ホーム
2フォロー
6フォロワー
セブン-イレブン、「QRコード読取式レンジ」のテスト拡大 商品ラベルを読み取り→加熱時間を自動設定
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
いままでありそうでなかった「電子レンジが商品を判断して勝手に温める」機能をセブン-イレブンさんとシャープさんが展開。いつもは弁当に貼られたシールの上に小さな文字で印字された加熱時間を探してた私には朗報です!
仕組みは簡単で、電子レンジ扉の上部に設置されたカメラがQRコードを読み取り温め時間を自動的に設定してくれると言うもの。さすがに電子レンジ内部にカメラを設置することはできませんが、コロンブスの卵的ナイスアイデアだと思いました。これで電子レンジの前で右往左往したり、面倒だからと1分加熱にしてアツアツになったりする苦い思い出ともオサラバできそうです。
そしてこの機能、無人販売における加温問題もある程度解消されると思います。加熱処理時間もそうですが、追加機能で「QRコードがない商品は温めできない」機能が搭載されると変なもの(生卵とかアルミ製品のあるものとか)を温めようとして失敗したり電子レンジを故障させたりすることがなくなります。人がいないゆえにイタズラも懸念されるので、将来的にはそういう機能も実装されると嬉しいですね。
「盗んでやろうという気満々」肉の無人販売所で段ボール箱を持って大量窃盗!大胆かつ卑劣な犯行の一部始終
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
犯罪ダメ絶対!
と言うことではあるものの、一定数こういう人たちが存在することは紛れもない事実であり、それをどこまで「事業コスト」として見るのかはきっちりと計画すべき内容ではあります。小売業である以上、有人店舗であっても逃げられない窃盗(万引き)問題は、しっかりとしたリスク管理とその計画を創り上げることが非常に大事になります。
もちろん「これだけ窃盗されてもこれだけ利益が残る」と言う消極的選択もありますが、今回のような大胆な犯行の場合は高額商品だとなかなかそのリスクを正しく見積もることができません。そのため、ある程度高額になる商品はちゃんとした万引き防止機能を店舗に実装することが必要となります。
…とは言え高額なシステムは導入しにくい…と言うときは、店舗からの出入りの時に顔写真を撮っておく簡易的なソリューションがその視野に入ると思います。以下の動画でご紹介しておりますので、ちょっとでも気になる方は是非ご覧ください。
#44【無人コンビニ研究所】顔認証 出入り口制御システム「F-DOOR」紹介
https://youtu.be/8UwrHuuUtmghttps://youtu.be/8UwrHuuUtmg
ストアギーク、リテールメディアの活用事例セミナーを開催
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
インストア用サイネージでは珍しい縦型ディスプレイを採用したストアギークさんのリテールメディア活用セミナーが5/29(水)18:00~19:15で開催されるとのこと。
最近無人店舗の無機質さをサイネージで補えないかと考えている時に知った新しいサイネージ端末ですが、サイネージの弱点だった「目の前まで来ないと映像が見られない」点を縦長にすることで克服、通路側からでもぱっと見える視認性の高さは今までにないソリューションだと思います。
そんなストアギークさんがドラッグストアのウエルシアさん、メーカーのサンスターさんと一緒にセミナーを開催されるとのこと。参加費用は無料なのでご興味がある方は是非ご参加ください。
「みまもり自販機」が札幌に登場 道内初 キリンビバレッジ、防犯カメラで24時間記録
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
「設置するとカメラを破壊しに来る人がいるので設置できない」
…と言う話を某大手飲料メーカーの担当者から聞いてから10年ぐらいが経ち、やっと市民権を得られるようになった自販機の防犯カメラ設置。元々自販機は「明るくて目立つ」ため防犯機能としても街灯と並んで重宝されていたわけですが、ここに来てより高度な街の安全を守る機材として発展できたようです。
キリンビバレッジさんが札幌市東区で提供する防犯カメラ付き自販機は、録画データを24時間記録(おそらくカメラ内のSDカードに蓄積)、犯罪発生時には動画データを警察に提出するとのことです。最近凶悪犯罪が増えていることもあり、是非こういう自販機が街の安全を守る要になって欲しいですね。
