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日本はデジタル後進国になってしまった!
Nakagawa Yukiko立教大学大学院(MBAコース) 教授, 商学博士(慶應義塾大学)
日本は、デジタルにおいて、「イノベーションのジレンマ」に陥っている可能性があります。80年代90年代までの、製造プロセスにおける圧倒的な強さを誇ってきた日本企業にとって、「自分たちは先進国、製造プロセスも世界一、製造大国である、偽札なんて出回らない、取引相手も顔の見えるしんらいかんけいが基本」でした。
一方、2010年後半以降、偽札横行、商取引における信用リスク、未収金問題、電気のインフラ不足、などなど課題山積みであった発展途上国にとって、スマホがあれば、キャッシュレス、EC先払いシステムの確立、相手の信用度の透明化が可能となったスマホ決済、省電力でもバッテリーチャージできるスマホ、による課題解決が可能になっていったのです。高価高機能なiPhoneでなくても、格安で上部なスマホが大人一人一台持つまで、普及してきました。
日本企業は、その事実に、しっかり目を向ける必要がありますね。知ることがまず第一です。
日本は新興国から「デジタル化・DX」を学ぶべき時代になった
Nakagawa Yukiko立教大学大学院(MBAコース) 教授, 商学博士(慶應義塾大学)
2014年尖閣諸島問題以降、日本企業は、あえて、中国のデジタル発展をしっかり目を開けてみることをしなかったのではないでしょうか?この6年間で、大きく中国はデジタル経済発展を遂げてきました。2020年2月3月のCOVID19制圧対応を見ても、中央集権、一党独裁だからできる荒業だったのかもしれませんが、皮肉なことに、今 世界で最も安全に外出できる国は、中国です。国内旅行消費額も半端ないことになっています。おそらく、2月の春節も半端ない国内旅行消費が生まれることでしょう。「所詮、新興国のこと。。」というおごりがどこか、日本になかったでしょうか?
新興国から学ぶこともしっかりあります。それがデジタル経済発展です。アフリカのケニアなども然りです。ポリオ撲滅がケニアで2020年に達成されました。その背景には、一足飛びに普及したスマホ、SNS、キャッシュレス決済があります。ポリオ患者の状況報告をSNSで正しく行えば、インセンティブとしてのマネーがスマホにキャッシュレス入る仕組みを作ったところ、確実な情報数が一気に増え、ポリオ撲滅対策の手が打て、撲滅に至ったとこ成功例です。
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