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立民 枝野代表 “来月解散の可能性も” 野党結束を呼びかける
NHKニュース
宮嶋 巌月刊FACTA 発行人
通常国会会期末(6月16日)に合せて内閣不信任案を出すという決意表明です。衆院3分の2を占める自公が粛々と否決すればそれまでですが、衆院任期満了まで4カ月を切り、いつ解散に踏み切るかわからない。求心力の落ちた菅首相が「リセット」解散に打って出るも知れないと、野党陣営に警戒を呼び掛けているようで、内心は解散を期待しているのです。 もし、「6月解散」になったら総選挙は7月18日が有力。都議選7月4日の2週間後であり、公明党も「絶対ダメ」とは言わないでしょうが、コロナ禍に加え五輪開催(7月23日)の5日前の投開票とは、およそ尋常じゃありません。 枝野さんのホンネは「何としても菅さんのうちに総選挙を戦いたい」と言うことです。立憲の執行部は「ダッチロール(不人気)の菅さんが相手なら議席が伸びる。現在の100議席強から30~50議席増え、150議席を超えるかもしれない」という、私に云わせれば能天気は皮算用を弾いているのです。 与党サイドから見たら「6月解散」は、大負け必至の「ヤケノヤンパチ」解散に等しいから、何としても避けたい。 そもそも解散権は総理にあり、与党に最も有利な時に打つのが当たり前ですから、枝野さんが期待する「6月解散」に踏み切るとは思えません。 良識派の山口さん(公明党代表)が明言するように「粛々と(内閣不信任案)を否決するだけ」でしょうね。
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