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【核心】デジタル化とDXが決定的に異なる理由
砂田 憲治KabuK Style Inc. Co-CEO, Founder
組織にレイヤーを導入すると、トップは現場の声が聞こえなくなります。
理屈としては、そりゃそうなんですが、これを打破するのは相当難しい。なぜなら、今のトップは、昔の社長出勤と言われた頃がウソだったように時間がないからです。
今のトップは会社で誰よりも時間を賭して身を削っていると、大企業と仕事をしてきた、私の少ないながらの経験ではそう思います。
そうすると、幹部の誰の意見が正しいのかがよくわからない。みんな優秀ですし、特に口がうまいから出世しているわけで、その言い分だけを幹部会で聞いていると、それっぽく聞こえるのはよくわかります。
だからこそ、自身のレイヤーを現場の感性まで上げる必要がある。一つづつの現場に向き合うことは時間的に不可能です。しかし、感度は合わせられるはず。
私もそうあり続けたいなと思います。
DXはトップが、全ての意思決定経路をぶち壊す覚悟をするところから。外部から招聘するのも良いですが、徹底して権限をわたす。自分がやれないから招聘するわけで、それは自身が引退することも含めてということかと思います。
その覚悟がなければ、まあ120%できないでしょうね。
JR東、20日にも終電15~30分繰り上げ 私鉄も足並み
砂田 憲治KabuK Style Inc. Co-CEO, Founder
経済合理的にも、技術的な制約を踏まえても、電車の本数調整は適時やって行った方がいいはずなのに、普通の民間でやるようなドライな判断はできない。
公的インフラを担うのは、この環境下で舵取り難しいだろうなと思います。
元々キャッシュポジションが高くない業態ですので、未曾有の売上減少で、のんびりした空気から、さすがに危機感を意識するようになられていそうです。
もちろん、JR東、東海、西は、お金いくらでも貸してもらえるので、倒産危機って話ではありません。
本当に倒産しそうだなという旅行業界の大手各社の逼迫感はより高まっています。
新生銀行がWeWorkと提携、無人拠点を都内に開設 行員がビデオ会議で接客
砂田 憲治KabuK Style Inc. Co-CEO, Founder
新生銀行は外国人対応に力を入れていたりするので、外資系の簡易ワークスペース(実際はSBの出資先という話が多くはありそうですが)になっている施設は顧客シナジーありそうな気もします。本当にニーズあるのかパッと聞くとよく確認した方がいいという気もしますが、コストバランスも精査されての出店でしょうから、出店コスト、維持コストも低いなど、バランスは取れたのでないかと。
一方で、行員向けに場所借りたのは、今さら感があります。出店コスト抑えた意味がないのでは。
イノベーションをうたって高い価格を正当化するブランディングされてましたが、コロナ禍でイベントもなくなったこともさらに後押しし、期待したような効果はなかったという状態でないかと外部からは見えます。
少なくとも、ワーキングスペース業界ではそういうことになってます。weworkのオフィス予算が他に流れていると皆さん感じているので。
しかし、パイオニアとして踏ん張って欲しいところです。日本において何の価値を作られるのか、ローカライズの力が試される時です。
今やられている安く使い放題だと、それはユーザーとしてはありがたいですけど、すでに投下した資本を正当化するほどの利益創出になるのか?他のサービスもドンドン増えてますからね。
帰省に観光、動けぬ国内 GoTo停止で消費3000億円減も
砂田 憲治KabuK Style Inc. Co-CEO, Founder
この表現はよくわからないですね。
> 12月23日~1月3日出発分の旅行による消費額は約3187億円の減少となりそうだ。12月当初の推計では1755万人が国内旅行すると見込んでいたが、前年同期の27%となる約790万人を想定する。
3000億円減ったのは、前年の2925万人から4割減っている1755万人と比べてということでしょうか。
Gotoの影響でプラスが出たという数字も、たいして影響ないという数字もどちらもメッセージとして作ることは可能でしょう。もし減っているのなら、止めようとしたのだから、うまくいったという結果かと思います。
しかし、実態として影響がどうあったかの事実はよくわからないので、気にしてもしょうがないことは気にしないにつきます。
私は、自社のデータと、最終的に公表されるマクロのローデータをキチンと分析しようと思います。
ミクロの数字感としては、キャンセルも増えましたが、即座の対応により予約も追加で入るので、気にしていない層は徐々に多くなっていると感じています。
補助金に頼るのは、事業の死期を早めます。政府が時間を与えてくれているうちに本質的な対応をせず、客が減ったと嘆いているだけでは、借金を増やした分の稼ぎができないうちに倒れることになることを危惧します。
欧米には日本人の知らない二つの世界がある
砂田 憲治KabuK Style Inc. Co-CEO, Founder
ここまでハッキリ書かれてると、気持ちいいものでもないですが、どこの国でも、一代で富を築いた人、ビジネスエリートでハードワークでない人はいません。
少し前にはハードワークしてた戦略コンサルや投資銀行で、時間の制約から若手に仕事をさせてあげれず、結果としてジュニアから上がれる若手が嘆かわしいほど減っているとの悲鳴は聞こえます。
そういう時代でないとも言えるかもなあと、そういった業界を離れた今なら思いますが、少なくとも1日8時間、週5日で何かをなせる世界はどこにもないかと思います。
家族の理解とサポートを得て、睡眠時間以外の全てをささげる覚悟で、他人の1日2倍の時間をかけて、365日、2倍のクオリティで考え続け、不断の努力を続けることが、何かで一流になるために必要なことだと思っております。
まぁ、どう生きたいかは、人それぞれで良いのではないでしょうか。
ただ、機会不平等や、階層再生産をどう是正するのかは難しい問題ですね。
東京では、中学受験専門のSAPIXが1年生で定員超えになってしまったようです。勉強ができることが全てではまったくありませんが、昔のイメージよりも、今はだいぶ先進的です。6歳から徹底して地頭を鍛えられ、毎週の競争にさらされ、ふるいにかけられて残った12歳は凄まじいです。国語が大学の論文の問いかってレベル、算数は多少大学受験したくらいの親では太刀打ちできません。格差が広がるのを、自然体で止めるのは無理だろうなとは感じます。

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