無人決済のコンビニはアリか?Surfvoteの意見投票では54%が「一部コンビニだけに導入してほしい」と回答。地域や時間などに応じて柔軟に有人店舗、無人店舗を設置してほしいという回答が目立った。
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
無人決済のコンビニはアリか?と言う観点で投票を行った結果、と言う記事。結論から言うと「一部コンビニだけが無人決済店舗になってほしい」と答えた人が54%だったとのこと。
投票コメントを見ていてちょっと面白いなと思ったのが高齢者への配慮。年配者になるほど使いにくいのでは?と言う疑問もあるようですが、個人的な感覚だと都市部で既に大量導入が始まっているセルフレジはご高齢の方でも普通に使ってらっしゃいますし、なんでもそうですが慣れればできてしまうので気にしすぎる必要はない気がします。
過去限界集落みたいなところでプレハブ小屋建てて簡易コンビニをやっていた人を知っていますが、最初に教えてあげれば普通に使えるようになるので最初が肝心だけどその後はそれほど問題にならないと言ってました。それを踏まえても、まずは過疎部の無人化を進めるべきなのかもしれませんね(無人化できなければ人手がない商店は消滅するだけですし)。
なお特定サービス登録者でかつn=50なので偏り度はありますが、肌感覚的にはこれぐらいかなと言う感じがあります。
慶應義塾大学の学生寮に「セルフレジ決済型 冷凍スマートショーケース(仮称)」設置 冷凍弁当やサンドイッチ、ラーメン等を無人販売
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
慶応大学の国際学生寮に冷凍ショーケースを使った無人販売機が登場。
パナソニックさんの冷凍ショーケースを使ったキャッシュレス専用無人販売機を使ってデイブレイクさんやデリシャスノーツさんが提供する冷凍食品を24時間提供。同実証を通じて、食のサプライチェーンにおける生産者と消費者の双方に直接価値を提供できる、新しい食のインフラ整備に取り組んでいくとのことです。
実証実験なので9/30で終了予定ですが、国際学生寮と言う特殊環境下で日々の食事をパッと手に入れられるのはありがたいことですね。ただストック数が少ないように見られるので、どのくらいの頻度での補充が必要なのか、それこそ冷凍自販機であるど冷えもんと比較した時に何が利点なのかは是非明らかにしていただきたいと思います。
「Amazonロッカー」、全都道府県への導入が完了
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
amazonさんの宅配ロッカーが全都道府県に導入完了したとのこと。
都心部でも結構な確率で見つかるamazonロッカー、名前も結構面白い名前があったり広告が貼られてたり(スプラトゥーン2のを見たことがあります)と段々存在感を増していると思いましたがやはり順調に増えていたんですね。
自宅では受け取りたいが普段自分はいないし宅配ロッカーもない、そして他の人に自分が何を買ったのか知られたくない…というような需要は一定数あるようで、コンビニ受取ではなくコンビニに併設されたamazonロッカーで受け取るみたいな人はそこそこいるそうです(確かにamazonさんで生活用品を結構な頻度で買う人だと、いろいろ思う所はあると思います)。
宅配する運送業者としても嬉しいこのロッカー、ヤマト運輸さんのPUDOがある意味競合ではありますが、お互い切磋琢磨して増えてほしいものです。
Amazonがレジなし決済システム「Just Walk Out」の採用店舗を2024年中に倍増させる方針を発表
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
amazonがamazongoで有名な「Just Walk Outシステム」の採用店舗を2024年中に倍増させる方針であることが判明したとのこと。
…いやこの前amazongoから撤退って話聞いたばかりなのでは…と思ってしまいますが実は外販としてのJust Walk Outシステムの話だそうです。amazonはこのシステムをamazon店舗だけではなく既に2023年から外販しています。全世界でアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの140軒以上の店舗で利用されており、合計1800万点以上の品物がJust Walk Outを用いて販売されたとのことで、実は結構活用されているシステムだったりするんですね。
