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国産生成AI基盤モデル開発を政府が支援 「GENIAC」開始
楢崎 雄太BRAINIAC LLC 代表
国産生成AIを政府が後押しする新しいプロジェクトがリリースされ、第一期採択企業・研究テーマも公開されています。経産省主導でのコミュニティ形成やマッチングなども始まるようですので、引き続きウォッチしていければと思います。
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採択テーマ一覧
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/post5g/240202kaisyagaiyou.pdf
GENIAC
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/geniac/index.html
アップル、EU向けiOSとアップストアを全面見直し-規制に対応
楢崎 雄太BRAINIAC LLC 代表
ついにApple税にメスが。今回の対応はEU圏内のみのようですが、ストア手数料が段階的に10%に引き下がるというのは日本でもぜひ広がってほしいです。AppStore非経由でのアプリDLが可能になると、セキュリティリスクはあるものの法人向けアプリのdistributionなどはよりやりやすくなる気がします。
ただ新しい手数料体系を加味すると結局開発者の損得はどうなるのかは気になるところ。
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その一方で新たな手数料も導入される。アップルのアプリ内課金システムを利用するアプリには3%の決済手数料が課される。アップストアないしサードパーティーのマーケットプレイス経由で1年間に100万回超インストールされたソフトウエアにはインストール1回につき0.50ユーロ(約80円)の手数料を課す。
【独占】国産SaaSベンチャー、上場せず「ファンド傘下」選ぶ理由
楢崎 雄太BRAINIAC LLC 代表
上場だけが正解じゃない、というタイトルにはありますが、実態としては上場以外に選択肢がない、と言う方が正しい気がします。ちらほらと聞くようにはなったとは思いますが、M&Aも出口戦略のメインに据えられるようなものではないですし、日本ではスタートアップのセカンダリーマーケットはほぼ存在していないので事実上上場を目指す他にオプションがないように思います。
そういった意味でセカンダリー(新株ではなく発行済み株式)の受け皿が増えることは歓迎すべきことだと思いますし、セカンダリーマーケットが盛り上がればリスク投資もより活発になると思うので、資金力のあるPEの参画に引き続き期待したいです。
ただしいろんなプレイヤーが数年前から同じことをやろうとして頓挫している(ように感じるだけかも)のもまた事実なので、なかなかセカンダリーがうまくいかない理由もあるんでしょうね・・・
生成AI指針、罰則盛らず 政府、開発・利用を促進
楢崎 雄太BRAINIAC LLC 代表
罰則規定に踏み込むのは発展途上かつスピーディな現状を鑑みるとなかなか難しいと思います。下記リンクに記載がある通り、アメリカ・イギリスともに罰則までは踏み込んでいません。
EUでは規制違反の場合「4,000万ユーロ(約60億円)か年間売上の7%のいずれかの高いほう」というかなり厳しい罰則を適用する方向でしたが、直近の報道ではフランス・ドイツなどの加盟国の反対にあって暗礁に乗り上げている模様ですね。
AIに関する国際的なルールメイキングと生成AIのインパクト
(1) 欧米における議論の動向
https://www.jipdec.or.jp/library/report/20230925.html
どうなるEUのAI規制、年内合意に暗雲 フランスなどが反対の理由
https://www.asahi.com/articles/ASRCQ6J0NRCPUHBI04L.html
「人の心を読み取る」AIは、何をもたらすか? 心理学的視点から解説
楢崎 雄太BRAINIAC LLC 代表
なんかだいぶ飛躍している記事な気がしますが、脳波計を定期的に利用可能な環境作りの難易度を考えると、現実的には医療分野での社会実装から始まるのではないでしょうか。センサー類のサイズや頭にかぶらないといけないデバイスの存在という物理的(および金銭的)な障壁もありますし、何よりも常時個人が脳波を測定するインセンティブ設計がそうはできない気がします。
ただしニューロフィードバック(自分の脳波を見ながら自分の脳活動をコントロールする訓練)によってうつ病等の精神疾患がよくなったり、あるいはスポーツアスリートのパフォーマンスが改善したりすることは学術的に証明されています。この辺りが論文で紹介されている「言語デコーダー」によってより精度が高くなることは十分期待できるのではないでしょうか。
個人的には脳波測定からの思考ハックなどは攻殻機動隊やインセプションごっこが捗るのでリスクも含めて期待したいところですが笑、測定デバイスの流通というボトルネックがある以上そうは実現しないかと思います。
OpenAIの新取締役3人のプロフィール
楢崎 雄太BRAINIAC LLC 代表
色々と情報が錯綜していてコメント時点(※11/24 15:30)とその後の報道がずれていたら恐縮ですが、これを見る限りだと
1. 解任に関わった旧取締役会メンバーのうち、ディアンジェロ氏は留任。それ以外のメンバーは退任
2. 従業員側からの退任要求書簡に選任候補として上がっていたブレッド・テイラー氏が取締役会長に就任
3. アルトマン氏はCEO復帰も取締役会メンバーではなく、ブロックマン氏は従業員として?復帰(ご本人のX見ると「OpenAIに戻ってコーディングしてる」って書いてあります)
って感じでしょうか。
選任された3名は、旧取締役会から1名、従業員支持側から1名、これまで名前が上がってこなかったサマーズ氏(中立の立場?)という感じに見えるので、バランスを取りに行ったようには見えます。
この中で気になるのは、AI開発をより安全サイドに振ろうとしていたイリヤ氏・トナー氏両名が退任していることですね。報道のなかではトナー氏の論文が引き金になっているみたいなこともありました。イリヤ氏はもともと解任側でしたが今回の従業員署名にはサインしているみたいなので、混乱招いた責任をとった形でしょうか。いずれにしても抑止力になっていただろうお二人は現状の報道だと離脱する方向っぽいので、安全性よりは開発スピードが優先されることになりそうです。
OpenAIのサム・アルトマンCEO解任騒動は会社に批判的な論文を書いた取締役会メンバーを追い出そうとしたことが原因か
https://gigazine.net/news/20231122-why-openai-fired-sam-altman/
ちなみに暫定でCEOになっていたシアー氏の「ceo any% 55:32 — new record???」というポストがちょっとシュールで面白かったです。
NORMAL
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