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DXの推進剤となる? 「SaaSを評価するSaaS」が大手企業から依頼殺到なワケ
佐藤 丈広株式会社RightTouch Business Development
SaaS提供者としては、この様なサービスはぜひ広がって欲しいところです。 多くのSaaSプロダクトの採用場面では、採用側担当者の社内処理で時間が掛かるのは起案そのものよりもクラウドチェックのやりとりだったりします。SaaSプロダクト、特にスタートアップが提供するサービスは比較対象がなかったり、採用事例がマーケットでまだ多くないものもあるので、リスク評価する側も果たして正しく評価できているのか判断が難しい事があります。ただでさえ事業リスク回避のために多くの時間を割いている担当部門においては、新規導入のリスク評価は後回しになったり時間を取ってしまうので、SaaSプロダクトの採用自体が後ろにずれて、プロダクトの成果も後ろ倒しになり得る。(これが本当は事業リスクになる事も、、、) その時に第三者評価として安全性が担保されていることを示せたら、売り手から買い手への説得よりも、買い手が社内で起案しやすいメリットの方が強いと感じます。企業がデジタル化を進める上では、単一で独自開発するITシステムを構築するのではなく、SaaSプロダクトを含めた部分最適をビジネスの全体最適に適応させるプロセスが重要なので、その律速段階になりがちなクラウドチェックが効率化されることは企業にとっての競争優位を作りますね。
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パナソニックHD、玉置CIOが話す「PX」の成果--「なんちゃってDX」で終わらせない
CNET Japan
佐藤 丈広株式会社RightTouch Business Development
このような姿勢は応援したいです。玉置氏が指摘するなんちゃってDXは本当によくあることだと思うので、これを意識してそうならないように企業の目指す姿に照らし合わせてあるべき形を宣言することは素晴らしいことです。 一方で、記事の率直な感想としてはDXの実現から少し後退、もしくは別の路線の強調を選ぶ宣言かと感じました。これは別にネガティブな意味ではなく、DXがバズワードとして形骸化してしまうよりも、自社が目指すべき姿に変容していくこと(Panasonic Transformation, PX)の中にデジタルというキーワードが出て来れば自然とそれが取り込まれるのだろうということです。 その一方で、ハイライトされた7つの原則の最後は、やや他人事のように見えるセンテンスと感じてしまいました。つまり、デジタルを全社的に「当たり前」にするのではなく、あくまでも現場の作業効率だったりプレイヤーのアイデア創出「だけ」がターゲットなのかと誤解を生んでしまいそうです。経営意思決定にデジタルが基盤となって関与できてこそのDXと考えると、このスタンスはやはりDXに関しては後退気味なのかしら?と捉えられてしまうので、そうではない実践に期待します。 (7つの原則の2番目が近いことを書いていますが、あくまでも「責任を持つ」と書かれているので積極的に自分達が利用して意思決定していくようには捉えられないと個人的には感じた次第です)
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