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都内の共働き世帯増加、4割が年収1千万円以上東京都調査
石原 直子株式会社エクサウィザーズ はたらくAI&DX研究所 所長 /リクルートワークス研究所 客員研究員
国の標準世帯(両親+子供2人の4人で片稼ぎ)が既にマジョリティでないことは以前から指摘されていることだけれども、「東京都」と限定的とはいえ、共働き世帯の実態が解明されつつあるのはよいこと。保育教育のあり方、支援のあり方についてもっと踏み込んだ施策を取れるようになると期待。
ただし、共働きの実態、全国に広げたらもっと異なる姿が立ち上がってくるはず。妻の正社員率は下がるだろうし、共働きの世帯年収も下がるだろう。
この調査のもう一つの価値はひとり親世帯の実態解明も目指していること。記事の都合上仕方ないだろうが、年収などは平均で見ていてもわかることは少なく、本当に支援を必要としている人に必要な支援を届けるにはきめ細かい分析が必要だ。
「ジブリ」なぜ日テレ傘下に 1時間の会見で語られた問題とは 鈴木社長「ことごとく失敗に終わった」
石原 直子株式会社エクサウィザーズ はたらくAI&DX研究所 所長 /リクルートワークス研究所 客員研究員
恥ずかしながらジブリ作品のテレビ放映は日テレが独占的に、というのを知らなかった。。。というのはさておき、
経営をプロに任せたいというのは至極まともな話で、ジブリの場合それを長らく実行に移さずに鈴木さんがどうにかこうにかやってきたけれど、これからは日テレに任せるという判断はまあ、アリなのだと思う。日テレが「本物の経営」をしてくれるのかかどうかは今後を見ないとわからないけれど。
本当の大きな問題はクリエイティブの方の後継者で、それは日テレ配下になったからといって解決はされない。特別なアニメスタジオとしてのジブリはここまでで終了してしまうのかもしれない。
Windows11が9月26日に「Copilot」を正式搭載で150を超える新機能&新Surfaceも!
石原 直子株式会社エクサウィザーズ はたらくAI&DX研究所 所長 /リクルートワークス研究所 客員研究員
いよいよWindowsにさまざまなAIによる自動化機能が搭載される。
いまchatGPTを使って作文するのはレポート書いたりエントリーシート作るのはけしからん、という風潮もあるけれど、「AIを使うか使わないか」という問いは徐々に過去のものになり、多くの人がスマホにテキスト入力するのに予測変換機能を便利に使うのと同じように、誰もが特に意識することなくAIを使って暮らし働くようになる(その時にはそれらの機能は「AI」とは呼ばれなくなる)。
「作業」はどんどんAIによって自動化される。企業や働く人は、「作業」と「仕事」を切り分けて、いかに人の能力を「仕事」に集中させられるか真剣に考え始めなければならない。
アルゴリズム分析で「売れる本」量産、83億円調達のAI出版社日本上陸へ
石原 直子株式会社エクサウィザーズ はたらくAI&DX研究所 所長 /リクルートワークス研究所 客員研究員
面白いビジネス。そもそも物語の登場人物やストーリー展開の共通性に関しては研究が進んでおり、そうした伝統的な物語でなくとも、売れる(読まれる)作品の共通要素を抽出する、というのはAIに非常に向いた仕事。日本で展開するなら是非読んでみたいし、こうしたデータを活用して面白い本を書く日本人作家の作品にも期待したい。
ちなみに、こうした「パターン化」が文学をダメにする、的な批判は見当違いだと感じる。データに基づかないで書いた作家の偉大なる作品にも、多くの場合共通のパターンがある、ということはそもそも言われているのだから。そもそもが小説なんてエンターテイメントなのだから各人が読みたいものを読めばよいし、つまらないと思うならば読まなければよい。
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