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【真相】なぜソニーは「EVビジネス」に参入したのか?
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
モノ作り企業として、自動車産業への敬意を込めた言葉がたくさんみられますね。その上で、参入するなら、やはりモノ作り企業としての知見を生かして、といった姿勢も感じられます。
参入領域をEVメインにするとしても、作り方を知っていて、実際に作れることの意義は大きい。実際、車を作らない立場である部品・システムメーカーも、Tier1になれば自動車メーカーと一緒に車作りの初期段階に関わるわけなので。また、サービス部分を厚くしていく上でも、新興企業がユーザー向けサービスに注力していくのに対して、自動車メーカー、ないし業界をサポートする位置づけのサービスを出していく、といったことができそうです。
>そうですね、うちはモノをつくるのが好きなんで。「うん、つくれるかな」みたいな、わりと軽い気持ちで始めました。
>可能性を感じてはいても、産業が変わる中で具体的にどの部分を我々が担えるのかは、わかりませんでした。
>たくさんの発見を得られることが、自前でやってみることの最大の価値なんですよね。僕が確信を持って「自動車のつくり方が変わる」と言えるのも、自分たちでやってみたからです。
>ITの技術、考え方の良い面を持ち寄って投入することで、これまでとは違うアプローチでつくれるんじゃないかと実感しています。
>車が電動化していく流れの中においては、ソニーの知見がいかせる。
ビックカメラ 中間決算 減収も“巣ごもり需要”で増益
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
コロナ影響が出始めたのは2020年8月期から。今期と2019年8月期第2四半期との対比では、売上高△4.7%、営業利益△19%となります。巣ごもりで一部商材は需要が伸びているものの、店頭販売など大きいところの減少を吸収しきれるほどではないという状況。
売上高/営業利益/営業利益率(百万円、%)
2019年8月期第2四半期 441,897 / 12,659 / △5.2
2020年8月期第2四半期 436,588 / 7,665 / △39.4
2021年8月期第2四半期 421,211 / 10,252 / 33.8
https://www.biccamera.co.jp/ir/news/pdf2021/20210412.pdf
https://www.biccamera.co.jp/ir/library/pdf2020/20200409.pdf

【トヨタCTO】戦国時代を前に「王者」が今、語ること
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
EVが普及しない要因としてよく言われていたスタンド問題。これが地域によっては、もはやEVの方が便利という状況もありうるということですね。人間は便利を感じてしまうと、それ以前には戻れないもの。
>ガソリンスタンドが激減して、隣の県に行かないと給油できない。
ことEVでは出遅れたと評されがちですが、実用に耐えうる商品としては最高品質のものを最速で出す、という強い意思も感じられました。
>実際にSUVのムーブメントが起きた時に、全力で開発した。
品質と価格はモノ作りにおいてバランスが難しいところ。安かろう悪かろうと割り切るのではなく、それがなぜなのか冷静に分析することが重要との視点です。現状は新興EVメーカーとトヨタでは生産規模の違いがありすぎますが、今の間にこれらの分析をしっかりやりきることで、いずれ内燃機関を大きく脱する時代が来ても戦う力を得られるはずですね。
>「どうしてこの性能がこの値段で実現できるのか」という分析の中に、我々がまだたどり着いていないものがあるのかもしれない。
グラフィックスが“初代プレステ”レベルと話題のJTB製バーチャル空間 サービスの意図を聞く
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
コンテンツやプラットフォームとして優れているかどうかと、グラフィックの精巧さは、一定は連動しますが、すべてではない。任天堂とソニーを振り返っても感じ取れる部分です。ポジティブに受け取るならば、中身のおもしろさに注力しますということでしょうか。ブラッシュアップする意向はあるようなので進捗に期待です。
個人的に思うのは、JTBが狙いたいライト層、マジョリティほど、許容できるグラフィックのレベルが高いのではないかということ。メディアがきれいなものをたくさん提供してくれますからね。逆に、日々ゲームに触れる層は、正直見るに堪えないようなコンテンツもたくさん知っていますから、こういった部分をかえっておもしろがることもできます。

