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中村 洋太フリーランス ライター
書かせていただきました!
台湾の民主化に尽力 李登輝元総統が死去
中村 洋太フリーランス ライター
今夜は司馬遼太郎の『街道をゆく 台湾紀行』を読み直すことにしました。
ぼくはこの本で李登輝さんのことや、彼が総統になるまでの、台湾人にとっての辛かった時代のことを知りました。
戦後、日本による台湾統治が終わり、大陸から蔣介石率いる中国国民党がやってきました。
「当初、台湾の多くのひとびとはこれを光復(祖国復帰)として歓呼の声をあげたが、やがて失望した。やってきた陳儀以下の軍人・官吏は宝の山に入り込んだ盗賊のように掠奪(りゃくだつ)に奔走し、汚職のかぎりをつくした。『犬(日本人)が去って豚がきた。犬は小うるさいが、家の番はできる。豚はただ食って寝るだけだ』という悪口が流行した」
そう言われるくらい、蔣介石の時代が辛かったのでしょう。それを終わりにして新しい台湾を築いたのが李登輝さんでした。
巻末には司馬遼太郎と李登輝さんの対談もあります。李登輝さんの人柄がよくわかり、どこか親戚のおじいさんのようにも感じられます。今読んでも色褪せない名著だと思います。ご冥福をお祈りします。
『街道をゆく 台湾紀行』
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