山崎 俊彦

直接的に役に立つかという視点で議論するとすぐに必要・不要論につながってしまうおそれがあります。 私自身はどんな学問でも、学問として成立する過程（問題提起、問題検証または解決、論証、体系化）は同じであり、学ぶ価値はあると考えている方です。また、視野を広げるという意味でも重要だし、教養としてその分野の知識を持っているかということも、人間の深みにつながると思っています。どこかの記事で、「教養＝言語化能力」という主張を読んだのですが、まさにその通りだと思っていて、哲学でもなんでもある分野の知識をもつとその分野の言語で端的に物事を表現することができるようになります。 私の研究室は機械学習・人工知能をつかったマルチモーダル認識・処理が専門ではありますが、専門外から大学院にやってくる学生も少なからずいます。その学生らは口々に「入学前からプログラミングやAIの勉強をしておかないとだめでしょうか」と質問してきます。私はそのたびに「いまいる専門分野の勉強を、誰にも負けないくらい深めてその分野のプロになってきてください。それが他の人にはない、あなた自身の強みになります。」と答えています。

日本の話ですが、TDRと目と鼻の先に自宅を購入し、普通に仕事をしながらも、年パスをもち仕事帰りに毎日パークの中を散歩してコーヒーを飲んで帰るという猛者を知っています。ちなみに、奥様はTDRのショップの店員をされているそうで、筋金入り。

あぶない刑事といえば、埠頭などで出てくる、霧笛などでもない、「ふぃ、ふぃ、ふぃ」という意味不明だけどそれっぽい効果音を始めたことで有名・・・・と思って検索してみたのですが、ソースが出てこず。もしかしたら私の思い込みかもしれませんが、一応。

どうでも良いところに気づいてしまいました。 ピック数が表示されていますが、1でも1 Picksと表示されています。 条件分岐して、1人にしかピックされていないときは1 Pickと表示を切り替えることをおすすめします＞NPの皆様 でも、私がピックするとすでに2 Picks。

この記事にある通り、留学したいという心を折る障壁は様々あります。制度や意識など改善できるポイントは少なくありません。 ただ、身近で感じていることは、昔に比べて留学に行きたいとおもわない、いや、むしろ留学に対して否定的な人すら増えていることです。研究は一人でしていればよいというものではありません。世界中にどれだけ仲間やライバルを作れるかがとても重要です。その一点だけでも海外にいき、新しい環境に身を置く価値があると思っています。

「アドビの自信のなさを物語っているように見える」 うーん、こういってはなんですが、ちょっとでも他社と比べて話題が出てこないと「この会社は・・・」という風潮はどうしたものかと思っています。いまでこそマイクロソフトはものすごい話題になっていますが、ちょっと前まで「時代はGAFA。Mは終わった。」と言われていて、内心「なんだかなぁ。そんなことないのに。」と思っていたし、NPでもずっと書いていました。 Adobeの話にもどります。私の研究室の学生も複数名米国のAdobeでインターンをし、それらの話から類推した内容を一部含みます。技術への投資は規模感こそ違いはあるのかもしれませんが確実に行われています。人材や持っている技術はいまだ素晴らしいです。また、研究成果を直接搭載するソフトウェアをもっており、それが世界中で圧倒的シェアを誇っていることは大変強いです。他社のソフトウェアと連携することも技術への投資に対する費用対効果を考えると、あり得る話なのかもしれません。

Intelって1989年にはニューラルネットワークのチップETANN (Electronically Trainable Analog Neural Network)を作っていました。世界初のアナログ回路によるニューラルプロセッサを謳っていたはずです。それを知っている人間からすれば「時を超えて！」とある種のノスタルジーを感じずにはいられません。 ちなみに、当時のゲート幅は1ミクロン。いまは2-3nmと言っているので、数字だけみると500倍も違う。 https://en.wikichip.org/wiki/intel/etann

毎回思うのですが、ホールディングスの社員給与を他と比べて意味があるのでしょうか？持株会社なので業務の性質が全く異なるはずで、同じ土俵に乗せて議論することに違和感を覚えます。また、ホールディングスはその性質上平均年齢も高いですよね。 同じように、よく「大学の教授って給料いいんだってね！ランキング上位で見たよ！」と言われることがたまにあるのですが「そりゃあ、教授っていったらある一定の年齢の人ばかりだから平均したらねぇ。。。」と思いながら苦笑いしています。

「ANCヘッドフォンは鼓膜に圧をかけすぎて有害であるという人もいます。」 フライト中にノイズキャンセル機能を使うと、「キャンセル機能がない状態ではこんな爆音で映画や音楽を聞いていたのか。これまできっと耳に相当な負担をかけていたに違いない。」と逆にびっくりさせられます。私は長時間フライトのときは、ノイズキャンセル機能のイヤホンを持ち込み、どこにも繋がずONして耳栓代わりに使っています。 ちなみに、上記の圧をかけすぎているという表現はなぜなのか、わかりませんでした。原理的には、音は波であり、逆位相の波をぶつけて波自体を小さくしているだけなので音圧は下がる方向にしか行かないと思います。

国家戦略として「フランス高級料理」。 記事とは直接関係ありませんが、フランス人インターンを私のところに受け入れたときのことです。「日本のフランス料理店はどこも高い！窮屈！自分はもっと安くて家庭的なフランス料理が食べたいんだ！」と憤っていて、「フレンチ＝高級」という既成概念にとらわれていた自分は目から鱗の思いでした。

逆に2/3の就活生はなぜ使ったことすら無いのかのほうが気になります。

Vineは6秒の動画を投稿するもので、動画系SNSとしては早すぎた感のあるサービスでした。自分がVineのデータを分析してルーブ動画になっているかを判定する技術を発表したのは2014年なので、もう10年も前のこと。懐かしさがこみ上げます。