東芝、パワー半導体の生産能力2.5倍に 1000億円で新棟

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• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2022年02月03日

  東芝のパワー半導体投資、追加。
  2020年12月に、2023年度までの5年間で1000億円投資の方針を掲げていた（①）。本記事を読む限り、そこで発表されてい加賀の300ミリ化をさらに追加して、合計で1300億円（また稼働時期を考えると2024年度まで？）。
  元々年間200-300億円の投資金額だったので、もし上記の理解であっていれば、同じ水準をもう一年続けますよ、という状態でそこまで大盛という印象ではない。
  ただ、中古装置金額も上がっていて（②）、おまけに300ミリ。200-300億円の追加でできるのだろうか？
  富士電機も投資を進めていて、昨年8月時点では2022年度までの3年間で1600億円（③）。元々HDDメディア工場だったところの転用でクリーンルーム新設しなくていい部分もあるので、ゼロから作るのだともっとコストがかかる。その意味では富士電機の方がキャパ増が東芝より一定大きい？
  
  ①https://newspicks.com/news/5431788
  ②https://newspicks.com/news/6642652
  ③https://newspicks.com/news/6135223