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スバル、山崎製パン、キリン……相次ぐ“事故” 問題の根っこに何がある?
ITmedia ビジネスオンライン
Alcoholic winemakerwinegrower 農学
食品の価格が飲食店含め他国より安価な販売価格なのに、 製造コストは安い訳ではない事に原因があるでしょう。 低賃金では人が来ないのはコロナ以後加速しています。 機械化も進めていますがロットの数と仕様の細かさが多い程に追加人員は必要となります。 日本のワイン製造現場ではワインメーカーを志す、 日本人版技能実習生のようなボランティアないし大卒初任給以下での研修生が、 製造現場作業を支えている企業もコロナ前は数多くありました。 現場の管理には労働安全面と製造効率・品質面の観点がそれぞれ分けて指導されがちです。 ISO22000等の食品安全の規格・基準に労働安全面は明記されておりません。 強いて言えばコンプライアンスの遵守に内包されるのみです。 原材料、ユーティリティコスト高に対しコストアップを載せきれないと、 更なるコストアップは避けながらの実製造体制の維持となり、 規制の弱い部分に歪みが生まれます。 労働安全性の悪化は構造的になるべくしてなった問題と言えると思います。 従業員への負荷が現れているという事はそれに付随する問題も今後挙がる可能性が高いでしょう。 具体的には未払い残業の増加、福利厚生の悪化、食品安全以外の規制への記録文書改竄(食品安全以外の認証。環境規制等)など。 労働安全や雇用条件も含めた食品製造が持続可能な製造安全基準が必要だと私は考えます。
小林製薬、遅かった自主回収の判断 積み上げた信頼に傷 工場管理に落とし穴も
産経ニュース
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麹菌は毒性のあるアフラトキシン等を作らない株で醸造物が作られている事を、日本の研究者が証明してきた歴史があります。 だから科学的には紅麹菌由来であれば、 「紅麹(こうじ)原料などの生産データを再確認し、「未知の成分」の存在を示す分析結果が出て自主回収を決断したのは3月中旬だった。」 というのは良くも悪くも重要な現象です。 ただ、 「しかし、工場の管理体制に見えない落とし穴があった可能性が高い。」 という文言は麹菌そのものではなく工程管理のリスクを匂わせてしまっているため、 異物混入(例えば従業員による腎毒性のある物質混入)の可能性が出てしまいます。 紅麹原料生産時に生育しやすい他の菌の可能性も0ではありませんが。 工程管理なら生産部門と製造技術開発部門、紅麹菌の代謝特性なら研究開発部門の問題です。 そして紅麹菌由来であれば紅麹は食品の着色料や一部日本酒等にも使われています。 一社の問題なのか、他の産業にも影響が出るか、大きく変わります。 新聞社は科学的な問題であれば分かっている事の範囲を明確にし、 憶測を呼ぶ書き方は止めていただきたい。 何が問題で何が問題でないのか判らなくなる。
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