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「男が休むなよ」はもう終わり?育休法改正へこれだけは知っておきたい5つのこと。
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
実は注目すべき時期を迎えている男性育休について取材しました。
男性育休については、なぜ取得が進まないのか、なぜ取得する必要があるのか、
これまで何度か取材していますが、制度面については本当に複雑です。
ただ、現在国会で審議されている育休法改正案が可決されると、男性の育休が取りやすくなるのは知っておいた方がいいです。
妻の出産直後の育休が取りやすくなったり、育休中の就業が可能になったり、最大で4回に分けて取得できるようになったり。
とは言え、制度面だけの問題ではなく、育休を取得できるかどうかは、職場の空気が大事です。
前職の時の話ですが、育休を取得しなかった社員について、
上司が「あいつは育休を取らなかったから、仕事のやる気がある」というような発言をしていたことを覚えています。
そうした職場の雰囲気こそ、変えていかないといけないと思います。
“東京勤務”のこだわり捨てる就活生。会社選びの条件は「リモートで働けるかどうか」
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
就活生の勤務地への意識が変わってきています。就活生や大学生を取材しました。
コロナ禍でオンライン講義が浸透し、またネット上でのコミュニケーションが当たり前となったことで、
就活生でもリモートワークができる企業を希望する人は少なくないようです。
そしてリモートワークであれば、東京や大都市で働く必要はなく、大都市以外で働きたいと希望する就活生もいます。
話を聞いた就活生は、「授業や就活がオンライン化して世界が広がった」と言います。
ウェビナーなどのオンラインコンテンツや、ClubhouseなどのSNSを駆使すれば「どこにいても新しい人間関係をどんどん作れる」と。
リモートワークについては、直接会えないマイナス面も指摘されますが、就活生が感じている「場所に囚われない働き方」の可能性に改めて気づかされました。
IT業界はコロナ禍でも人手不足「文系だって挑戦する価値はある」未経験からIT人材を育てる企業の挑戦
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
コロナ禍で重要性が増している「労働移動」について、民間企業の取り組みを取材しました。
コロナ禍では、飲食業や宿泊業など深刻な影響を受けた一方で、IT業界など業績が好調な業界に分かれているのが特徴。
雇用調整助成金など、雇用を維持するための政策が続いてきましたが、休業が長引き、労働移動を妨げてしまっている面もあります。
国は職業訓練の充実や、他社への出向を後押しする方針ですが、業界をまたいだ転職は活発とは言えません。
今回取材した人材紹介会社では、IT業界未経験者を採用し、IT人材を育成する事業に取り組んでいます。
コロナ禍で派遣先の企業が減るという状況もありましたが、民間企業でも労働移動を後押しする取り組みが始まっています。
“脱・社食”で注目の福利厚生。自宅に「出張シェフ」、デリバリー用クーポン配布も
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
コロナ時代の「食」に関する福利厚生サービスを取材しました。
在宅勤務が増え、福利厚生を検討する企業もある中で、出張シェフサービスが伸びているというのは驚き。
シェアダインはコロナ禍で、個人利用も増えており、レストランが休業したシェフが働く受け皿にもなっている。
また配置型社食の「オフィスおかん」、フードデリバリー大手・「出前館」も、
脱・社食の流れを受けて、法人向けのサービスにも力を入れています。
在宅勤務で社員が求める支援についてのアンケート(シェアダインが実施)では、
1位の「テレワークに必要な備品購入」に続き、2位が「健康的な食事サポート」という結果もあるそうで、
食に関する福利厚生は今後も注目されるのではないかと思います。
就活生が選ぶべき、コンサルより“有望な業界”とは? 人気企業の変化からみるファーストキャリアの考え方
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
就活生はファーストキャリアでどの業界を選ぶべきか? 上野先生に「もし今就活生だったら?」という視点で解説してもらいました。
個人的には、「集めた情報を試行錯誤しながらより効果的に活用する(=価値を生み出す)企業こそが産業の「主役」であり、~主役を演じる企業に人気が集まる」という点は、
進むべき業界を考える際の一つの視点になると思った。
また、一方で「就職先という観点から言えば、(主役を支える)何らかの専門技術を身につけ、一流の脇役を目指すキャリアも有力な選択肢といえる」という点も大切な視点。
もちろん、転職があたり前の時代に、新卒採用で入社する企業の重要性は、以前に比べてずっと下がっている。
とはいえ、社会人生活において、ファーストキャリアの影響も大きいのも事実で、一つの見方として役立ててほしい。