海外では日本と異なり物価の急激な上昇を受けて人件費も高騰しており、こうした仕組みを取り入れる素地が整っていると言えます。この領域は日本だとTouch To GOさんを代表としつつフルレジレスのZippinさんやCloudPickさんも参入しており市場としてはそろそろキャズム越えを迎えるぐらいになっていますが、今後誰がスタンダードになるのか楽しみですね。
東京駅に「NIVEA自販機」が4月23日より初登場 クリーム類・リップ・UV対策商品など定番品を中心に展開
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
花王さんが東京駅に「NIVER自販機」を4月23日から設置。
JR東日本クロスステーションさんと花王さんの共同企画で設置されるこの自販機、クリーム類やリップと言った定番品を中心に、近付く夏に向けてUV対策品もカバー。旅行や出張などにおいて「あっ!忘れた!」と言う時のサポートとして定番品を中心に品ぞろえしているとのこと。
設置場所はまたもや東北新幹線改札内(南コンコース)で、期間も4月23日~7月上旬(未定)と期間限定ではありますが、自販機ならではの「必要な商品群を手間なくパっと提供できる」特長を使った上手なビジネス展開だと思います。今後はこうしたテンポラリショップとして自販機が活用されるようになると思います。
NYのファストフード店のレジ係が「画面のなかのフィリピン人」に | レジ係を海外へアウトソーシング
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
ニューヨークのファストフード店「サンサン・チキン」さんのレジ係がなんとフィリピンからリモートで接客。
遠隔地に業務を流すことは日本でも過去からあったわけですが(有名なのはカード会社のコールセンター、大連に数多くありました)、リアル店舗のリアルレジに採用されたというのはびっくりです。もちろんどちらの国も英語圏だからこその荒業ですし、クレジットカード文化であることやファストフード店ならではのレジ構成(注文と受け取りが別)と言うことを上手く組み合わせた結果ではありますが、無人店舗の観点から見ても非常に面白い取り組みだと思います。
もちろん日本でもレジそのものではありませんがローソンさんが似たような取り組みをされていますね。米国とフィリピンほどの賃金格差はありませんが、それこそ沖縄の離島から東京のオフィスのレジの仕事をする…そんな時代が来るかもしれませんね。
キリン自販機にソフトバンク独自AIアルゴリズム活用 共同実証の結果「需要予測が実際の販売に対して非常に高精度だった」
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
キリンビバレッジさんの自販機事業にソフトバンクさんが提供する「Vendy」が業務改善に効果ありとの発表。
まだ首都圏内の2,000台でのみ有効性評価とのことなので成果が出やすいと言えばその通りなのですが、一定の評価があったことは福音だと思います。需要予測が正確になることで、これまでは欠品ベースの補充訪問だったのが減ったタイミングでちゃんと補充することができるようになったことで欠品を減らせるようになったことと同時に訪問回数も適正化できる(=オペレーションコストを適正化できる)ようになったのは良いことだと思います。
25年9月末までに直営機8万台に全量導入し、業務時間の1割減、売り上げの5%増を見込むとのことです。
ただ…本当にVendyの真価を問われるのは今後地方に展開された時だと思います。首都圏のように1か所に自販機が固まっているエリアはコントロールしやすいのですが、地方のように分散していると移動時間の兼ね合いで適正化が難しい場合もあります(この辺りは地方オペレータの悩みの種ですが)。こうしたことがAIによって改善され、オペレーション業務がより良い労働環境になると嬉しいですね。
セルフレジ「指静脈で2秒で認証」「クレカもスマホも不要」で決済&ポイント付与完了、便利すぎる!
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
日立さんと東武ストアさんが、指3本による静脈認証を使って酒・たばこ販売も店員確認なしでOKとなるセルフレジを発表しました。!
