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【白熱対談】教育界の異能激白。今必要なのは「自立できる子」だ
NewsPicks編集部
遠藤 孔仁サービスデザイナー/中小企業診断士
自戒を込めて、今は子どもに対して親の介入が多いですね。秋に、予備校にも保護者会があると聞いて、ひっくり返りそうになりました。そこまで、親が関与するようになったのですね。 娘の小学校をみていると、先生が想定したストーリーに沿う行動をする子がよい子で、色んな疑問や意見を言う子を枠にはめようとする様子を見かけることがあります。先生にも余裕が無くなってきているのかなと思うと同時に、子供の主体性と当事者意識を育むことは難しいなと実感します。ただ、すべてを学校に押し付けるというのでなく、親子の関係から考えていく必要がありますね。 神戸大学から、親子の在り方について、Web調査による1万人のデータを用いて、日本人の親に多い子育てのタイプと子育ての成果との関係を分析したディスカッションペーパーがリリースされています。 https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2017_01_23_01/ その調査の中で、「無関心(関心)」、「信頼」、「規範」、「自立」、「時間共有の経験」、「叱られた経験」という6つの因子から、子育てのタイプを以下の6つに分類しています。 子育てのタイプ  1)支援型:高自立、中自立、高信頼、高関心、高共有時間  2)厳格型:低自立、中・高信頼、厳しい・やや厳しい、中・高関心、高規範  3)迎合型:高信頼、中信頼、全く厳しくない、高共有時間、中共有時間  4)放任型:低関心、全く厳しくない、低共有時間、低規範  5)虐待型:低関心、低自立、低信頼、厳しい この5つの子育てのタイプのうち、支援型が、男女とも、所得・幸福感・学歴形成という項目のすべてについて、最も高い達成度を示しました。 そして、厳格型は所得・学歴形成の項目は高い達成度を示しているが、幸福感が低く、ストレスを感じている結果となったのです。
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