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【COTEN深井】日本で「経済史の大転換」の芽が生まれていた
NewsPicks編集部
Kawabata Kanako公立学校・養護教諭(看護師資格あり) 病弱教育・医療と教育の橋渡し・依存症予防教育・共依存や依存症の相互援助(相互支援)グループ
「コミュニティナース」    この概念はコミュニティナースという言葉から個々人がイメージするものよりも遥かに大きい…大きいというか、COTENの深井さん曰く、世界にも今までになかった概念であり、しかも日本のような成熟した資本主義の社会に起こる課題を解決するための画期的な概念であり、プロダクトである可能性があるという。成熟した資本主義国家は、少子高齢化や核家族化が起こり、相互扶助が失われていくというが、その失われた相互扶助をコミュニティナースというアップデートした「シン・相互扶助」(この言葉は私が勝手に名付けた)の概念を元にし、日本初で世界に広められたら、資本主義で詰んでしまった国を救えるかもしれない⁈ 歴史に人生を全フリしている深井さんが「今まで歴史上なかった概念だ」と熱弁しているため、思わずそう思ってしまうほどの衝撃を受けた。  ところで、今、茂木健一郎さんが執筆したIKIGAIが世界でベストセラーになっている。茂木さんは他にNAGOMIについても英語で執筆し出版している。これらの本のタイトルは、日本人にとっては誰しも容易に理解できる言葉であるが、タイトルがローマ字であるということは、つまりKARAOKEやSUSHI等と同じように日本にしかない特有の言葉であるということを意味している。コミュニティナースも、茂木さんの本と同じように、日本人特有の文化から創出されている。日本人特有の文化から世界初の概念やプロダクトが創出され、世界に輸出されれば、日本だけでなく、同じ課題に苦しんでいる資本主義国を手助けできるかもしれないと思うと、とてもワクワクするし日本人として誇りに思う。  私は高校を卒業するまで東北の小さい町で育ち、その後上京し関東圏で生活してきた。そのため、子ども時代は日本の昭和特有の相互扶助の良さと苦しさを体験し、親元を離れ、自立し家族を持ったときは、核家族の良さと苦しさを体験してきた。つまり、それぞれの良さと苦しさを知っている。「シン・相互扶助」または「令和の相互扶助」とも表現できるこの「コミュニティナース」の概念は、自分の実体験からもこれからの日本には絶対必要なサービスであると心から思っている。今後のコミュニティナースの展開に注目していきたい!
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