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ヒット連発、Netflixアジアの制作トップは韓国人女性。成功の理由は「世界を目指さない」こと
Business Insider Japan
植田 尚宏聖マリアンナ医科大学 医学部医学科
「架空の『グローバル顧客』に向けたビジネスはやめよう」 確かにその通りだと思いました。グローバリズムは、欧米化することではなく、ローカルを共有することでしょう。アートにとっての「個性」という価値は「違い」から生まれるもので、そうした文化的な違いを活かさないのはナンセンスです。 しかし、「質」はどうでしょうか。(アートに質という評価基準があるかは難しいですが、映像も他の芸術と同じように「美しい」「観やすい」とされるものに一定の論理があり、それを実現するための技術があります) 本記事に挙げられた世界的ヒット作品はどれも日本ドラマとは比較にならないほどの資本と労力がかけられていて、作品としての「質」が高いです。 もちろん金をかければヒットするというわけではありませんが、少なくとも日本では「人気俳優やアイドルを出演させれば視聴率がとれる」等の妥協があって、あまり映像作品としての質が比較的高くありません。 日本でヒットすればいいと考えてしまっていると、やはり資本や労力がかけられている他国作品に国内市場ですら奪われてしまって、競争に勝てず映像文化が廃れてしまうのを危惧します。 世界を見て市場のスケールを大きく捉えることで、資本を積み世界標準の「質」に合わせ、競争で負けないヒットを生み出し、さらなるヒット作品のための資本を作る。これが日本映像業界には必要なのではと思います。
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