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Suicaあるのになぜ? 交通機関で「Visaタッチ決済」が増えているワケ、Visaに聞く狙い
入戸野 真弓株式会社まちのわ 代表取締役社長
国内ではtypeFのFeliCaの方がtypeA/Bのタッチ決済より処理速度が速かったため、交通系ICカードにはFeliCaが採用されたと聞いています。
タッチ決済が搭載されたカードも順次増えているので、利用できる場所が増えれば一定数は使われるようになると思います。ただ国内の非接触決済は交通系、楽天Edy、iD、OayPayなどのQRコード決済とかなり飽和状態なので、タッチ決済は主にインバウンド向けになりそう。
それにしても2016年1月に国内で初めてタッチ決済(当時はVISA paywave)搭載のデビットカードを住信SBIネット銀行が発行してから約7年。当時は国内で利用できる店舗も函館朝市や一部のスポーツ用品店などに限られていたことを考えると、ついにここまで来たなぁ!という感慨深い思いです。
天神駅にもタッチ決済が導入されたので使ってみたいけれど、自宅の最寄り駅は導入されてないので、テスト的に使うことはあっても普段使いはできないなぁ。まだまだ普及には費用と時間がかかりそう。
Visaのタッチ決済 公共交通機関への導入を強化
入戸野 真弓株式会社まちのわ 代表取締役社長
ようやく!といった感じですが、VISAが交通系でタッチ決済の導入強化の記事。私は福岡在住ですが、1ヵ月ほど前から地下鉄空港線でVISAタッチ決済の青い改札機を目にするようになりました。
ただ、一般の利用者は「タッチ決済」と言っても何のことか分からない人がほとんどだと思います。まずはそこから認知度を上げることが必要。
電車・バスは若年層から高齢者まで交通系ICカードに慣れているので、VISAタッチ決済のメリットを訴求してあげないと利用は進みづらいかと思います。
2016年にまだVISAがVisa paywaveと呼んでいた頃、日本で初めてVisa paywave(現・タッチ決済)機能を搭載したデビットカードを住信SBIネッ
ト銀行で発行しましたが、当時は決済できる場所が国内に両手ほどしかありませんでした。あれから6年が経ち、日本国内はSuicaなどFeliCaの交通系、楽天EdyやiDなどの非接触決済、PayPayやLINE PayなどのQRコード決済と多様な決済手段が定着しています。2025年の大阪万博に向けてVISA、mastercard、JCBの各社がタッチ決済の普及をどう推し進めていくのか、要注目です。
地銀が沈む時代に「信用金庫」が伸びている理由、明暗を分ける差とは?
入戸野 真弓株式会社まちのわ 代表取締役社長
信金は営業エリアも取扱商品も限定されているが故に、地銀がなかなかしきれない選択と集中が結果的にできている。地域の事業者であればどんなに小さな先であっても足を運び、集金をし、顔の見える関係を築いている。
では地銀が信金に取って代わられてしまうかというとそうではなく、企業が大手・中小・零細とあるのと同じく、金融機関もメガ・地銀・信金信組のどれが欠けても回らなくなる。
信金信組と二人三脚で地域での経営を安定させ、海外との取引に踏み出そうと思うときは地銀の力を借り、企業が大きくなったら大手地銀やメガバンクの助も必要になる。それぞれの成長過程や事業規模によって、適切な金融機関の層というのがあるのではないだろうか。
地銀も信金もそれぞれ厳しい環境にあるが、地域によって強みも課題も少しずつ異なるので、横を気にするより、自らの存在意義を改めて考え、大切にすべきこと、軸とすべきことに注力することで開けてくることがある。というのが努力している信金から学べることかと思う。
【5月予告】WEB3、国際政治など注目のニュースを解説
入戸野 真弓株式会社まちのわ 代表取締役社長
はじめまして、この度プロピッカーに就任させていただきました株式会社まちのわの入戸野真弓です。
地域の事業者に人とお金を循環させ、地域経済を支える。
この思いを実現するために、日々全国を奔走しています。地域の強みや課題はそれぞれ異なります。一つ一つの地域と向き合い、デジタルでできることを考え、自治体・商工団体・地域金融機関等と一緒に地域活性化の取組みを進めております。
NewsPicksを通じて地域経済、フィンテック、地域通貨、地方創生といった分野で少しでも知見や経験をお伝えし、皆さまが地域に目を向けてもらえる一歩となれれば幸いです。よろしくお願いいたします。
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