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「マスコミやめる」宣言の衝撃。静岡新聞が格闘する変革への道
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
静岡新聞さんの「マスコミやめる」はクラブハウスで西田二郎さんから聞いて始めて知ったんですが。
こういう背景があったんですね。
これはこれでドキュメンタリー映画が作れそうな、記事になってて面白いです。
転職を考えていた中堅社員に対して、ちゃんとその問題意識を元にしたエネルギーを使える場所を提示できるかどうかというのは、メディア企業だけでなく、日本の歴史ある企業の多くに問われているポイントですよね。
そういう意味で、この記事に出てくる出島理論は、イノベーションのジレンマの解消のためのテクニックとしても、結構基本になる考え方な気はします。
こういうチャレンジに刺激を受けて、参考にしてくれる企業が増えてくれると良いですよね。
記事の後半が本紙に誘導されているので、気になって仕方がないのですが、記事の前半だけでも結構刺激になるポイントが多かったのでシェアしておきます。
「世界で最も倫理的な企業」135社を発表。日本から選ばれたのは、あの2社だった
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
ほえー、なるほど。
世界で最も倫理的な企業ですか。
倫理的であることをどう評価しているのかも気になるところではありますが、倫理的であること自体が企業の評価の1つとなっていて、その評価されている企業群の株価が大型株の指数を上回っているというのも興味深いところ。
日本から花王とソニーが選ばれているというのも、納得感はありますね。
そういえば環境指数が出てきたときも同じように、環境を配慮している企業の株価が一般的な企業の株価よりも良いというレポートを見た記憶がありますが。
倫理的に振る舞っている企業だから株価指数が良い傾向にあるのか、業績が良い企業だから倫理的に振る舞う余裕があるのかというニワトリと卵論も若干気になるところではありますが。
パンテーンが令和の髪を自由にしようキャンペーンでV字回復したみたいに、消費者が倫理的にまともな行動をする企業を選択する傾向が強まってきているんだとしたら、この世界も捨てたもんじゃないという気がしてきますね。
まぁ、一昔前のPCデポ騒動みたいに、非倫理的な行為を続けている企業は、どこかで本質的に炎上して株価も激下がりしそうな印象もあるので、倫理的であることは株価と連動するのは事実なのかもしれません。
こういう指標の存在が、日本企業における特定の部署の仕事になると、対応が進みそうな気もしますが。
はてさてどうなることか・・・
コロナ禍、リアルの場の使い方 テーマパーク、演劇公演で輝く
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
今月の日経MJのコラムは、サンリオピューロランドのビバラバをテーマに書いてみました。
ビバラバについては、Yahooニュース個人にも詳細の記事を書きましたが、やはりコロナの影響を直撃している業種におけるチャレンジという意味でも、未来に向けての新しい可能性という意味でも、非常に勇気をいただく取り組みでした。
私自身も、去年はコロナの影響でなんとなくもんもんとしたまま、何もできずにあっという間に1年が立ってしまった気がしているので。
ピューロランドさんや劇団ノーミーツさんの取り組みにヒントをもらいながら、今年は新しいことに挑戦したいと思います。
鬼滅の刃「遊郭編」の炎上報道で考える、軽くなるメディアの「炎上」記事が生むリスク
ウェブ広告を「半減」 出前館はテレビCMでなぜ成功したのか
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
これは面白い。
日本の広告費でウェブ広告だけがコロナ禍にもかかわらず伸びたことが話題になっていますが.
