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【必見】AI時代のリーダーが持つべき4つのスキルセット
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
"過去の成功体験を過信してはいけない。なぜなら、その前提条件が現在とは異なるからだ"
とあります。
確かにその通りですが、その前提条件の違いに気づく事、見極める目を持つことはなかなか難しく、その成功体験の本質を理解するための分析や、前提条件の違いを確認している間に、大切な経営判断のタイミングを逃してしまう。
そのビジネスへの投資金額が上がるほどそれらを確認するプロセスに時間と人をかけてしまうのが日本の経営スタイルでした。
会議をしてもついつい「次回までに。。」とか、「結果をまとめて、、」と先延ばしにしがち。
その一方でこの記事の中に出てくる4つのスキルにも出てくる「決める力」は、中身と共にスピードが問われる。
大きな案件の金額×責任が、決めることへのブレーキをかけてしまう。これを乗り越えるために日本人が使うのが緊張感や精神力、そのプレッシャーをかわすための根回しや、複雑な言い回しが得意になる人が多いが、このアプローチではスピードへと繋がりにくい。
それに比べて欧米人が行うのは、金額×責任=チャンスとして楽しむ力、のように捉えているように見える。先が見えない今の時代の中で、どうせ誰が決めてもわからない中で、この決断がうまく行ったら面白くない?みたいな感覚があり、最後は神様が助けてくれるよ、と都合のいい時に神様まで持ち出してくる。
それらを見ていると、決断の中身を磨くのはもちろん重要で、それと同時に、その決断を楽しむ力も同時に養う必要があるのではないか、と思う。
【疑問解明】世界的なカーブランドはなぜNTTデータと共創したがるのか
平凡な広告営業だった私が、世界一の広告会社CEOになるまで
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
人には誰だって「スーパーパワー」がある。
CEOの立場の人がその言葉を信じ、そう発信してくれるのはとても素敵な事だと思います。
多くの人が携わるプロジェクトの中で、役割があり、知識、スキルの差が当然存在していて、それでも一丸となり、予想以上の成果を出していくためには、「スーパーパワー」の力が必要だと思う。
そらが、個々のプロジェクト参加者の力を最大化し、さらにはその融合した新しい力を生み出していく。そのための最初の一歩は、自分も含め全ての人が潜在的な力を秘めている、と信じる事で、それを信じ続けるエネルギーと謙虚さが、彼女のリーダーとしての魅力ではないかな、と思いました。
【超図解】無敵の猛攻。AIで稼ぎまくる「マイクロソフト」の大革命
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
現在とこれからのマイクロソフトのスゴさ、がわかる記事でした。
ナデラCEOの大改革として書かれている内容は、①技術的な先見性と、②社内で対立する組織の話です。
①先見性については、ただそれを見極めるだけでなく、それを実行する力の素晴らしさがあると思いますし、②対立する組織間については、その調和・融合のために行われたCXOの毎週の徹底討議が挙げられていますが、
これらは日本企業でも、若しくは世界中の他社でも概念的には同じような問題があり、その解決手法もある意味似通ったところがあります。
ただ、それを成し遂げるためには、どうしても必要となるのが、CEOの優しさだけではない厳しさと、洞察力とカリスマ性ではないかと思います。
それらをどう身につけ、個性と融合させるか、が大企業を動かす大きな鍵ではないかな、と感じました。
ハコベルに学ぶ、大企業とのシナジーの生み出し方
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
本来あるべき姿とは思いますが、現状の問題を解決するにはどうしても一つ高い視点での総合的な(今までの枠組みを越えた)成果の最大化を考えるしかないと思います。
CEOの狭間さんが言われるように「企業間の垣根を越える共創、共生が必要」は間違いないと思うのですが、これを超えるのは内外共に相当な抵抗勢力との戦いが生じてしまう。
その時に合理的な理論だけでは進めないのが今の日本企業の弱点ではないかと思う。
仲間で頑張ろう、という気合いと根性は世界一ではないか、と思うが、それが今までの常識からの垣根を越えるとなると、理屈ではなく精神力を持って猛反発する。
それをじっくり変えていくノウハウこそ、日本のDXの真髄ではないかと思う。
