NTT Comの「SIMのアプレット領域分割技術」が自販機に搭載へ、キャッシュレス対応の自販機拡大に一役
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NTTコミュニケーションズさんがSIM上でアプレットを稼働させられる新型のSIMを開発。これまで触れなかったアプレット領域を独自技術を使って分離・解放。利用者がそこにアプレットを格納することで端末上でアプリを稼働させるよりも安全に動作させることが可能となったとのことです。
その技術を採用したのが自販機向けキャッシュレス端末の大手アイティアクセスさん。自社キャッシュレス端末の「VMPU-01L-E」に搭載し製造コストの削減を目指すとのことです。
…言いたいことは分かったのですが正直キャッシュレス端末に入れる理由が今一つ分からないんですよね…SIM上で暗号処理するので非暗号経路でも安全にデータを送受信できるってことなのでしょうけど、今でもVPN(相当)で実現できているわけですし、汎用端末でもないので外部からの攻撃にもそれなりの強さを持っているわけですから、専用のSIMを入れて追加料金を払い、かつ保守ルートが通常端末と異なることにどれだけのメリットがあるのか不透明なのは気になります。
もしかしたら現時点でのメリットは実はなくて、今後いろいろ開発が進むことで威力を発揮するようになるのかもしれませんが、となると結構遅咲きの技術になるかもしれませんね。