出前館はウェブ広告予算を半減して、話題になるテレビCMを作ることで、キャンペーンの効果がアップすることに成功した模様。
スマートニュースさんの成功を見事にトレースしている感じの事例ですね。
コンバージョンを意識すると、ついついコンバージョンが手に取るように見えるウェブ広告に予算をシフトしがちですが。
認知が低かったり、広告自体で行動に結びつけることができる場合は、やっぱりテレビCMの効果って凄いですねぇ。
「認知がないからWebの広告費を払い続けて追いかけ続けなければいけない。まるで罰金のようだった」というくだりが非常に印象的です。
実際問題、日本の場合B2B向けのスタートアップもいまや軒並みテレビCM売ってますからねぇ。
認知挙げるだけでなく信用を上げる効果もあるのが、ウェブ広告にはないテレビCMの強みかなと改めて思ったりします。
時代は在宅勤務から「どこでも勤務」へ
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
なるほどなぁ。
スポティファイは、「どこでも勤務(ワーク・フロム・エニウェア=WFA)」制度を導入したんだそうですが、外資系企業は昨年からリモート勤務を継続してるところが多い印象ですし、こういう判断をする企業が増える可能性は高そうですね。
実際問題zoomや、Slackのようなデジタルツールを組み合わせると、仕事をする場所のハンデはどんどん無くなってきてる気はします。
ただ、一方で昭和のサラリーマンとしては、同じ空間にいないことによる阿吽の呼吸的な仕事の仕方が難しくなることへの違和感はどうしても消えないのは正直なところ。
zoomだけだとどうしても、チームメンバーの普段の様子は見えてこないですし、なんか用件だけのミーティングになってしまって雑談がしにくい感じもあったり。
まぁ、noteでもフレキシブル出社を導入した一方で、雑談をするための仕組みづくりをしてたりするので、そういうものが同じ職場で仕事をする感覚の代わりを担うようになるんですかねぇ。
ついつい、早く元の三密の時代に戻って欲しいなと考えてしまう自分がいるのですが、こういう記事を見てると、仕事の仕方自体が根本的に変わる可能性も踏まえる必要があるのかな、改めて悩む今日この頃です。
「I’m safe on Mars.」火星への着陸を成功させた、NASAの火星探査機「パーサヴィアランス」が届けた最初の画像
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
これは最近だと数少ないポジティブなニュースですよね。
正直、子どもの頃には自分が歳とった頃には人類が火星に降り立っていると思い込んでいたから、それに比べると時間がかかってはいるんですけど。
やっぱり、こうやって一歩一歩宇宙への道が拡がっているという話は気持ちが上がります。
特に個人的には、パーサヴィアランスの公式ツイッターアカウントが、「I’m safe on Mars.」とパイロットのように人格を持ってツイートしているのが、めちゃ好印象。
公式アカウントに200万以上のフォロワーがいるのも凄いですけど、関連のツイートをリツイートしたり、質問に対して丁寧に回答しているのも興味深いです。
パラパラとみただけですけど、スペイン語の質問にちゃんとスペイン語で回答したりしてるんですよね。
パーサヴィアランスというロボットのキャラクターだから、ある意味自然に見えるのが面白いです。
ひょっとして日本語で質問したら日本語で回答してくれたりしてくれるのかな・・・やってみようかな・・・
HKT48の演劇への挑戦に学ぶ、コロナ後の「会いに行けるアイドル」の新しい可能性
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
アイドルの演劇って、どうなんだろうと少し斜めに思ってたのは正直なとこなんですが。
HKT48のオンライン演劇を実際に見てみたら、そう思っていたのが恥ずかしくなるぐらい、これからの新しいアイドルの形の可能性を感じてしまったので、Yahooに記事を寄稿してみました。
おそらくコロナ禍の直撃で、HKT48のメンバーもファンもとても寂しい思いをされていたと思いますが、その辛い期間のエネルギーが公演に良い形で出ているんだろうなぁと、しみじみ思ってしまったりもします。
ちなみに個人的には、スポンサーやグッズ販売の組み合わせに、オンライン演劇ならではの可能性がありそうだなと感じたりもします。
オンライン演劇に興味なかった方にも是非見てもらいたいです。
まるでRPG?コロナ禍で拡がるビジネス展のオンライン化
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
これは興味深い。
展示会って、コロナ禍の三密回避で実施が難しいものの代表の1つだと思うんですが、オンライン展示会の模索もいろいろされているんですね。
年始に開催されたCESがオンライン開催のわりに案外マッチングの工夫はそんなにされていない印象があったので、てっきりそういう所が多いのかなと思い込んでましたが。
この記事を見る限り日本のオンライン展示会は、いろいろと模索をしているところが多いようです。
特にこのアニメ・ゲームサミットの取り組みは面白いですね。