【ゲーム×出会い】Tinder超えを狙うヤバいスタートアップ
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
ゲームに限ったことではないと思うのですが、家族やパートナー、友達との間で、どのくらいのテンションで趣味・好きなコトに向き合うのかを理解し合えていることは重要です。必ずしも同じ対象を好きである必要はない。ただ、その対象に向ける思いは仲間内で共有できた方がうれしい。
同じゲーマーとはいっても、そのとき流行ってるゲームを時間潰しであれこれ触るだけの人と、モンハン0分針とかやってる人が、熱量が同じなわけがないんですよね。十中八九、会話が成立しなくなります。そして、コア層ほど自分と同じ熱量を持った相手と出会うことは難しくなる。このようなマッチングサービスは、そういった人々にとってはありがたいものだと思います。
ただ、ぱっと見の印象だと、すでにそうではない人々がたくさん混ざってきているようなので、うまくいくのかなぁ。
京急とサンオータス、横須賀市内で電動キックボードシェアリングを開始 | TRAICY
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
下記を見て安心しました。
「乗車には運転免許証(原付1種)が必要となる。」
今後はこのようなマイクロモビリティの普及が進むと思いますが、それに伴って交通ルールの教育・習得機会も増え、安全への意識が高まっていってほしいと思っています。
自身がロードバイクに乗り始めたこともあり、特に軽車両に近い乗り物について、道路交通法の守られていなさを実感する機会が増えました。近年は自動車免許を取得しない人が増えており、特に都市部では顕著です。つまり、教習所で教わるようなひと通りの交通ルールをほぼまったく学んでいない人が増えているということ。
これは歩行者にもいえることです。路上の安全対策は、乗り手も歩行者も同じ知識を持っていないと十分に機能しません。
米GMが電動ピックアップ市場に参入-「シルバラード」EV生産へ
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
GMは、2020~2025年にかけてEV30種の追加や米国における製品ラインナップの4割をEV化することなどを、過去に発表しています。Ultiumベースの車種をどれくらい拡張できるかは、同社にとっても検証ポイントなのではないでしょうか。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2012/02/news061.html
ピックアップという車種が電動化に向いているのか、LCAベースでの環境性能としてどうかなど、論点はたくさんありますが、バイデン政権下では分かりやすい形で環境対策を進めていくことも一定求められそうです。
「鬼滅」以上の可能性? 「呪術廻戦」が不況のファッション業界を救うかもしれないワケ
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
グッズ化の観点で鬼滅を考えると、下記はポイントだったかなと思います。
・主人公群が子ども→子ども向け商品を出しやすい
・衣装の模様が特徴的→服以外のアイテムを出しやすい
それに対して呪術廻戦は、登場人物が高校生以上。制服は個人の自由でアレンジできる、といった設定もあるので、○○モチーフという商品を出しやすい気はするものの、一般向けのグッズ展開は鬼滅より工夫が必要そうですね。
グッズといえば、アパレル展開の初期はプリントTシャツが量産されがちですが、プリントTシャツって結構難しいアイテムだと思うんです。無難すぎて大したアピールにならないので、コア層ほどあまり欲しがらない。ささやかゆえにブームが去っても着られるというメリットはありますが、じゃあそのくらいの温度感になったときにライト層が着続けるかというのもまた疑問。
自動運転レベル4、無免許でOK ルール守るのは車 有識者検討会
Nakagawa Nozomiユーザベース SPEEDAアナリスト
自動運転の導入による都市交通の最適化や、過疎地域での公共交通機関維持などの課題に対しては、システム主体・運転者不在で運用できることは重要です。一方、安全技術の観点で「ルールは柔軟に」という部分がまさに高い壁であり、これまで人が担ってきた部分。ここが明言できる状況となれば、いよいよでしょうか。
記事後半、運転免許証は不要とする一方で、「運行主体の適格性を事前に審査」や「問題が生じた場合はその運行主体を排除できるような行政処分の枠組み」なども議論されています。不要となるのはあくまで「従来の」運転免許証であり、自動運転の浸透に伴って資格・権利まわりが再定義されるということなのでしょう。

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