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トヨタ、ロシア生産撤退=ウクライナ侵攻で供給網混乱
貞方 健太自動車メーカー 技術者
個人の意見です。
コメント欄みても賛否がくっきり分かれてます。どっちを選んでも批判される。自分なりに考えて納得したのは、
1. 一企業が独自の政治的解釈で事業者継続可否を決めていいのか、今止める理由は?クリミア半島が侵攻された際は何故?同じ考えでいえば人権侵害甚だしいとされるウイグル問題を抱えた中国での事業が許容されるのは何故?とても判断が難しいので、あえてこの論点は出さない
2.政治的な判断を除けばいち企業内の仲間としてロシアで働く社員や関連産業の雇用はどう守るのか?海外の工場で現地人材を教育するのは非常に高コストで、せっかく立ち上げた工場、育てた人材は大切にしたい。それもままならないくらい操業の見通しが立たない。だから生産停止。
と考えます。
「ムダは犯罪にも等しい」トヨタ生産方式の父・大野耐一が許さなかった"無意味な仕事7つ"
貞方 健太自動車メーカー 技術者
フォード生産方式の源流は産業革命による機械化での生産能率大幅向上、1製品あたりの原価低減があり、その本質は、自動機械化設備に資本を投じたものが勝つ。だったんじゃないかと考えています。
一方、トヨタはどうだったのか?豊田喜一郎氏も大野耐一氏も、当時の国内の金融市場、市場規模など、ヒトモノカネの観点で全て負けていた。さらにそれがWWIIという形で日米の国力差を自分の目で体で体感した世代です。
フォードと同じルールで戦えば、始まる前からKOしてるのは明確。そんな壮絶な危機感の中で知恵を絞り、あるべき経営を満たすための手段としてTPSを作り上げた。スクラップビルドからの凄まじいベンチャー魂を感じずにはいられません。
僭越ながら経営者視点で考えた時、私は、多分、喜一郎氏も大野氏もTPSは原価低減じゃなくて、資本回転を限界まで詰めたかったんだろうなぁと思います。
トヨタ 電気自動車の販売で新目標 2030年に世界で350万台
貞方 健太自動車メーカー 技術者
サラッと豊田通商が南米の鉱物資源開発やっています。と、このことの重要さ、ただ数字をあげるのではなく堅実なサプライチェーンへの取り組みも抜かりないのか、、、と驚きました。
年間販売350万台
大当たりバッテリー容量を仮に50kwh
トータル必要バッテリーは175Gwhくらい
Liバッテリー能力増強が報道ベースで30年、200Gwh目標
個人的な思いとして、全方位戦略はお客様の多様なニーズに応えるための企業努力です。国や地域の事情を鑑みず、CO2排出削減=EVしか解がないんだからEVシフトすることこそお客様軽視。大企業の持つリソースを地域ごとの細やかなニーズに対応するためにローカライズできることも大切だよなーと思います。
NORMAL
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