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コロナ禍での修学旅行 6割の学校が実施 多くが近場に変更
NHKニュース
山下 和大Matcher株式会社 一般社員
高校3年生の頃、毎年の春の恒例行事として遠足で某テーマパークに行くことが決まっていました。しかし、東日本の震災の影響で、校長が遠足の行き先をテーマパークではなく近場の公園に決定。 そこで、当時の担任達が猛反対。生徒の目の前で校長という権力に抗議する学校組織の大人達を初めて見ました。 それでも結果は変わらず、行き先は近場の公園に。 某テーマパークは通常営業をしているのに、なんら対策もなく、打開策もなく、理由もなく、安直に中止を決められた私達はふてくされていました。 それでも諦めない担任達は、私達を午前中だけ近場の公園に連れて、午後に生徒達を解散させるということを決断。 遠足当日、担任は途中で解散させる理由を何も言及せず「分かってるよな」と一言。 私達は担任達の解散の意味を汲み取り、何も言わずに自ら午後の目的地へ。 高校生の僕は別に先生のことをそこまですごいと思っていませんでしたが、そのときの担任達は心底かっこいいなと思いました。解散時の一言を言うときの、担任の覚悟を決めた顔つきを今でも容易に思い出せます。 現状の課題に対して理想の解決策を掲げ、なるべく対策を打つ。子供ながらこれが大人なんだなと、これが大人の対応なんだなと、大人への尊敬の念を抱きました。 もちろんリーダーとしての決断もある、しかしどうにか対策を考えて抗って欲しい。 それが大人の対応だと思います。 大人はしぶとくあって欲しい。
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