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吉野家「いらっしゃいませ」廃止 新しいあいさつは…
藤原 義昭株式会社ユナイテッドアローズ 執行役員 CDO
いらっしゃいませがこんにちはに変わったところで再訪問にはさほど影響は無いと思います。従業員が多すぎて、変革をしなければいけない時はインナーマーケティングはとても重要。その一環として毎日やっている事から行動を変えると言うのは本当に大きく変える時のアレルギー出ないのでとても有用。これからこれではない何かを変えて行くだろうからそれに慣れるという一つの狙いがあるのではないかな。
【インタビュー】「ファッションはもっと情緒的なもの」 ユナイテッドアローズ新社長 松崎善則氏に聞く
藤原 義昭株式会社ユナイテッドアローズ 執行役員 CDO
世の中が180度変わったと思いがちですが、実はそうでもない部分もあり、例えば在宅ワークは2020.12月時点で25%程度で3/4の人は普通に会社へ行っているので、部屋着だけが必要かと言うとそうでもない。洋服は文化や情勢に流れるのと生活者がデジタル化していき情報取得がこれだけ簡単になっているので当然価値観が多様化してゆきます。したがってマス向け製品も粒度が細かくなってきているので作り手側もマーケットインを相当以前より考えなくてはいけません。一方で洋服は情緒的なものでもあるためアートの部分がより昔より求められているのも事実ですが特にデザインは見た目だけのデザインでは無くその製品の周辺域、例えば体験も含めてデザイン。具体的には持ち運びやすいとかまでする必要があり難易度が高くなってきています。作り手側も10年前の洋服に求められているところからのアップデートが必要です。
2020年の小売業界を象徴する商品や企業を振り返る
藤原 義昭株式会社ユナイテッドアローズ 執行役員 CDO
コロナ禍となり小売業のほとんどがデジタル化を進め特に2020年はeコマースに力を入れた年であったのは世界中で起きた事だ。ウォルマートは昨年より以前から金融、広告、健康で成長する事を掲げており既に物を売る事で成長すると言わなくなってしまった。これはウォルマートだけで無く顧客数の多いSC系の小売は日本も漏れなくそうなるだろう。反対に人の関与度の高い高級品に近いものはより顧客のデータとテクノロジーでパーソナルな買い物へ移って行く。アカウンテリングと言われるような店員をいかに効率的に顧客への販売を手助けし成果をよりあげれるようになるか。が今年はさらに進んでゆくだろう。大元となるのは顧客データだ。ただし日本も含め個人情報の利用はより厳しくなって行くので、とにかく顧客に好かれる企業を作る事が実は一番大切なのです。

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