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なぜ日本企業のIT化は破滅的状況か?「足を引っ張るのは経営トップ」と断言できる理由
ビジネス+IT
工藤 直樹
社内の情報システム部門として15年以上働いてきて、全部トップが悪いというつもりはないが、トップがIT音痴だと全然IT化が進まないのは事実だと感じる。 現場の人間として言わせて貰うと、見栄や対外的なアピールとしてITに理解のある経営者というイメージを欲しがる人は多けど、ほとんどが知識が伴ってないし、中にはITアレルギーの経理者もいる。 そのため、他社の事例やにわか知識の思い付きで現場に指示して、ITを推進している雰囲気を出そうとするけど、実際にそれにかかる予算を出すとやっぱりやめたという経営者が多い。 これがいかに現場を疲弊させて優秀なIT人材の流出を招くか経営陣はあまり気づいてない。 経営者にITの勉強をしろというつもりはない。 私も今から営業や経理など全く未経験の領域を任されたらやる気を失うかも知れない。 だから、経営者が現実的に出来ることは自分が信頼できるIT人材を雇い、すぐに辞めないようにある程度の給料を出して、その人を信頼して任せることじゃないかな。 営業やマーケティングなどある程度経験がある領域は権限委譲する経営者は多いけど、ITなど未経験の領域は不安なのか、逐一確認したりコントロールしたがる人が多いけど、これは逆効果だから本当にやめた方が良いとは思う。
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