そういう意味ではこの記事の最も重要な部分は、もちろんセイノーとの提携や、上層部の理解もあるが、一年に1000件という支店訪問とそのフィードバックを丁寧に行った努力の結晶なのではないか、という気がしました。
ニデック社長に64歳岸田氏-創業者・永守氏「今後はサポーターに」
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
永守さんはつねづね、「夢を持つことが非常に重要」といろんな場所で話されていました。そして、その夢を実現する力こそ重要なんだ、というストーリーで多くの人を動かしてきたように思います。
そのような将来に向けてどても実現できないような「夢」を持つ人が今の日本の現状かもしれない、というのが永守さんの嘆きだったようにも思います。
手塚治虫のような、とんでもない世界を考え、それを実現させる今を作る。
その両輪を持つ人は確かに難しいですが、そういう人こそが一つの会社というようりも、日本や世界を驚かせるすばらしい人物であり、そういうポテンシャルのある国つくりをすべきだな、と思います。
今回の岸田さんがそのきっかけとなってくれるとよいのですが。
ネタニヤフ氏、ハマスの休戦案を拒否 米国務長官「なお交渉余地」
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
平和な日本からすれば、何をそんなに戦う必要があるのか、という言葉が口をついて出てしまいそうですが、
生死を目前にしながら戦っている状況では、この発言もその通りかもしれないと思います。
今まで休戦や衝突を避けてきたからこそ、こんな事になってしまったんだ、今回こそ反抗の目を根絶して完全勝利を!という考え方なのかもしれません。
ただ、本当にそれで次世代や次の世代にまでの完全勝利を得る事が出来るのでしょうか。歴史の中で様々な王朝が戦略し、反抗するものを一族含めて粛正してきました。が、歴史の中で彼らは必ず息を吹き返し、形勢が逆でする、その繰り返しを我々は歩んで来たように思います。
ローマ帝国の繁栄を築いたカエサルが、残虐な争いの中でも抵抗しなくなった敵を受け入れたように、カエサルの寛容さ、を実は世界が望んでいるのではないか、と思ったりします。
ティームー 、広告費が1000%増に:集中的マーケティングの圧倒的規模「このような戦略は見たことがない」
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
TEMUの戦略は圧倒的な広告宣伝の量で、市場の中の位置を確保し、その後の利益獲得に繋げようというもの。
考え方としては特別ではないかもしれないけれど、これだけの量となれば一般の広告費割合や、初期投資額とは規模とは大きく異なってくる。
しかもTEMUのSNS上の商品はこの安価さだけでなく、製品の魅力としても買いたいものになっていると思います。
もちろん買った後の本当の製品価値やアフターサービスが顧客満足に繋がる、というのはセオリーだけれども、見方を変えれば、我々顧客を満足させる製品品質を確保する事は特にファストファッションやそれに類する製品ではそれほどコストがかからないものになってしまっているのではないかと思います。
つまり、製品品質やデザイン、機能性での差を出す事が難しく、だとすれば市場での知名度を上げる広告宣伝費のみが優遇される、という傾向になってきているのかもしれません。
一方で安くて(ある程度)良い品質のものを市場投入するのは、大量生産の恩恵を受けたいつかきた道の部分もあり、この先のサステナビリティとの関係がどうなっていくのかも楽しみなところです。
【議論】生成AIでデザインしたドレスが「大炎上」している
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
AIのデザインしたドレスという括りの中で、人はどうしてもAIを擬人化して、机の上でデザインをしているようにイメージしてしまっているのではないかと思います。
AIの行なっている事はあくまでそのブランドが持つ膨大な過去の作品の整理と、それと今の新たなデザインを違和感なく繋げるという作業です。
この中にデザイナーの個性やインスピレーションを盛り込む事で、より人間が作り出した良さは出るかもしれません。
ただし、その個性もインスピレーションも、個人の持つ歴史や生み出してきたメッセージから作られていくものだと思います。
そうすると個人の体験してきた歴史とその中に感じた輝きの集合体こそが個性となり、アートとなり世の中に創出されていくのかもしれません。
AIはその中のあくまで一つの役割を担っているだけで、そういう意味ではどれだけ人生の一瞬、一瞬の感性、行動の積み重ねを大切にするかどうかこそが人の生きている意味であり、AIとの違いになるのだはないかな、と思いました。
