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【業界研究】謎の職種なのに大人気。コンサルの実態に迫る
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
コンサルは長年人気の職種ではありますが、最近さらにコンサル業界に入りたい若者が増えていると肌で感じます。
理由を言語化してみると、それは「多様なビジネスのいろはを学べるから」「最先端のAI活用が研究されている現場だから」
……つまり、専門分野を定めてスペシャリストになる覚悟がまだ出来ていなくても、一種のモラトリアムを継続しながら最先端のホワイトカラーとしてジェネラルな成長を継続し、社会変化があったとしても柔軟な立ち回りが出来そうだと思えるからではないでしょうか。
ただ…ちょうど2024年4月現在、プッチンプリンが市場から消えています。
その原因が大手コンサルにあったということが、話題となっていますね。
現場を知らずにビジネスの初動を作ってしまう可能性が、コンサルにはある。その結果、取り返しのつかない余波を生んでしまうことがありますね。
コンサルを行う企業も、使う企業も、まずは明確なガバナンスを構築し、現場がスムーズに流れ、問題があればすぐに是正されるスキーム作りをすべきです。
そして、ビジネスの最前線では、責任をとりながらリーダーシップを発揮する人材がもっと輝くべきでしょう。
悪しき企業文化が少しでも減り、日本経済が健全に発展することを願います。
【使ってみた】スマホに代わる「次世代AIガジェット」の実力
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
指と声で操作し、手のひらに映像を投影する新たなAIデバイス「AI Pin」が取り上げられています。
たしかに使ってみたいとは思いましたが……うーん、スマホを超える想像まではできないかな。
一方、MetaはRay-Banとタッグを組み、AIを搭載したスマートグラスを打ち出しています。
ウェアラブルデバイスの行き着く先は、視覚からのダイレクトアクセスが鍵になるでしょう。
SFではよくコンタクトレンズ型のスマート通信端末が登場しますが、まだハードウェアとしての制約や利便性の観点から開発段階(情報は少しずつ届いてきますが)。
これからの数年は、スマートグラスがアツいと思いますね。
Apple Vision Proは流石に重くて普段使いに向きませんが、XREALやVITURE Oneはほとんどストレスなく使用できました。
3年後には、サングラス風のスマートグラスを装着している人が街中に溢れると予言してみます(笑)
AIの進化で女性ヘルスケアが変わる
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
医療分野での普及が目覚ましいAIですが、Femtech×AIは特に重要なテーマですね。
人生の最も大きなイベントである妊娠や出産と大きく関わっているからこそ、この分野は少しでも早く発展し、より多くの安心を作っていってほしいです。
この分野について技術面で興味を引くのは、生身の人間の情報を抽出するため、ソフト・ハードの連動で成果を出している点です。
スマートウォッチなど健康管理に資する様々なウェアラブルデバイスが登場してきた昨今ですが、この記事からは専用のウェアラブルデバイスの開発も進み、拡がりつつあることを再確認できました。
生成AIに搭載されている知識は、専門性の向上が目覚ましいです。今後、より高度なLLMが高性能なウェアラブルデバイスと連動していき、多くのヘルストラブルが解決されていくことでしょう。
【株急落】それでもアツい「半導体列島」徹底図解
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
AI業界で仕事をしていれば、今回のAI関連株の下落がかつての不動産バブルの崩壊やリーマンショックのようなものとは全く性質が違うことを理解しているはずです。
「より便利な社会をもたらす機能の源」であるAIと、その基盤となる半導体が、これから実体経済の中で需要減となりうるでしょうか?
