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【超入門】なぜ、IPO株は儲かるのか?
NewsPicks編集部
Koichiro NakamuraSozo Ventures MD
IPO時の値付けについては、VCの間でもよく聞きます。特に地味なBtoBの会社やソフトウェアアズサービスのような顧客獲得に短期的にコストがかかり、利益の会計上のリコグニションがずれるようなものについてはウォールストリートが評価する能力が低いという意見も聞いたことがあります。 それに対する一つの方向性として、必ずしも上場時に一定量の株式を証券会社に引き受けてもらう必要がない会社はダイレクトリスティングのような形で価格決定を証券会社に任せないような会社も増えてきていますし、上場後もある程度長期に株式を保有し、会計上のリコグニションが追いつき、適正な市場評価が追いつくまでロックアップが明けても中長期的に株式を保有するというVCも増えてきています。 ただ、IPOに関しては機関投資家にまとめて買ってもらえ、大規模な資金調達が可能というメリットはあります。ある程度のボリュームを持っているVCの立場で言うと機関投資家に評価されている株式の方が価格が安定しているので売却はしやすいです。もう一つ重要な側面はロックアップ期間の設定です。これは逆に聞こえるかもしれませんがロックアップがあった方が、しっかり価格が安定している市場から評価されている会社であれば短期的な売却が整理されて大口既存投資家は安定的な売却がむしろしやすいです。ロックアップが設定されていれば、創業者の放出分の価格損はありますがそれ以外の分の短期的な価格ポップの影響は限定的かもしれませんね。(個人的にはIPOに既存投資家、創業者分のロックアップ期間は絶対に設定すべきと強く思います。) このあたりはSPACとあわせてIPO、ダイレクトリスティングルール等の検討、上場時の選択肢、戦略を必要な条件にあわせて選択していくことがますます重要になっていくように思います。
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