運をムダに使わない、最大限に生かす方法
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注目のコメント
おかげさまで無事に連載を終えることができました。この連載がどのように作られたか暴露しておきましょう。
1月にNP編集部の上田さんから取材依頼があり、2月7日に4時間ほど取材を受けました。このときすでにライターさんはぼくの著作などの資料をかなり読み込んでくれてました。
ラフ原稿をもらったのは3月16日。そこから、さらに半月かけて、かなり書き込みました。60−70%はぼく自身の文章です。しかし、もしこの連載が面白かったとしたら、当初のラフ原稿の構成の上手さと、絶妙なリズム感のおかげです。
編集者の手のひらの上で踊ってしまったのです。編集者からは何度もメールをもらいました。
「ちょっと原稿が荒いような気がしているので、跡形もなく修正加筆していただいても、こちらは全く構いません」
「『イノベーターズ・ライフ』の過去の経験上、原稿をご本人が全く気に入らず、ゼロから直された時の方が、やはり魂や実感がこもるせいか、結果的に素晴らしくなり、読者に心に届きます」
そりゃあ、つい踊ってしまいます。
今回は編集とは何かを本当に考えさせられました。著者を奮起させ、気持ちよく書かせる。しかし、構成やトーンは押さえておく。なるほどなあ、とつくづく思ったのです。はい、パクらせていただきます。
お世辞抜きにいまNPには綺羅星のような編集者が集結しはじめています。いい時期に連載させてもらうことができました。3年遅かったら見向きもされなかったかもしれません。
連載を最後まで読んでいただいた読者のみなさんに感謝します。HONZのような書評とはいかずとも、小職のような無名の一兵卒でもニュースにコメントして時に反応を頂戴出来たり、プロや他の皆様の貴重なコメントを拝読できるNPも有難く素敵なサービスです。とちょっと、持ち上げてみます。
「面白いことをやってみる」、「行動しないと始まらない」、「運がよいと思い込む&無駄づかいしない」どれもよく言われることなのですが、結果を出し続けてきた成毛さんが仰ると説得力は段違いです。
本当に楽しく、面白く、学びも気付きも多い連載でした。いつか「パルプンテ」に参加してみたく、参加資格を得られるよう精進します。