なぜか2度認証しなくてはならない(おそらく成人認証と決済認証)のはご愛敬として、銀行でいち早く採用されそのまま廃れた静脈認証がセルフレジで復活なるか?と言う感じでしょうか。
ただこの静脈認証、やはり「高コスト」なのがネック。カメラの普及とAIの発展で顔認証側は劇的にコストが落ちましたが、静脈認証は簡易型(写真1枚で破れるもの)を除けばまだまだ高コストで、かつ機材自体の適用範囲も狭いためコストが下がる可能性も低いのが難点です。また顔認証がスマホ経由で完結することも可能(強度による)なのに対して必ず専用機材で登録する必要があるのも消費者にとって高い負担となります。
レジ大手の東芝テックさんはデモとして顔認証を採用、関係各所(主に警察だと思われます)との調整をしている段階の中で、それに先立っての実用化と言う点では評価できると思いますが、ただでさえコロナ禍の後遺症であまりものに触りたくない消費者がどこまでこの仕組みを許容するかには、今後のユーザ体験がどこまで良くなるかにかかっていると思いますし、期待したいところですね。
NTT Comの「SIMのアプレット領域分割技術」が自販機に搭載へ、キャッシュレス対応の自販機拡大に一役
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
NTTコミュニケーションズさんがSIM上でアプレットを稼働させられる新型のSIMを開発。これまで触れなかったアプレット領域を独自技術を使って分離・解放。利用者がそこにアプレットを格納することで端末上でアプリを稼働させるよりも安全に動作させることが可能となったとのことです。
その技術を採用したのが自販機向けキャッシュレス端末の大手アイティアクセスさん。自社キャッシュレス端末の「VMPU-01L-E」に搭載し製造コストの削減を目指すとのことです。
…言いたいことは分かったのですが正直キャッシュレス端末に入れる理由が今一つ分からないんですよね…SIM上で暗号処理するので非暗号経路でも安全にデータを送受信できるってことなのでしょうけど、今でもVPN(相当)で実現できているわけですし、汎用端末でもないので外部からの攻撃にもそれなりの強さを持っているわけですから、専用のSIMを入れて追加料金を払い、かつ保守ルートが通常端末と異なることにどれだけのメリットがあるのか不透明なのは気になります。
もしかしたら現時点でのメリットは実はなくて、今後いろいろ開発が進むことで威力を発揮するようになるのかもしれませんが、となると結構遅咲きの技術になるかもしれませんね。
自販機業界のDXを実現するサービス「Vendy」。AIが需要予測など自販機オペレーションを最適化 - ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
ここ数十年、変わらぬ姿で連綿と続く自販機オペレーション事業。そんな業界にもここ数年の間にDXの波が訪れ、自販機オンライン検量を始めとした技術革新が大手を中心に始まっています。そんな流れの中、ある意味悲願であった訪問計画の最適化にソフトバンクさんがAIで切り込んだ「Vendy」がサービス提供されました。
販売データや契約条件、巡回コスト算出などからAIが予測分析した結果をもとに巡回計画や棚割など、今までベテランがKKD(経験・勘・度胸)でやっていた領域を自動化。若手オペレータでも一定の成果が上げられるような仕組みを提供しているとのことです。
もちろんこうした自動化への取り組みは大手飲料メーカーさんは行っており、特にコカ・コーラさんは10年以上前から取り組んできた課題であるためそう簡単に解決するわけではないと思いますが、ここ最近のAIの進化とコンピュータリソースのクラウド化による柔軟性向上により加速度的に進化する可能性があることは付け加えるべきことだと思います。
ちなみに最初の提供先はキリンビバレッジさん。約10万台の自販機を抱える大手オペレータさんですが、成果がどう生まれてくるかが要注目です!
なお余談ですが、訪問計画システムについて触れた動画も提供しています。3年前の動画であり少し古いものではありますが、本質的なものは変わらないのでもしご興味があればどうぞ!
■#25【無人コンビニ研究所】ゆっくり動画で学ぶ無人販売ビジネス~訪問計画システムとは
https://www.youtube.com/watch?v=7qAyVSbik6k
チャットGPTで高齢者の買い物支援 実証実験で7割が「サービス化希望」 6月に開始へ 香川・坂出市
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
ネットスーパーで買い物をする時にChatGPTは役に立てるか?!
