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JALマイレージ 会員情報92万件漏えい
髙島 崚輔ハーバード大学4年/(特)留学フェローシップ理事長
JALが直接狙われたというより、ワンワールド加盟の航空会社で共有していた情報が漏洩した模様です。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2021/other/210305/
> 日本航空(JAL)も、JALマイレージバンク会員が提携航空会社を利用する際に、アルファベット表記の名前、会員番号、ワンワールドの会員ステイタスをSITAを通じて提供しており、この情報が流出したとしている。JALによると、漢字表記の名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード、クレジットカード番号などの第三者による不正利用につながる情報は含まれていないとしている。
https://www.traicy.com/posts/20210305201482/
飛び級、落第を許さない日本の「横並び」主義が生む教育の形骸化
髙島 崚輔ハーバード大学4年/(特)留学フェローシップ理事長
教育の形骸化と言えば,日本において大学教育の価値が形骸化していることが本当にもったいないと思えてなりません。それこそインターンシップで学外に学びの場が増えることはいいことですが,大学教育の質自体を上げなくて良い理由にはならないと思います。
答申については,「個別最適な学び」と「協働的な学び」を目指す方向性はいいなと思います。あとは「個別最適な進路決定」をできるように,学校を社会に開きつつ外部人材と協力していく体制をつくることが大事だと考えます。海外大学進学はみんなにベストではないにせよ,合う人は必ずいます。海外進学という進路の選択肢を提供するため,引き続きがんばります。
*海外大学生や教員の仲間とともにNPOを運営しています。お近くに興味のある中高生の方がいらっしゃいましたらぜひ(宣伝してしまいすみません……)。
留学フェローシップ|https://ryu-fellow.org/
日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!【2020年ベスト記事】(小野 一起,冨山 和彦) @moneygendai
火力発電の燃料に水素、2030年に年300万トン…脱炭素社会へ政府戦略
髙島 崚輔ハーバード大学4年/(特)留学フェローシップ理事長
ハーバードのエネルギー工学専攻です。
発電メインなのか。まさかの。、となると水素を海外から輸入するっていうあれですよね……、オーストラリアの褐炭を使って水素にするなどだと思いますが、これって世の中の「水素活用!」のイメージとはずれてる気がします……(もちろん日豪関係とかいろいろ他のメリットあるのはわかりますが)
以下、再掲です。
https://newspicks.com/news/5446779/
本当に水素が主要燃料になる時代をつくろう!という気概があるのでしょうか……そもそも何のために水素を使うのか。電気を使って水を電気分解して水素をつくり,その水素を使ってまた発電するって(もちろん長期的に貯めやすいといったメリットは有ると思いますが)考えると,発電目的では望み薄なんじゃないかと思えてなりません……。製鉄(鉄鉱石の還元)などの製造原料としての活用は分からなくもないのですが,それで主要燃料とは言わないだろうと思うと,どういう見立てなんでしょうかね……
ちなみに,海外で水素の話をすると「え,水素?電化の流れが主流だから水素はメインではないんじゃない?」という扱いをされることが多くありました。電気自動車(EV)と燃料電池自動車(FCV)の比較をみるまでもなく,世界の潮流としてはエネルギー利活用を電化する流れが顕著です。
ただ,北欧だけは水素の話がメインの場も。
なぜ北欧では水素が重視されているのかを尋ねると,既に天然ガスのために建設したパイプライン等のインフラが整っていることを主な理由として挙げていました。実際,新しく送電線を引くためには10-15年かかるが,既存のインフラを使えば必要年数は一気に縮む。二酸化炭素排出量削減が喫緊の課題である現状を鑑みると,10-15年も待つ余裕はないので,水素を重視しているとのこと。水素によるエネルギー供給は,2025-30年には石油・天然ガスよりも安価になるという予想もあるとのことでした。
うーん……日本で本当にやるんですかね。。。あ,でも敢えて世界の潮流と逆張りをして,2100年くらいに天下を取るプランもあると思うので,もしそうならそれで日本は頑張らないと。もしかすると僕が知らないメリットも有るのかもしれませんが,まずは2030年に期待を裏切ってよい活用がなされているといいなと思います。
学部卒で最も高給な専攻は? 米大の最新データ公表
髙島 崚輔ハーバード大学4年/(特)留学フェローシップ理事長
