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ズーム、147億ドル規模のファイブ9買収白紙に-株価下落で条件悪化
片岡 治樹株式会社KFinance 代表取締役
Zoomが1兆円超のファイブ9買収を中止とのこと。
原因はZoomの株価下落です。株式交換の優位点は自社株の株価を梃子にしてバランシートを傷めずに買収できることですが、今回は逆回転して失敗しました。他の企業にとっても学び甲斐がある良ケース。
何よりもこの失敗が意味することはZoomの株主が本件を評価しなかったこと。今年の7月に本件を発表してからと言うもののZoomの株価は20%以上下落したのは切ないですね。
元々Zoomの株価は去年のコロナ需要で売上高YoYで300%以上成長したのに比例してつけたピークを境に、下がっていたというのも相まっているのかもしれません。需要の一服感、Teams等競合プロダクトとの競り合いで売上高成長率も鈍化していましたし。
【直言】僕は日本の「買収のイメージ」を変えたい
片岡 治樹株式会社KFinance 代表取締役
米セラシオは元々創業者がECのコンサルをしていたところ、Amazonセラーアカウントの買収を繰り返しユニコーンになった企業。再現性の高い経営力を梃子に自己勘定投資をしまくって加速度的に成長するビジネスモデルの好例ですね。ただ、日本ではライザップを筆頭にこの手のビジネスモデルを掲げる企業はちらほらありますが、規律性の無いM&Aや杜撰なPMIで空中分解している失敗例も多い。なので強弱のみ許された戦略という印象です。自分の会社の最終形態はこれなんで実力つけないとー。
にしても、アマゾンセラーアカウントを作って5千万くらいでセラシオに売却したいなー。スモールでもいいから手堅くExitしたい。アパレルや口に入れる、塗る系の商品はセラシオ的に駄目らしいので日用品雑貨ブランドで攻めるか。そういうセンス無いけど笑。
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