最初は記者の方と同じように間違いなく戸惑うし、私自身もそっと離脱してしまいそうですが。
仕事で参加している人ならがんばるはずだし、慣れたら結構便利そう。
クラブハウスも人だかりの可視化をしているところが1つのポイントだと思っていますが、そのアプローチはこのRPG的な画面とかも含めていろいろあっても良いのかなと思ったりもします。
まぁ、リアル重視の人間としてはコロナ禍が終わって元の社会に戻ってくれるのが理想ではあるんですが。
短期的にはそう簡単に終わらなそうなので、こういうオンライン上で新しい出会いを生んでくれる模索は応援したいです。
批判や炎上、企業活用に収益化、これからクラブハウスで必ず起こるだろう5つのこと(徳力基彦)
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
この3週間のクラブハウス1次ブームの総括として、現状と今後発生するだろう出来事について記事を書いてみました。
個人的にはクラブハウスにドップリつかっている3週間でしたが、メリット・デメリットもハッキリしてきた感じもあるので、今後は徐々に使い分けが明確になっていくような気もします。
特に、競合の類似サービスの登場や買収の展開によって、クラブハウスがTikTokのようになるのかUstreamのようになるのかInstagramのようになるのかが変わってくると思うので予測自体は非常に難しいですね。
とはいえ、私自身は、まだしばらくクラブハウス住人として楽しませていただきたいと思っていますので、是非クラブハウスの中でもよろしくお願いします。
「コロナ禍のウォルマートはすごかった」 米リテール業界が称賛
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
なるほどなぁ。
やっぱりウォルマートのコロナ禍への対応って本当に凄かったんですね。
なんか散発的にそういう記事は読んだし、そういう話もセミナーとかで聞いたんですが、なんかいまいち自分の頭の中でウォルマートを「スーパーマーケット」と脳内変換してしまっている面があって。
あんまりウォルマートが凄いと言われてもピンと来ない自分がいたんですが。
でも、記事を読むと本当に凄いですね。
なんか日本においてはコロナ禍になっても、スーパーはどちらかというと勝ち組で、飲食店やアパレル店舗から人が消えた一方で、生活必需品を購入する場所としてかえって人手が増えた印象すらあり。
どちらかというとデジタルトランスフォーメーション的なことは一部スーパーしか進んでない印象があったんですが。
ウォルマート自体は、自分達の存在意義を根本から考え直して、強烈にデジタルトランスフォーメーションを進めているのが良く分かります。
この辺の違いが、日米におけるコロナ禍の深刻度が影響しているのか、ウォルマートの組織構造とか文化のおかげなのかも気になるところです。
代替肉スタートアップ「ネクストミーツ」アメリカ進出。「SPAC上場」で新興市場へ
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
おー、これは知らなかった。
日本にも代替肉のスタートアップあるんですね。
どうしてもアメリカの肉って、日本人が好きな肉とは違うタイプの肉のイメージがあるので、こうやって日本の代替肉が出てくるのは楽しみです。
すでにこのネクストミーツって焼肉ライクに大豆肉のフェイクミートを提供してるみたいです。
私自身は肉食なので、あまり今のフェイクミートをしょっちゅう食べたいとは正直思わないんですが。
Netflixのゲームチェンジャーを見た後だと、長い目で見ると肉をこうやって代替肉で食べられる選択肢が提供されるのは、めっちゃ大事な気がするので、日本の肉を代替肉で再現しようとしているスタートアップは全力で応援したいです。
でも、なんだかんだいって日本では代替肉を認識している人がアメリカに比べると全然少ないと思うので、本場のアメリカ進出するのは大事ですよね。
焼き肉や牛丼チェーンの米国店舗にまず採用されるかどうかが、重要な分岐点になる気がします。
音声版ツイッターといわれる「Clubhouse」の、何がそこまで革新的なのか
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
昨日から、すっかりClubhouseの魅力にとりつかれてしまったので、勢いでYahooニュースに記事を寄稿してみました。
個人的な予想としては、Snapchatの仕組みをインスタのストーリーズが取り入れたみたいに、大手が模倣していく流れになりそうな気がしてますが。
少なくとも、コロナ禍でイベントがなくなってしまって、なんとなしの雑談とか情報交換が激減してしまった私にとっては、まさに救いの神的なサービスです。
仕事中にもゆるゆると流しておくことで、なんとなくシェアオフィスで他の人の雑談を小耳に挟みながら仕事をしている感覚を味わえます。
これならリモートワークも寂しくないかも。
明日1月28日(木)の12時半にもランチタイムの実験を入れてみたので、既にアカウント持ってる方は是非おしゃべりしましょう。
ジャニーズ「辞める人」続出が示す時代の変化
