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日本初「ペット新幹線」が運行へ 愛犬とともに軽井沢1泊2日、お値段ひとり6万7000円から
Merkmal | 交通・運輸・モビリティ産業の最新ビジネスニュース
大久保 泰介株式会社PETOKOTO 代表取締役
日本初、未来への小さくも、大きな第一歩が始まります。PETOKOTOは、JR東日本グループ、西武ホールディングス、パナソニックと連携し、日本初のペット専用車両且つ軽井沢へのペットツーリズムツアーを実施します。 ペットが家族同然の存在となる中、愛犬との旅も変わっています。10年前、旅行に行く際はペットホテルに預けて人だけが移動することが一般的でしたが、星野リゾートなどペットと泊まれる宿の増加に伴い、旅ナカでの犬と行けるカフェや遊べる場所も増え、ペットツーリズムが成長しています。 一方で、愛犬との旅行にはまだまだ課題があります。PETOKOTOがお客さまに聞いた「愛犬との旅行意識調査」では、コロナ後の愛犬との旅行意欲が75%と高い一方で、移動手段は自家用車が85%と、他の公共交通機関は使わない=使いづらい課題があります。 これらの移動手段がよりペットフレンドリーになれば、社会にとっても、経済にとっても、大きなインパクトがあります。 今回、JR東日本の関係各所に本当にご尽力いただき、日本初でペット専用車両の実証実験を行うことができる運びとなりました。 残念ながら今回は、犬用のケージサイズに入るワンちゃんのみ参加となります。大型犬の飼い主の皆様は、やっぱり無理なのか、と思われたかもしれません。ごめんなさい。 ただ、小さな一歩かもしれませんが、未来への大きな一歩であることは間違いありません。 最後に、今回の取り組みで一番重要視したことがあります。 それば、ペットを愛する人以上に、苦手な人に配慮した運用を目指すこと。意志を表示すること。 PETOKOTOの行動指針であるルールの一つに、「輪の外も想像しよう」という大切な言葉があります。 僕自身がもともとは犬や猫が苦手であったように、ペットを家族として愛せる世界をつくるには、好きな方のことも、苦手な方のことも考え、全ての命を尊重し許容する社会が必要だとPETOKOTOは考えます。 「犬と新幹線に乗れる!やったー!」 がつくりたい世界ではありません。 動物アレルギーの方や、苦手な方にも配慮できるよう、弊社取締役副社長 兼 獣医師の佐藤が監修のもと、パナソニックさまとも連携し、配慮された取り組みを検証します。また、専用車両は貸切のため、他の方がその後に乗車することはないよう、配慮しています。
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