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「子どものいない社会」が理想になっている…養老孟司「日本の少子化が止まらない本当の理由」
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平賀 裕章東北大学 産婦人科医
示唆深いですね。ウンコも、婚活市場では「ない」ことになってますしね。いざとなったらその人のウンコを食べられるかで結婚相手を選べばいいと思ってます。  「手入れ」といえば、子供のうんこ付きのオムツの始末、うんこが付いたお尻拭き、お漏らししたズボンとパンツの洗浄は間違いなく重労働ですし子育てに必須の課程ですが、経済成長した都市では社会的経済的価値基準によって「ない」ものと(誰の意図もなしに、都市そのものの本質によって)判断され、家庭でのそれらに経済的評価はされないですし、保育士の給料も介護士の給料も低いままです。保育士の給料は、乳幼児の教育分しか評価されておらず、上述の重労働分は算定外になっている気がします。  寝たきりの方や意思疎通が困難な方の介護も含め、都心の綺麗に整えられた社会の外側には、霞ヶ関の官僚や政治家ふくめ多くの人が目を背けている現実があり、そういった「経済的に」「ないもの」とされている事柄に携わる人の労働への経済的評価も連動して低く見積もられている現状を考える必要があると思います。少子高齢化に伴う諸問題や低賃金労働が蔓延している現状を考えるにあたっては。  つまり、空き地のモグラや樹齢数百年の木に目を向ける意識が、今後を生きる人間と、制度や社会の設計者には必要なのだと思います。
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