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4.7GHz帯スタンドアロン構成のローカル5G無線局免許を初取得
池田 博樹5G開発会社 執行役員(工学博士)、米国と中国駐在歴
本記事は、20年12月18日にスタートした、ローカル5Gサブ6帯の商用免許を獲得したという内容。これでいよいよローカル5Gの機器開発、サービス開発が加速されます。21年は大規模実証実験の年になりそうです。
ドコモ、ahamo値下げ 2700円に 通話無料はそのまま
池田 博樹5G開発会社 執行役員(工学博士)、米国と中国駐在歴
ahamoに移行すると、NTTDoCoMoの契約利用期間がリセットされますので、"ずっとドコモ特典"などがなくなります。つまり、ahamoは、ドコモユーザではないですよ、と宣言しております(12月時点)。
ドコモ利用期間については2月に修正されたようですが。
また、未成年者は契約不可、クレカのみ対応など、未対応サービスは多多あります。事前の手続きものかなりになります。
サービスプランの移行手続きをじっくり読むと、現在のDoCoMoユーザをahamoに誘導する気はなく、あくまでも、格安スマホの市場の新規ユーザへのサービスプランだということですね。
官製値下げに表向きに対応しておりますが、従来のドコモユーザから移行のハードルを上げていたという戦略ですね。
また、MVNOに対する回線供給責任についてもあるので、MVNOの価格を下げるべきですね。
【追記】
最新情報はいろいろ変更されているものもあり、詳細はahamoへプラン変更手続きのサイトを確認ください。
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/ahamo_notice/?icid=CRP_CHA_to_CRP_CHA_ahamo_notice
ちなみには私はIIJとドコモユーザです。
ドコモの「ahamo」値下げ、税込2970円に
楽天モバイルはプラチナバンドを獲得できるのか
池田 博樹5G開発会社 執行役員(工学博士)、米国と中国駐在歴
楽天のプラチナバンドの課題は2点あります。
①参入当初、楽天は新技術のソフトウエア基地局を低コストで多く設置することで、1.7GHz帯と3.7GHz帯、28GHz帯でも問題ありません、と宣言して参入しています。当時の投資価格は発表されていますが、この額は少なすぎるのではという印象がありました。
要約すると、プラチナバンドは必要ありません、と間接的に宣言しているようなもので、そことの整合性が問われます。
②2つ目は、日本に4社も大手キャリが必要か、という問題です。周波数は有限の資源ですので、民生用に更にプラチナバンド追加はありえるか、議論が必要。
たとえば、海外の場合、このプラチナバンドは、ドローンや無人搬送車など将来の社会を見据えた使い方に割り当てられているところも多く、日本もこのような議論が必要と思われます。
私見ですが、楽天が、プラチナバンドはUAV向けを主として使います!と宣言して、獲得する手はありえる話ですね。
世界に出遅れた日本の5G…そもそも日本の携帯電話料金は世界と比べて高いのか
池田 博樹5G開発会社 執行役員(工学博士)、米国と中国駐在歴
「本来、ここで政府がやるべきは、国内産業を成長させ、世界で戦えるような政策を打つことではないか。「料金の値下げ」という国民ウケする政策を掲げるのは結構だが、通信を中心とする国内産業の活性化という視点に欠けているのだ。」と記事にありますが、全く同感ですね。
出遅れているのは、政府の産業施策の意識です。
欧米は、、重要インフラの主要ベンダーは暗黙に自国優先としています。結果、国内雇用確保と技術開発が進みます。
通信産業を壊滅させた日本では、他国から重要機器を輸入するといった発展途上国なみの構造になっています。大手ベンダーが、海外に拠点を移し、利益が上がる一方、日本の所得減る構造。
日本の政治は、所得向上と雇用確保という視点がないところが問題だと思います。

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