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米カナダ、2050年までの温暖化ガス排出ゼロに取り組む=バイデン氏
細川 昌彦明星大学 経営学部教授
2050年のカーボンニュートラルを宣言することで、脱炭素の具体的な国際的協力のテーブルにやっと座れるということ。
中国が2060年であろうと、その年限に大きな意味はない。
今後、欧州、米国、中国そして日本がどこと何で組むかのゲームが始まる。
米、同盟国と供給網整備 半導体・EV電池で中国に対抗
細川 昌彦明星大学 経営学部教授
戦略物資のサプライチェーンを押さえるというのは、そのとおりですが、半導体、EV用電池、レアアースを一緒くたに議論しては意味がありません。
サプライチェーンの状況に応じて、戦略、アプローチの仕方は違います。
半導体は設計などで強みを持つ米国は同盟国でサプライチェーン全体を抑えようとしています。
EV用電池は米国はムリで、日韓の企業の工場を誘致するのか。欧州は自立すべく域内企業を育てている。
レアアースは中国が精錬を押さえており、次第にサプライチェーンの下流まで抑えようとしているのをどう阻止するか。
半導体とは米中のポジションは真逆。
大事なことは、こうした中で、それぞれごとに日本はどういうポジション取りをするかの戦略。

【3分図解】ゼロからわかるチーム・バイデン
細川 昌彦明星大学 経営学部教授
この記事読めば、素晴らしいチームのようだが、実情はそんな甘いものではない。
どうも米国のリベラルのメディアの影響を受けた評価のようだ。
チーム・バイデンといっても内実は党内左派が主導する気候変動チームと中道が主導する外交・安保チームの綱引きが激しくて、バラバラ。
対中政策の危うさも、ワシントンでは安保専門家の間では広まっている。議会公聴会での証言や外交演説などの「言葉」だけを表面的に追っているだけの日本の報道ではわからない。「行動」が伴わない危うさはオバマ政権後半での体質を引きづっている。
ここで一人一人の懸念点を指摘しませんが、
詳しくは日経ビジネス電子版でインタビュー記事をご覧ください。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00049/?n_cid=nbpnb_mled_enew
米、WTO事務局長選でナイジェリア元財務相支持 選出確実に
細川 昌彦明星大学 経営学部教授
これはEUと米国の対立であって、中国と米国の対立ではありません。
この点の誤解があるようです。
元々、ライトハイザーUSTR代表とEUの関係は最悪でした。
本来大本命はEUからの候補でしたが、これをライトハイザー氏は断固拒否したことから混迷が始まりました。
そこでEUはナイジェリアの候補を支持し、これでまとめようとしました。ところがこれにもライトハイザー氏は反対。この時点で、中国はまだ支持を明らかにしていませんでした。
このライトハイザーUSTR代表さえ交代すれば、決着は着くと加盟国は皆そう思って、それを待っていただけです。
もちろん中国はアフリカ諸国への影響力は大きいですが、本件で米国と対立していたのは中国ではなく、EUです。

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