香川県坂出市玉越地区で行なわれた高齢者の買い物支援事業の実証実験に、商品選択などにChatGPTを採用したことが好評を博したという記事。要するに買い物難民向けのネットスーパー事業にChatGPTの導入を行って利便性を向上させることを目的に実験したとのことです。
対象となった玉越地区は世帯数は800人ほど、高齢化率が60%を越えるという高齢過疎地区であり、近くのスーパーまでは10kmも離れている買い物難民地区であるため本実証実験を実施。期間は3か月間、利用者は11世帯、購入回数は平均4.36回、平均購入金額は3,869円とのこと。ちなみに商品は地元の食料品店が準備、配達はタクシー会社が行うという良くあるスタイルとのこと。
ただこれChatGPTを使ったことに目が行きがちですが、正直事業採算性から考えるとなかなか…総売り上げは約19万円、食料品の粗利率から考えると全然ペイしない状態です。おそらくタブレットを使える家庭だけが試しに使ってみた、と言う感じになっているような気がするので、各家庭に任せるのではなく玉腰出張所まで足を運んでもらって操作をアシストしてもらうとか、移動販売と絡めつつ配送を一本化するとか、もっと現実的な解が必要かもしれません。
アマゾン、レジなし技術「ジャスト・ウォークアウト」を店舗から撤去
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
Just Go Out(JWO)、ウォークスルー型とかフリクションレス型と呼ばれる「レジがなく、入退場するだけで精算できる仕組み」の最初期の技術だったamazogoですが、ここにきてその使命を終えるようです。
レジはやっぱり有人だ!…ということではなく、単純にコストが低くほぼ同等の効果を得られるスマートカートシステム「Dash Cart」が安定稼働し始めたのでそちらに乗り換えるのだと思います。中核技術は継承しつつ、より安価で扱いやすい(エラーカバーしやすい)形に進化したと考えれば、捕捉率が低く補正が利かないJWOよりは経済合理性があると思います。
もちろんamazonが目指すもの自体は全く変わらずフロント技術が変わっただけなのでむしろ今後実店舗の出店が加速する可能性もあります。また日本でもトライアルさんを始めとして各所で導入が始まっており今後は同様の進化をすることが予想されますので、先が楽しみですね。
広がるAIによる「新規ビジネス」。これからのAIエンジニアが果たすべき役割
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
この記事の中でもさりげなく書かれていますが、AI(生成AIを含む)を扱うために必要なスキルセットは今後プロンプトエンジニアから業務&AIコンサルに移っていくと思います。
使うのが人間である以上、数値で割り切れないもの(感情とか時代の流れとか)の理解と定期的なアップデートが必要となりますし、何より数値で見えない「業務」を理解した上で設計できないと、AIがブラックボックスであるがゆえにとんでもない回答を返してきたりします。これは個人的な経験上そうでもあるのですが、同じようなことで悩んでいる人は結構いるのではないでしょうか?
と考えた場合、プロンプトエンジニアリングブームがひと段落した現在においては、いかにAIと人間の間を仲立ちできるかをより多く求められるようになると思います。人間の思考の枠組みや行動(業務)を理解した上でAIにデータを渡し、さらに返ってきた回答が正しくなるようチューニングできる…そうした技能を持つ人は限られてくる(業務の経験がありかつAIに興味を持って取り組める人はそう多くない)ので、引く手あまたになりそうです。
povo2.0、「Coke ONドリンクチケット」付きのデータトッピング - 29歳以下ならもう1枚
Honjo Tadashi無人コンビニ研究所 所長
コカ・コーラさんとKDDIさんがコラボ、なんと「povo2.0」において自販機用アプリ「CokeOn」ドリンクチケットが付いたキャンペーンを実施中。
2024年4月5日~2024年5月6日までの1か月間の期間限定ではありますが、データ容量0.3GB(24時間有効)とドリンクチケット1枚をセットで170円(税込)、データ容量1GB(30日間有効)とドリンクチケット5枚のセットが980円となっています。1GBプランは7日間の有効期限で390円ですから、単純計算で4倍すると1,560円い相当します。この時点でも安いのに更にドリンク5枚(ペットボトル160円換算で800円分)つくのはかなりお買い得と言えるのではないでしょうか?
最近業界の垣根を越えて協業する流れが強くなってきましたね。単独だとどうしてもその業界のしきたりが邪魔をしますが、いろいろと連携することによって新しい境地を開けるというのは非常に面白いと思います。こうした動きがさらに加速して自販機の世界ももっと面白くなることを期待しています。
NORMAL
投稿したコメント