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【独占】ニトリHD社長、「島忠へのTOB」を語る
NewsPicks編集部
島村 祐行樂心地有限公司 董事長兼總経理
本音を言っちゃおしまい。 真の狙いはホームセンター業界において、収益率の高い製造小売モデルを作ることだろうと推測します。この点はカインズが先頭を走っています。市場規模の成長が期待できないとすると、既存企業を買収して競合企業を買収してS&B、業態転換、統廃合をしながら、業界を寡占化していくシナリオがあるように思います。ニトリ流のホームセンターフォーマット。懸念は敵対的買収というレッテルを貼られること。ニトリは消費者ビジネスをしている点と今後のM&Aの影響を考えて、避けたいところです。 これからホームセンター、100円ショップ、ドラックストア、家電量販など「住」分野において業態間の垣根を越えた業界再編へと繋がり寡占化されていくものと思います。ニトリはこの分野の収益率の低さにチャンスを見出しているのだと思います。 ニトリ会長や社長がどこまでの壮大なロマンを描かれているかご本人のみぞ知るですが。したたかにやる。本音言ったらおしまいです。 ニトリ流ホームセンターフォーマットで売上1兆円、営業利益10-15%というのが目指すところなのでは。グローバル本格展開はその次のステージでしょうか?
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ニトリ、島忠買収に名乗り DCMのTOBに対抗
日本経済新聞
島村 祐行樂心地有限公司 董事長兼總経理
ニトリの狙い 1、現在ニトリはホームファニシングの分野で他社の追随を許さない圧倒的な独り勝ち状態です。ニトリはこの市場のうまみをを知り尽くしています。衣料品は消費者が他人とかぶることを敬遠する傾向が強いので、どうしても業界の特性として多品種少量生産になりがちで寡占化は難しいと言えます。一方、ホームファニシングでは消費者は他人とのかぶりをそれほど意識しない思われます。実際ニトリはスケールメリットを活かし、寡占化とその果実である高粗利を獲得しています。ニトリ経営陣は、島忠を組み入れたDCM連合が本格的にホームファニシング市場に参入してくる可能性あると判断した。それ故にTOB価格を吊り上げてでも買ってリスクの芽をつむ行動に出た。それが第1の見立てです。 2、ホームセンター業態は、次の成長の柱。 国によって生活様式が異なるホームファニシング分野は、海外展開するのはなかなか難しいと思われます。実際、ニトリは中国や台湾に出店していますが、店舗数はユニクロのそれと桁が違います。それではニトリの次の成長の柱は何のか?国内ホームセンター業界を寡占化することで高粗利を稼げる業界に改革すること。ずばりニトリにはホームセンター分野で年商1兆円、営利1000億円という目算があるように思います。現在ホームセンター各社の株価は割安に放置されています。ニトリの時価総額からすればDCMですら簡単に呑みこめるはずです。ニトリの次の一手に注目です。
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