トヨタら大企業で不正相次ぐ、「社員の“満足度”高いほど不祥事が起こる」驚きの調査結果とは
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
満足度が高いが、期待していない会社が不祥事を起こすというのは、とても合理的な理由のように思えます。
そして、その奥にあるのはその会社の中の組織がどれだけ外部社会と切り離されているか、という事にも依存しているように思います。
つまり会社の中で作り上げた村社会でのルールであり、その底に流れる文化風土が個人の特色を消しながら組織としての完成度を高めていこうとする、それが余計な事は聞かない、反対するものは粛正されると言った無言の圧力を生み出し、その中で生きて行くことに順応すれば過ごしやすいが、そこから外に出ようとしたり、外の文化を取り入れようとしたりすると大きな抵抗勢力に向き合わなくてはならない。
それが期待しなければ満足という現状を作り出し、その個別の社会の中でのルールで正しい事を実現しようとする現実が、不祥事を生む。という事なのかもしれません。
それは日本の政治家や官僚、大企業にねっとりとこびりついた、過去からの村社会で作り上げられたルールなのかもしれない、と思います。
【熱弁】不正続発の渦中で、豊田章男が語ったこと
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
トヨタグループはその根幹として、豊田佐吉の残した豊田綱領を大切にしているはずですが、その第一項に、
(1) 上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を拳ぐべし
とあります。
この一文だけでも非常に深く大きな意味があると思いますが、最初に掲げられている、上下一致(上司も部下も一体となって)至誠業務に服す(誠実に業務を遂行する)とその心構えを解いています。
本当に素晴らしい創業者の凄さは、こう言った何のために事業を、仕事を、しているのか。その時にどういう気持ちを大切にしなければいけないのか、を今でも明確に通じる形で示している事だと思います。
そして産業報国の実を挙ぐべし(自分のためではなく、国の皆のために産業としての成果を挙げる)とあり、そもそも誰のために、何を目的、目標に仕事をするのかに対しての深い示唆があります。
これはトヨタグループだけでなく、私たち全てが見習うべき事で、調子が良く好況に湧く時も、苦しくてどん底にある時も、決して見失ってはいけないものだと思います。
豊田章男さんの言葉、ひいては度重なる不正の問題は、仕事を行うすべての人が、自分なりに考えていくべき問題かな、と思いました。
【Notion】僕らは、GPTを究極の「お仕事AI」に変身させる
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
多くの人がこなしているデスクワークが、インプットを集めて、何かしらの加工を行い、アウトプットを出す、という事であるとていぎするなら、Notionはある意味、デスクワークそのもののプラットフォームといえるべき役割を担っていると思います。
だとすると、その機能を使いこなす上でAIはとても相性の良いものであり、その使いこなしのケーススタディを多くの実運用者に任せるのはとても効率的な事だと思います。
同時にサンフランシスコの街をAIが救い、活気を呼び寄せている、とこの記事には書かれていますが、AIには使う人の気持ちを喜ばせ、夢を抱かせるポテンシャルを秘めている、というのも、明るい将来を予測させる素敵な要素かな、と思います。
グループの相次ぐ不正 「現場の変化に経営層がついていけていない」トヨタの佐藤社長
岸川 稔CTFコンサルティング 代表
佐藤社長の、現状の分析の速さと、その中身(経営層と現場との乖離)についてのコメントを出す真摯さは素晴らしいと思います。
一方で、豊田章男社長が、2019年トヨタイムズで、組合協議を公開された頃に言われていた、経営と組合や現場の見えているものの違いがあまりにも大きく、それを改善していきたい、と言われていたのがとても印象にのに残っています。
見えない指示や圧力を勝手に感じ取って従ってしまう忖度の文化の強い日本では、品質不正問題が繰り返され、その都度同じような意識の乖離問題が原因として挙げられます。
そういう意味では終わらない課題だとは思いますが、その中で変えられる事が出来るとすれば、不正に対して厳しい眼差しを向けられる、尊敬される人をきちんと評価し、昇進させる、という事ではないかと思います。
NORMAL
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