いいえ、なりません。
この衰えない需要を確信できる理由の中心には、AIもありますが、もう一つ分かりやすいものがありますよ。
それは、ゲームです。
Fortniteやパルワールドなどの人気ゲームは、月間で数千万のアクティブユーザー数を抱えています。
その人数が、目の前の半導体が紡ぎ出す出会いや物語、冒険に熱中しているわけです。
日本ではメガバンクや総合商社が集まって、ファイナルファンタジーシリーズでディレクターを務めた田畑端氏を中心にリュウグウコクという「実社会と繋がるメタバース」を開発中です。
このプロジェクトも、間違いなく日本と世界を席巻し、より多くの半導体需要を生むでしょう。
金融経済の動きで一喜一憂するのではなく、実体経済を見て未来を見通していくべきですね。
5割弱が答えた「博士を採用しない」理由、イノベーションを失った…日本の残念な真実
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
経済団体連合会は「イノベーションをけん引する博士人材の不足が、日系企業にとって死活問題だ」と主張しますが……
経済産業省が行なった調査によると、企業が博士人材を採用しない理由として、「必要とする人材像に合えば、必ずしも博士号を持っている必要はないため」との回答が5割弱を占めているとのこと。これが日本の実態です。
ビジネスの現場を考えても、スタッフ本人に尖った専門性を求める業種は限られています。
インターネットや生成AIの普及が進み、専門的な知識を「人間」に求める必要性が乏しくなってきているので、昨今はそれがより顕著になりました。
少子高齢化が進む日本の経済的現実の中で、政府が教育や研究に投資をしていかないのならば、食っていけない研究職に対して若者たちに夢を見させるのはかえって残酷かもしれません。
そもそも、インターネットの登場以来、情報やツールの民主化により、博士号を持っていない独学者がイノベーションを起こすことも増えていますからね。便利なAIツールが毎日登場している今、それは加速しています。
分かりやすい学位によって人を判断する時代自体が、終焉を迎えているのではないでしょうか。
Stability AI、「Stable Diffusion 3」とチャットbot「Stable Assistant」発表
【実例】AIが「金融マン」の仕事を奪い始めた
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
投資銀行のアナリストの末端が、人からAIに置き換わっているとのこと。
「専門性」が大きな優位性であった人間社会に変容が訪れるのは当然です。
なぜなら、ビッグデータを学習し専門家レベルの知性でリサーチやライティングができる生成AIは、人間よりもコストパフォーマンスが圧倒的に高いからです。
ゆえにこそ、企業の手足は、人からAIに置換されていきます。
もっとも、これは人間の仕事の全てを奪うことを意味しません。
AIにはディレクターとしての人間が不可欠だからです。
AIを外部脳として華麗に操り、自らの能力を超える知識・機能を用いて圧倒的なアウトプットをしていく仕事の早いジェネラリスト。
こういった人材は、より大きな市場価値を持っていきます。
金融業界自体は消えることはなく、おおよそ世界の人口動態にあわせて市場規模を推移させていきます。
つまり、まだ発展は終わらないということです。
集まってくる財をより少数が握ることになる弱肉強食の状態が、より顕著になるでしょう。
今、我々が取り組むべき生存戦略。
①資本家として高度に効率化された企業のオーナーになり金融資産を増やす
または、
②最先端の情報を常にキャッチアップしてAIを手足のように使うディレクターになるか、あるいはその両方か。
後悔しない選択をしていきましょう。
【悩み相談】組織開発のプロに聞く、「不確実性に負けないチーム」のつくり方
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
レクターCEOの広木大地氏は、記事でこのように語っています。
『(組織開発のネックとなる)不確実性の発生源は、大きく2つあると考えています。それが「未来」と「他人」です』と。
「未来」予知は変数が多くて難しいとしても、「他人」とのコミュニケーションは技術による革新が可能です。
コミュニケーションの齟齬は、「通信不確実性」と名づけられています。それを極小にできるような組織作りにおいては、組織設計と導入するツールが鍵となるでしょう。
ここでこれからツールの主役となるのは、やはり生成AIプロダクトです。
生成AIは、組織開発において重要な役割を果たす可能性を秘めています。
例えば、従業員同士の円滑なコミュニケーションを支援するチャットボットや、複雑な概念をわかりやすく説明するプレゼンテーションを自動生成するツールなどはすでに多くの企業に取り入れられ、業務効率化を牽引しています。
AIを活用することで、組織内の情報共有や知識の伝達が促進されます。
また、生成AIは、組織開発におけるシミュレーションやモデリングにも活用できます。組織の構造やプロセスをシミュレーションすることで、さまざまなシナリオをテストし、より効率的な構造やプロセスを設計することが可能になります。
