【独占】ニトリHD社長、「島忠へのTOB」を語る
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本音を言っちゃおしまい。
真の狙いはホームセンター業界において、収益率の高い製造小売モデルを作ることだろうと推測します。この点はカインズが先頭を走っています。市場規模の成長が期待できないとすると、既存企業を買収して競合企業を買収してS&B、業態転換、統廃合をしながら、業界を寡占化していくシナリオがあるように思います。ニトリ流のホームセンターフォーマット。懸念は敵対的買収というレッテルを貼られること。ニトリは消費者ビジネスをしている点と今後のM&Aの影響を考えて、避けたいところです。
これからホームセンター、100円ショップ、ドラックストア、家電量販など「住」分野において業態間の垣根を越えた業界再編へと繋がり寡占化されていくものと思います。ニトリはこの分野の収益率の低さにチャンスを見出しているのだと思います。
ニトリ会長や社長がどこまでの壮大なロマンを描かれているかご本人のみぞ知るですが。したたかにやる。本音言ったらおしまいです。
ニトリ流ホームセンターフォーマットで売上1兆円、営業利益10-15%というのが目指すところなのでは。グローバル本格展開はその次のステージでしょうか?
注目のコメント
「今は外から見える範囲でしか島忠の経営状況がわかりません。
もし、TOBが成功したら、先方と話をしっかりして、我々のやり方を押し付けるのではなく、島忠の強みや課題を把握した上で、ニトリがどんなところで役に立てるかを考えていきたい。」
この状態で巨額のTOBを仕掛けられる強さはすごい。焦りのようにも見えるし、信念のようにも見える。6日の段階で島忠の株価は5500円を超えています。
DCM、ニトリ の買付価格よりも高くなっています。このTOBの行方はまだまだわかりませんが、島忠の意見表明を待ちたいところです。
今回ニトリ側からの発信は、島忠ブランドの継続を強調すると、配慮・リスペクトの姿勢を強く感じました。
特別委員会を設けて、開けた買収を目指すという島忠の姿勢も新鮮にうつりました。
決定的に敵対するような形ではない、別の形の買収競争。今後、この買収劇が一つの買収の流れを作るかもしれない。そんな可能性も感じながら、この動向を見守りたいと思います。ニトリの白井社長は高校(札幌南)の先輩で前にお話ししたことがありますが、店舗の現場を大事にされる非常に地に足のついた誠実な方、という印象です。以下の発言はpureにそのように捉えられているのだと思いますし、ここまで思い切ったことができるということは、切に島忠とのシナジーがニトリには見えているのだと思います。商品開発力のあるニトリがより顧客接点のあるHCを持つとエンドユーザーからのフィードバックループが早まり、面白いシナジーが期待できそうです。
>さらにその時の発表で、TOBが島忠に、企業価値の向上をもたらすか、株主にとって不利益なことはないかを検討し、島忠の取締役会に対して勧告等を行う「特別委員会」を設置していること、その上で、公平性を保つために、ほかの企業がTOBに手を挙げることができる仕組みになっていることもわかりました。