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アドビ、マーケティングオートメーションのマルケトを買収検討か
RTB SQUARE
高広 伯彦社会情報大学院大学 特任教授
Marketoがプライベートファンドに買収されることになった理由は、自社のマーケティングコストがかかりすぎて利益を圧迫したからという、紺屋の白袴、医者の不養生的理由。 そして、MA(マーケティングオートメーション)業界で同社とよく比較されるHubSpotは、マーケティングソフトウェアから、SFA、そしてサービスプラットフォームまで、そのサービスを拡張しているのに対し、相変わらずMarketoはMAの単品商売。Salesforceとの連携を売りに販売されていたのが逆に仇と出たのだろう。日本では大きなイベントと積極的な営業活動をしてる一方、すでに米国マーケットではライバルに大きな差がついたと見られてきていた。そのため、買収したファンドも早めに売りたいと考えていたのか、「Marketoが売りに出てる」というウワサはずっと流れていた。 Adobe Marketing CloudはAdobe Analyticsを導入しているBtoC企業にとっては便利なツールだったかもしれないが、事実上はAdobeのマーケティング商品群において、BtoBに合うようなマーケティングソフトウェアは存在しないと言っていいだろう。そのためMarketo買収の話というのは、Adobeにとっては従来製品と被らない、なかなかいいポートフォリオになるのではないかと。 気になるのはMSFTの動き。SalesforceはPardotなどがあるのでMarketo 買収に動くとは思えないが、MSFTがこの買収に手を挙げないということは、マーケティングソフトウェアの世界はもうやらないということなのか。一時はその領域にも興味があるかのように見えてたが、最近とんとご無沙汰ということはそういうことなのだろう。 Adobe買収後のMarketoは、利用料があがるのでは?という憶測も見かけたが、きっとそれは無い。BtoB企業向けのマーケティングソフトウェアは高価だと売れないので、従来商品群との価格設定とは線を引いてMarketoについては現状ママになると思う。 さて、結局予想通り、MA業界の独立系企業はHubSpot一強状態に。Infusionあたりは追いつけないと思うので、もう勝負ついたな、と。 追記)Adobe Mktg CloudとMarketoは競合関係という見方があるようですが、実際競合してません。
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