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
なるほどなぁ。
いよいよジャニーズのようなアイドルも普通のビジネスマンと同様に、転職の自由が認められる時代になるんですかねぇ。
まぁ、といっても、日本で転職するのがある程度普通と言えるようになったのって、この20年ぐらいの変化ですよね。
そういう意味では、アイドル業界の変化が一番遅い方だったと思うのがシンプルな気はします。
日本の大企業においても、転職が普通ではなかった頃は、転職した人が裏切り者的に捉えられることが少なくなかったと聞きますから、ある意味アイドルの退所というのがしばらくそういう扱いだったのは同じと言えるかもしれません。
特に、退所した人と同じ番組にはジャニーズのアイドルが出ないというのが、都市伝説なのか本当なのかも良く分かりませんし、強制なのか忖度なのか良く分かりませんが。
実際に、他の業界でも似たようなことは、業界独自のルールとか空気感でありがちだった気はします。
そういう時代は、会社を辞めること自体が、ある意味仲が悪くなったということと=だったんだと思います。
それが、ここに来てジャニーズのアイドルにも様々な選択肢や退所の仕方が増えてきたのは良いことだと思います。
特に記事の最後で紹介されている株式会社TOKIOと中居さんの「のんびりなかい」の設立は、大きいですよね。
株式会社TOKIOはある意味、普通の企業における子会社設立。
親会社では取り扱えないこととか、新しい事業に取り組むのであれば、子会社を増やして別の軸やスピード感を増やして活動する手は間違いなくあると思います。
現在のジャニーズでやりたいことを続けにくいけど、会社を辞めたいとは思ってない人にとっては、子会社設立は重要になるはず。
さらにもう一つの重要なのが「のんびりなかい」
会社は辞めたかもしれないけど、そのままポジションは変わらずにこれまでの仲間とも仕事を続けるという人は、今の普通の企業でもとても増えていますし、これは実は元の会社にとっても実は言い効果もあるはず。
最近は元スマップの三人もテレビに出はじめましたし、ジャニーズの特殊さも徐々に変わりつつあるのかもしれません。
騒音で発電しよう。世界に挑んだ日本人学生たち
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
なるほどなー、これは面白い。
この騒音で発音するというハミングバードのチームの発想も面白いんですが、個人的にさらに面白いなと思ったのが、レッドブルがこの次世代イノベーター育成プログラムを開催しているところ。
スタートアップ系のイベントとかって、TechCrunchみたいなメディアが企画するか、ベンチャーキャピタルが企画して、出資先を探すイベントみたいなイメージが強くなってる気がしたんですが。
こうやってレッドブルが企画すると、レッドブルのメディア力や資金でこうやって露出も確保されて、レッドブルが考えるイノベーターの軸で表彰されるから、いわゆる収益性を重視されがちなスタートアップのプレゼンイベントとはまた違うところが選出される雰囲気がありますね。
レッドブルってエクストリームスポーツとか、アーティストとかいろんなレッドブルっぽい人たちをサポートしているイメージはあったんですけど。
こうやってイノベーターの支援もはじめてたんですね、知らなかった。
昔、レッドブルの人が、うちの会社の創業者はメディアのブランドを作りたい人なんですというような趣旨の話をされていた記憶があるんですが。
実はブランドの表現をするのであれば、「翼を授ける」という「言葉」をテレビCMで繰り返すだけではなく、こうやって実際に「翼を授ける」企画自体を実施したり、そのブランドを体現している人を支援するという「行動」で示すというやり方が、今後ますます大事になってくる気がします。
ルンバ風プログラミングロボット「Root」が日本上陸、全国の小学校を対象に1000台を無償提供へ
徳力 基彦note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
これは面白い。
ロボット掃除機のメーカーが教育向けのプログラミングロボット事業をやるの?と思う人は少なくないかもしれませんが、アイロボットジャパンって掃除機メーカーではなく、ロボットメーカーなんですよね。
もともとは軍事ロボット作ってた技術力がベースになってる会社だそうですし。
当然ある程度の収益性は考えて始めた事業だとは思いますが、こういう事業をやっていること自体がアイロボットやルンバのイメージにプラスになるのは間違いない気もします。
実際、今回も1000台を全国の小学校を対象に配布するということみたいですし。
こういう活動を通じて、ルンバやアイロボットに親近感を持ってくれる子どもが増えたり、プログラミングを学んで将来エンジニアを志す子どもが増えて、最終的に入社してくれると激アツですよね。
自分達の事業を広く捉えた際に、単なる掃除機メーカーや家電メーカーではなく、ロボット産業の未来をリードする企業と自分達を定義しているんだろうなぁという感じが伝わってくるような気がします。
いやー、しかしこれ欲しいなぁ。

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