ハーバードでも確かにコンピューターサイエンスや経済学、統計学といった「高給な専攻」は盛んになってきていますが(新卒で年収1000万円も普通にいる印象です)、どちらかと言うと面白いのは「じゃあなんで敢えて薄給であることが見えている視覚芸術や舞台芸術を専攻する人がいるのか?」ってところかなと思います。それこそハーバードは入学時に専攻が決まらないので、大学に入りやすい専攻というのは基本存在しません。
芸術系の専攻をしている先輩や同級生を見ていると、本当に好きだから学んでいることを肌で感じます。同時に好きなことをとことん学べる環境というのはすごく貴重で恵まれていることなんだなとも実感します。少なくとも「好きなことが何か」わかるって大事ですよね。
2ちゃん創設者が論破する「学歴不要論」のウソ
髙島 崚輔ハーバード大学4年/(特)留学フェローシップ理事長
(論点は違いますが)
>これは、日本企業が「大学で何を学んだか」ではなく、「大卒である」ことに価値を見いだしていることの表れでしょう。
ここは問題だと思うんだけどなあ……、「卒業」という資格を得るために年間数十〜百万円払うのってやっぱりもったいない気がします。日本企業にとって大学で得られる価値は○○学の知見ではなくて、もっと抽象的な頭の使い方だというのは分からなくはないけど、折角だから○○学の知見が活かせる環境をつくりたいな。まずは学びの面白さを伝えていくことから。
(宣伝になってしまいますが、海外大学生が学問の面白さを中高生に伝える授業をオンラインでやっています。無料です。)
https://ryu-fellow.org/activity/online-college/
水素を30年に主要燃料に 目標1000万㌧、国内電力1割分
髙島 崚輔ハーバード大学4年/(特)留学フェローシップ理事長
本当に水素が主要燃料になる時代をつくろう!という気概があるのでしょうか……そもそも何のために水素を使うのか。電気を使って水を電気分解して水素をつくり,その水素を使ってまた発電するって(もちろん長期的に貯めやすいといったメリットは有ると思いますが)考えると,発電目的では望み薄なんじゃないかと思えてなりません……。製鉄(鉄鉱石の還元)などの製造原料としての活用は分からなくもないのですが,それで主要燃料とは言わないだろうと思うと,どういう見立てなんでしょうかね……
ちなみに,海外で水素の話をすると「え,水素?電化の流れが主流だから水素はメインではないんじゃない?」という扱いをされることが多くありました。電気自動車(EV)と燃料電池自動車(FCV)の比較をみるまでもなく,世界の潮流としてはエネルギー利活用を電化する流れが顕著です。
ただ,北欧だけは水素の話がメインの場も。
なぜ北欧では水素が重視されているのかを尋ねると,既に天然ガスのために建設したパイプライン等のインフラが整っていることを主な理由として挙げていました。実際,新しく送電線を引くためには10-15年かかるが,既存のインフラを使えば必要年数は一気に縮む。二酸化炭素排出量削減が喫緊の課題である現状を鑑みると,10-15年も待つ余裕はないので,水素を重視しているとのこと。水素によるエネルギー供給は,2025-30年には石油・天然ガスよりも安価になるという予想もあるとのことでした。
うーん……日本で本当にやるんですかね。。。あ,でも敢えて世界の潮流と逆張りをして,2100年くらいに天下を取るプランもあると思うので,もしそうならそれで日本は頑張らないと。もしかすると僕が知らないメリットも有るのかもしれませんが,まずは2030年に期待を裏切ってよい活用がなされているといいなと思います。

地球を冷やせ。「ジオエンジニアリング」最前線
髙島 崚輔ハーバード大学4年/(特)留学フェローシップ理事長
ハーバードで今年,ジオエンジニアリングの授業を取りました。
https://keith.seas.harvard.edu/
今までのCO2を減らすアプローチだけじゃ間に合わない,既に排出されているCO2の影響自体を減らすには,ジオエンジニアリングを用いて太陽の光を跳ね返したり,雲を薄くして放射冷却を進めたりと画期的な方法が必要だと信じる教授の授業はとても刺激的でした。
工学の授業の中でも,そもそもジオエンジニアリングのメリット・デメリットを比較しよう!と「テスト開始に賛成」「テスト開始には反対」「研究開始に賛成」「研究開始にも反対」に分かれてディベートが行われたのも印象的でした。
当然メリットとしては,早く始めることで時間を稼げることが挙げられますが,デメリットとしては,パンドラの匣を開けかねないということや,一度始めるとやめられない(termination risk=太陽光を跳ね返すことをやめた途端に一気に気温が上昇してしまうため,永遠にやめられない)ことが挙げられます。個人的には,途中でやめられないリスクは重く受け止めて,今始めるのは得策ではないかなあと考えましたが,現状の至らぬ点を踏まえて授業をする教授の姿勢には感銘を受けました。
所謂理系の研究者でも,政策提言を行って自分の研究を社会に活かすためには客観的に自分の研究を評価しなければならない。大切なことを教えてくれた授業でした。

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