【株急落】それでもアツい「半導体列島」徹底図解
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AI業界で仕事をしていれば、今回のAI関連株の下落がかつての不動産バブルの崩壊やリーマンショックのようなものとは全く性質が違うことを理解しているはずです。
「より便利な社会をもたらす機能の源」であるAIと、その基盤となる半導体が、これから実体経済の中で需要減となりうるでしょうか?
いいえ、なりません。
この衰えない需要を確信できる理由の中心には、AIもありますが、もう一つ分かりやすいものがありますよ。
それは、ゲームです。
Fortniteやパルワールドなどの人気ゲームは、月間で数千万のアクティブユーザー数を抱えています。
その人数が、目の前の半導体が紡ぎ出す出会いや物語、冒険に熱中しているわけです。
日本ではメガバンクや総合商社が集まって、ファイナルファンタジーシリーズでディレクターを務めた田畑端氏を中心にリュウグウコクという「実社会と繋がるメタバース」を開発中です。
このプロジェクトも、間違いなく日本と世界を席巻し、より多くの半導体需要を生むでしょう。
金融経済の動きで一喜一憂するのではなく、実体経済を見て未来を見通していくべきですね。
注目のコメント
「TSMCが熊本進出」「北海道にラピダス」「東京エレクトロンやレーザーテックの技術力がスゴい」「最先端の2ナノ」。ニュースなどでよく聞く内容を図解で総まとめしました。
TSMC誘致やラピダス設立に尽力した東大の黒田忠広さん(熊本県立大理事長)は、ラピダスの競争力の重要な要素として「円安」を挙げました。輸出における価格競争で、極めて有利になるからです。
輸出が縮小し貿易赤字が定着、構造的な円安トレンドの日本において、半導体という単価が高い一方で小さくて輸出しやすい製品の製造拠点が立地することは、大きな目で見ると必然であったのかと思ったりもします。
今度は輸出拡大でやがて貿易赤字が縮小していき、構造的な円安トレンドが転換していくのでしょうか。熊本や各メーカーを取材していると、産業構造の変化の渦中にいるような感覚を覚えました。4月の頭にAI英語術の特集デザインを担当していましたが、
そこでチョコチョコと触っていた生成AIがまわりまわって日本を豊かにしてくれるのか。。
なんだか近くて遠い存在だった「半導体」が一気に身近に感じられるようになりました。
ここ数日ざわざわしている半導体ニュースの解像度も上がる図解記事です。ぜひどうぞ。