他社とは全く違うと感じます。
記事中にある、コミットメントの定義などはまさにそれを示しており、ここまでの覚悟を持って経営している企業がどれだけあるか。為替が円高だから、米中貿易摩擦があるから、コロナの影響が…と言い出したら言い訳ばかりになってしまいますので。
そういう意味では、社長に就任される際のエピソードが非常に印象深いですね。

【解説】ESGに背を向ける企業は、危ない
原嶋 亮介コモンズ投信株式会社 アナリスト
すごく単純化してしまうと、ESGは「手段」であり、あくまでも「目的」はSDGsであったり、名和先生流に言うとCSVということになると考えています。
適切な例えかわかりませんが、プロ野球選手を例にとると、ESGというのは、どれだけ走り込むか、投げ込むか、バットを振るか、という指標だと思っていて、もちろんそうした姿勢は評価されるべきではあるけれども、それだけで評価する(=ESG投資のこと)というのは本質的ではなく、プロであればあくまでも成績という「結果」(ここはまさに「論語と算盤」の両面でどのような価値を生み出しているか、という見方がふさわしいかと思っています)で評価するべきではないかというのが私の考えです。
練習姿勢に問題のある選手(=「ESGに背を向ける企業」となりましょうか)は、長く結果を残し続けることができない(=サステイナブルではない)と考えると、当然と言えば当然の内容かと思います。

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