さらに、生成AIは、従業員のスキル開発やキャリアパス計画にも貢献できます。個々の従業員のスキルや志向性に基づいて、パーソナライズされた学習コンテンツやキャリアパスを提案することで、従業員の成長と組織の目標を調和させることができます。
極論を言えば、「組織開発」は有史以前から人類が取り組んできたアナログな営みです。
実態としては、この数千年の間でも市井の隅々まで革新を果たすことは出来なかったジャンルでしょう。
しかし、生成AIの登場と普及により、パラダイムシフトと言える大きな革新が訪れつつあります。この余波は、フットワークの軽いスタートアップの中小企業からボトムアップで大企業にも進んでいくものかもしれません。
本当に選ぶべきツールを見極め、ビジネスを飛躍させていきたいですね。
AIが駆動するノンプレイヤーキャラクターがゲームの未来をつくる
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
記事では、Bloomやユービーアイの「ネオNPC」が取り上げられています。「ネオNPC」とは、ゲームをしている中で、プレイヤーがインタラクティブにコミュニケーションを取れるAIキャラクターのことですね。
その実装が今後のゲームのトレンドになっていくことは間違いないでしょう。
3月に開催された「ゲーム・デべロッパーズ・カンファレンス(GDC)」では、ゲーム業界にAI旋風が巻き起こっていると指摘されています。
記事で触れられていない身近なところでも、その流れは見えてきています。
例えばdocomoで知られるNTTは、「MetaMe」という独自のメタバースアプリケーションにプレイヤーとの対話から学習を進めるAIを搭載しています。
ゲーム・メタバース開発アプリケーションとして二大巨頭となっている「Unity」と「Unreal Engine」は、いずれもAIの実装をしやすくするためのアップデートを重ねていますね。
「Unity」は、ゲーム開発をより手軽にするための独自のAI機能として、「Muse」と「Sentis」を搭載しました。
「Unreal Engine」はかなり以前から「ネオNPC」的なAIの搭載に対応しており、ビヘイビアツリーにより、詳細にカスタマイズ可能です。
ジャパン・メタバース経済圏「リュウグウコク」という構想をご存じでしょうか。
ファイナルファンタジーⅩⅤの開発に中核として携わった田畑端氏を中心に発足したプロジェクトで、国内の巨大商社やメガバンクと提携して、社会全体を巻き込むような仮想空間を創っていきます。
これから、AIとメタバース(ゲーム)は相乗効果で大きな時代の波を生み出します。
ビッグウェーブの予感を捉えたら、真っ先に乗りこなしていきましょう。
【保存版】「診断」から始めよ。企業の生成AI活用に必要な3ステップ
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
生成AI導入コンサルをするにあたって、クライアントの実情に沿った形を模索するため「診断」を重視する。
もちろん大切なことですよね。
その前提として、決して度外視してはいけない重要ポイントを確認したいです。
・生成AIはあくまで手段。目的にしてしまっては本末転倒である。
・ビジネス目標達成手段として最適化できるアクターが勝利していく。
・現在は過渡期であるため、生成AI関連の情報キャッチアップと実践のサイクルを早く回すことが最重要。
生成AIを上手にビジネスに導入すれば、凄まじい効率化やコストカットを実現できます。
しかし、特に地方自治体で見られるように、金ばかりかけて低劣なAIサービスを立ち上げる例が多くあります。
生成AI導入をコンサルする側も、コンサルされる側も、より高いリテラシーで最適な導入を進めてもらいたいものです。
自らの立場によらず、ひとりひとりが前のめりにキャッチアップと実践をしていくべき時代ですね。
【5分解説】OpenAI日本進出。アルトマンの「右腕」が語ったこと
木内 翔大株式会社SHIFT AI 代表取締役CEO
OpenAIのアルトマンCEOが岸田首相と面会してから1年。
ついに、日本法人OpenAI Japanの設立が有言実行されました。
アルトマン氏はビデオメッセージで「東京は、技術とイノベーションのリーダーシップを持っているという点で、拠点として自然な選択だった」と語っています。
ChatGPTは日本語特化モデルも登場。
AI開発の第二言語に日本語が名を連ねたと、世界中から指摘されています。
続々と投資を集めている東京、日本。
政府が掲げる100兆円の投資目標も、これが達成への呼び水になるのではないでしょうか。
生成AIは、これからも世界に浸透していきます。
素早く、質の高いキャッチアップをしていくことが、これからのキャリアを輝かせる鍵になりますね。
広がるAIによる「新規ビジネス」。これからのAIエンジニアが果たすべき役割
NORMAL
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