鶴巻 文明

ITバブルのころ東京の仕事をやっていました。バブルがはじけ、その時、東芝は社員の一割をリストラしたんだよね。退職金は最大2.5倍だった記憶あり。その後もずっとデフレが続いた事情と、今回の、これからインフレになっていく事情では、名目以上に実質の条件も良くないのでは？

2、３週間、両方使い比べてみた。断然Claude3の方が自然な文章を書く。ChatGPT4は通じない文章を書くことも多々あり、そのぶん読み手の負担になったりする。ただしOpenAIの最終目的はAGIであり、ChatGPTはマルチモーダル化が進んでいくんじゃないかなぁ。

この事件が契機になってweb3の流れが一気にしぼんでしまったよね。その点、アメリカに比べると、日本は静かに着実に進んでいるかんじ。岸田政権は発足当初から支持していないけれど、web3については評価している、というか、自民党のデジタル社会推進本部がしっかりしていたみたいな..

10日間くらい、ChatGPT4とClaude3を併用し、きのうOpenAIのサブスクの解約に至った。 ChatGPT4で生成される文章は、例えば、3つセンテンスがあるとしたら、それぞれにニュアンスが重複していたりする。このへんは原稿用紙に書き写すと実感できるので、試してみてください。 文章によっては、いかにもトークン（ここでは便宜上、単語）の次に確率の高いトークンをつないだような文章が生成される。 それに比べると、Claude3で生成される日本語はゴツゴツした感じがなく、自然。 そもそもChatGPTのOpenAIは、AGI（汎用型AI）をミッションに掲げていて。 もしそれが実現したら、OpenAIに多額の投資をしているMicrosoftに世界中の人たちが頼らざるを得なくなってしまう。なんか、手塚治虫の「火の鳥　未来編」やオーウェルの「1984」のディストピアの世界観が... それに比べると、Claude3を開発するAnthropic(アンソロピック）の、機会やリスクを検討しながら信頼されるAIを目指す理念の方が好感が持てる。 StableDiffusionといったオープンソース系も含めて、じぶんのやりたいことに合ったモデルを選ぶようになっていくと思うし、そう願ってもいる。

堤清二さんがご存命なら、どういう感想を述べられただろう。

ともすると、discordは議論だけで、トークンをもらってもデジタル系のなにかを貰うくらいで、こういう実生活に関わるようなアイデアは初めてみたような気がする。

Amazonもやるのかぁ。

保存時も送信時も暗号化される。法人で使わない大義名分が無くなったよね。