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野田 広大
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キヤノンが黒色プラスチック片も同時計測できる選別法開発、装置として2024年販売
MONOist
野田 広大
従来よりある近赤外線識別機(主にTOMRA社が世界的に有名)とラマン分光法の技術を組み合わせた選別機が登場するということですね。 従来より黒色やグレー、更に深堀するとタイヤなどに使用される一般的な黒色の組成であるカーボンブラックなどが光を吸収する特性があったため、近赤外線識別機での分別は不可能とされてました。 そのため、上記のような色味や組成が含まれている場合でも検知可能な中赤外線による選別機の開発は進められてきたものの、その開発の大きな障壁となっていたのが、中赤外線を利用する際に生じる莫大な消費電力や、樹脂の焼き付け(高温な光を放射するため)が問題であったため、最終的には黒色を検知し選別するには素材側からのアプローチが必要であり、既に欧州や一部アジア地域では、近赤外線に反応する黒色系の新組成が採用され流通されています。 今回このような類の光を利用したプラスチックの選別機はPanasonicを始め、キャノンの登場など、マテリアルリサイクルにおいて最重要な工程となる技術へ注力する企業が増えてきたのは非常に良いことだと思います。 今現在コンビニエンスストアにて使用される食品包装容器を始めとし、サステナのため脱色の傾向が非常に強くなっている中、物価上昇に伴う更なる激しい価格競争により、プラスチック業界の縮小が大きく危ぶまれている中、今一度プラスチックに対する市場の概念を大きく変えうるトリガーとなればと思います。
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