コロナ追い風に急進、スキル売買「ココナラ」が上場新社長「目指すはサービス版 Amazon」
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
本日上場のスキルシェアのプラットフォーム「ココナラ」を取材しました。
創業社長だった南さんから、社長を受け就いだ鈴木さんは元リクで、エネルギッシュな方でした。
ココナラはちょうど1年ほど前に、「コロナ禍で増える“すきま時間副業”」という記事で取材した企業の一つ。
スキルシェアの分野では、ビジネス利用のイメージもありますが、ココナラの特徴はプライベートでも使えるサービスも多いこと。
オンラインで楽器の指導を受けたり、ゲームの攻略法を教わったりするスキルの売買もされている。
コロナの影響もあり、副業への関心が高まっているなかでの上場ですが、
スキルシェアの市場がどう拡大していくか、副業にどんな影響を与えるかは追っていきたい。
就活生があえて大規模イベントに出席する理由。計6400人が参加した幕張メッセの説明会に密着
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
3月に採用説明会が解禁され、本格化している2022年卒の就職活動。
3月2日に幕張メッセで開催された「マイナビ就活EXPO」を取材しました。
会場でまず感じたのは、「就活生の多さ」。
オンラインで各企業が配信もする、リアルとオンラインのハイブリッド型のイベントで、
これまでオンライン就活を取材してきたので、正直、ここまで就活生が集まるのは意外だった。
ただ対面で大勢の就活生が集まった会場には、オンラインにはない熱気があった。
就活生のコメントを取っていて感じたのは、オンライン就活の顔が見えない不安。
企業の社員はもちろん、ライバルとなる就活生の姿が見えないストレスや孤独は大きいと感じた。
脱ハンコで攻勢。電子契約“国内利用1位”VS“世界1位”それぞれの闘い方
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
電子契約サービスのシェア争いを取材。
今回は、国内での利用数が最も多い弁護士ドットコムの「クラウドサイン」と
アメリカ発のサービス「ドキュサイン」、それぞれの責任者に話を聞きました。
コロナ禍で爆発的に契約数を伸ばしている電子契約。
もともと弁護士のマッチングサービスを手掛ける弁護士ドットコムは、
日本の商慣習に沿ったサービスを強調。
一方で世界188カ国での使用実績があるドキュサインは、世界標準の利便性をアピールします。
今後は、私たちの生活にも普及が見込まれる電子契約。
シェア争いという観点だけでなく、生活がどう変わっていくのかも注目です。
「推すことの切実さ、文学にしてみたかった」21歳の芥川賞作家・宇佐見りんインタビュー
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
21歳で芥川賞を受賞した、宇佐見りんさんにインタビューさせていただきました。
記事も読んでほしいですが、稲垣純也さんが撮影してもらった写真も見てほしいです。
宇佐見さんは、『推し、燃ゆ』というインパクトのあるタイトルや、大学2年生という若さが注目されましたが、
『推し、燃ゆ』やデビュー作『かか』を読むと、イメージとのギャップに驚かされます。
主人公となった高校生、浪人生は、逃げ場のない環境に置かれ、もがき続ける姿が切実に描かれた作品です。
芥川賞受賞の『推し、燃ゆ』は、とにかく説得力があります。
どんなきっかけでアイドルに熱中するようになったのか、どうやってアイドルを推すのか、
アイドルに対してどのような思いで接するのか?
そして、生活のすべてが推すことになった時、どうなるのか?
アイドルを熱烈に推した経験がない僕でも、「分かる」と思ってしまいました。
インタビューで印象的だったのは、中上健次さんなど、文学への愛情。
いつも持ち歩いているという中上健次さんの文庫本には、たくさんの赤線が引かれており、
「いい文章を読んでいると、世界の見え方が変わるときがある」という言葉は印象的でした。
1作目につづき、次回作では家族がテーマになるとのこと、今から楽しみです。
失われた名店の味を残したい。飲食のカリスマが仕掛けるレシピ復活プロジェクト
横山 耕太郎Business Insider Japan記者
閉店してしまった店の味を復活させる。そんなプロジェクト「まぼろし商店」を取材しました。
仕掛け人は飲食のカリスマとして知られる大久保伸隆氏。
コロナで閉店する飲食店が多い中、そのレシピを有効活用し、メニューを考案した店主にも利益を還元する。
面白いのは、再現したメニューを通販するだけにとどまらない点。
失われたメニューを集めることで、その土地ごとに、例えば「長崎まぼろし商店」などの店舗事業も構想している。
また、惜しまれつつ閉店してしまった地元の名店を、メニューをそのまま受け継いだ「事業継承」の仕組みも作る予定。
大久保さんの取材は初めてでしたが、その発想力の豊かさに驚かされました。

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